円居挽のレビュー一覧

  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    面白い。
    シリーズ1作目なので人物紹介的ではあるが、リーガルサスペンス、倒叙ミステリ、誘拐、と味わえるしロジカルに仕上がっているので非常に楽しかった。
    主人公が探偵養成高校のため、学園青春物かと思ったが全然違うので安心した。
    黒幕らしき謎の人物もいるらしいので次を楽しみにする。
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    探偵学校に入学した主人公 剣峰成が、謎の少女 太刀杜からんと出会い、様々な出来事に巻き込まれていく。
    第1章は、ルヴォワールシリーズを思わせる学園私刑裁判もの。上級生との論理対決を制し、主人公の力があらわとなる。後になってわかるが、この章は前フリくらいの位置づけである。
    第2章は、主人公の過去へとさ...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    よかった。
    この人は丸太町ルヴォールしか読んでなかったけど、その時感じたロジックの展覧会すぎて何か機械的すぎてひやっとしたものしか感じられなかったので、それ以降読んでいなかったですが、この作品はひやっとがなかった。
    ミステリーとしても、物語としてもワクワクする感覚がありいい。
    結構、作品出ているから...続きを読む
  • 丸太町ルヴォワール
    ひたすら理屈をこねくり回すダイアローグが延々と続く第1章の途中で、正直ちょっと疲れを覚えたが、第2章以降、舞台が転換し物語が展開し始めると、俄然引き込まれていった。
    登場人物や世界観の設定、そしてプロットの運びに至るまで、とにかく荒唐無稽でマンガ的な味付けがなされているのだが、そのナンセンスぶりに呆...続きを読む
  • 丸太町ルヴォワール
    なんだか読んでて恥ずかしい!
    色々とやりすぎ感がある。装飾部分だけを見れば中学生の好みそうな…西尾維新さん、奈須きのこさん辺りも恥ずかしくて読めないけど、完全に同じ匂いだ
    辛うじてミステリー調なのが救い

    終盤のどんでん返しの連続には素直に感心したし面白かった
    裁判の設定や開催中の論駁にもワクワクし...続きを読む
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    事件を未然に防ぐ金田一先生が化物ですごい(小並感)。相変わらず二転三転する裁判も堪能しました。そして明かされる〈シャーロック・ノート〉の意味。
  • 河原町ルヴォワール
    ルヴォワールシリーズ4作目にして完結編。3作目は変則的でしたが、今作は丁々発止のやり取りと読者に向けた仕掛けが戻って来たな、という感じでした。途中ちょっと違和感を感じたら、それは大体仕掛けにハマっているのだけど、ついつい読み進めてしまってやられた!となる。この感覚は楽しいです。

    序盤はぎょっとし、...続きを読む
  • 今出川ルヴォワール
    双龍会ではなく権々会という、大がかりな賭博大会が主要な舞台。前2作とは趣きがずいぶん違いました。自分が麻雀にしてもカードにしても、戦略が必要なゲームが苦手なこともあって、展開があまりすっと入ってこなかったかも。でも、盛り上がりは充分だったし、徐々に動きだした主要人物たちの心の行方も、気になる第3話で...続きを読む
  • 丸太町ルヴォワール
    平安時代から続く仮想裁判という非現実的な設定に、癖のある、タイプの違う美形のキャラがゴロゴロ。まあ、読んでいて楽しかったです。最後の方の、畳み掛けるように次々と真相が明らかになる場面は、最早、推理しながら読むという感じではなく、一エキストラとしてその場面を眺めているような感覚でした。ミステリー、、、...続きを読む
  • 河原町ルヴォワール
    こんなSL大技は中々楽しいが..ネタとしては古っぽい。逆転裁判部分は爽快だった。二人最後のイチャイチャも痛いほど甘い!
  • 丸太町ルヴォワール
    いかにも「京大生」によるミステリーという印象。

    一言で言うと、「賢しら」で「自信過剰」で
    頭が良さなら誰にも負けないと思っている
    こましゃくれたガキっぽさが漂う本。

    ミステリーというのはフェアネスという土台があって
    はじめて成り立つものだけど
    この本で展開されているのは、
    いかに上手い屁理屈を捏...続きを読む
  • 丸太町ルヴォワール
    構成上仕方ないのは分かるけど、誰が喋ってるのかを一瞬考えないといけなくて、そのあたりのほんのわずかな負荷が、すいすい読む楽しみを阻害してる。
    ただ、面白いのは面白かった。
    あと、解説が解説として機能していると珍しくはっきりと感じた。
    151120
  • 丸太町ルヴォワール
    ミステリ?なのか。ただの嘘つき合戦のような推理。
    互いの矛盾をつくような展開が面白い。果たしてその真意は。
  • 烏丸ルヴォワール
    法律の枠外に双龍会という私的裁判が千年も続いているという設定は、京都以外に成立するべくもない。
    万城目氏や森見氏とラップする世界観は、各龍師の複雑な出自も相まって、シリーズの発展に期待を持たせます。
  • 烏丸ルヴォワール
    立体的。むしろ四次元的?油断するとパンチが飛んでくるんだもの。議論の応酬という感じは前作の方がよりあった。
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    政府による公式な探偵省庁、その下部組織となる探偵養成学校という設定が面白い。話は、3章から構成されていて、各章毎に別の顔を見せるので、いくつものタイプを楽しめる。この本は物語のつかみの部分と言う感じなので、題材の割にさらっとしている。これから明かされていくであろう謎が謎のまま散りばめられているところ...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    【収録作品】プロローグ/第一章 学園裁判と名探偵/第二章 暗号と名探偵/第三章 密室と名探偵/エピローグ
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    探偵を養成する高校、そこに集まるクセのある生徒たち、交わされる舌戦。これは面白いシリーズになりそうです。
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    この人の作品は初めて読んだけど、文章のテンポがよく、一気に読めた。シャーロックってのが今のところあまり関連を見出せないんだけど、謎はまだ残っているのでシリーズ化するなら続きを読みたいと思った一冊。主人公の性格とかが好みなのは間違いない。
  • 週刊少年マガジン 2015年17号 [2015年3月25日発売]
    場所がかさばらない。複数の端末から見れる。バックナンバーが残る、というメリットが大きいです。
    一歩が見れないのは残念ですが、それ以上にメリットを感じています。ただ、何故かピンクで描かれている漫画があり(流出対策でしょうか?)それが正直見づらいです。
    紙媒体にあるコンテンツが足りない分、若干値引い...続きを読む