円居挽のレビュー一覧
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ネタバレキングレオという通称を持つ日本探偵公社所属の名探偵,天親獅子丸の活躍を描く短編集の第2段
ルヴォワールシリーズのパラレルワールドのような世界観であり,ルヴォワールシリーズとシンクロする登場人物が出てくる。城坂論語はモリアーティの位置で,犯罪コンサルタント。天親獅子丸のライバルという別格の存在位置
公社の理事には龍樹山風の名前がある。ルヴォワールシリーズでは既に死んでいたので名前しか出ていないが,キングレオシリーズではいい味を出している。そのほか,鳥辺野有,天親雹平,税所密香,天親寅彦といった名前が登場。いずれもルヴォワールシリーズとシンクロさせる人物として描かれている。
個々の短編のデ -
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ネタバレ○ 総合評価 ★★★★☆
〇 サプライズ ★★★☆☆
〇 熱中度 ★★★☆☆
〇 インパクト ★★★☆☆
〇 キャラクター★★★★★
〇 読後感 ★★★★☆
京都市四条烏丸の一等地に本社オフィスを構える日本探偵公社。公社に所属する探偵は公的に警察と連携し,犯罪捜査に関わる。その公社に所属する探偵の中でも傑出した才能を誇る天親獅子丸の活躍を描く短編集
キングレオという異名の天親獅子丸の助手である天親大河が,公社の広報活動の一環として,キングレオが扱った事件を脚色して物語の原作を作る「スクリプトライター」として活動しているという設定となっている。
「探偵の会社」という設定は,作者で -
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○ 総合評価 ★★★★☆
〇 サプライズ ★★★★☆
〇 熱中度 ★★★☆☆
〇 インパクト ★★☆☆☆
〇 キャラクター★★★★★
〇 読後感 ★★★★☆
京都を舞台とした円居挽のルヴォワールシリーズの第4弾にして最終作。物語の舞台は,双龍会に戻る。物語の冒頭で、龍樹落花が鴨川デルタで濁流に飲み込まれる。この事件で、落花の兄,龍樹大和を御贖(被告人)とした双龍会が開かれる。
先にネタバレをしてしまうと,この双龍会そのものが黄昏郷に引導を渡すために龍樹落花が仕込んだ罠だった。落花は双鴉の計を用いる。すなわち,「臥虎の間」と「蔵竜の間」に、それぞれ双龍会を用意し,黄昏郷である城坂慈 -
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ネタバレ京都を舞台にした本を読み漁っているから、京大生がメインキャラとして登場することがやたら多い。
生まれ変わったら猛勉強して、京大生になりたいな~なんて考えてしまう。
吉田キャンパスの場所も良い。
実在するお店や施設が出てくるので、グーグル地図を見ながら一緒に移動するのも楽しい。
今回は、謎を携えて三号館へ、という一巻のパターンを踏まず、蒼馬が神出鬼没。
謎解きはひたすら遠近倫人の恋愛問題、青河幸への想いに絡む。
甘酸っぱい。
そして、倫人の成長が嬉しい。
『たまにはセドリー・オンザ・ロックスを』
背取りと掛けてるのかな?
古本市でバイトすることになる倫人たち。
さる小説のおかげで、文化系カッ -
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ネタバレ〇 総合評価 ★★★★☆
〇 サプライズ ★★★☆☆
〇 熱中度 ★★★☆☆
〇 インパクト ★★★☆☆
〇 キャラクター★★★★★
〇 読後感 ★★★★☆
〇 希少価値 ★☆☆☆☆
「双龍会」という私的な裁判を舞台とした法廷モノ。更に城坂論語のルージュへの思いを描いたボーイミーツガールものという側面がある。大きな特徴は叙述トリック。以下のような叙述トリックがある。
○ 第1章で、「城坂論語」が女性ではないかとルージュが疑う。城坂論語は男性だが、後の方で女性を男性と誤信させる叙述トリックを使っているが、それを見抜きにくくするためのダミーの叙述トリックといえる。
○ 瓶賀流は男性 -
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百人と一人しか入学できない進学校なのに
クラスメイトは平凡ばかり…と思っていたら?
探偵のための学校、なので当然なのでしょうが
日常が分からない…。
いや、すでに仕合が分からない?
見てる分には面白いでしょうが、参加するとなると
かなりの下調べと度胸がいるかと。
とはいえ、初めてだから、が言い訳として
通じなさそうな仕合でした。
通じて知人になったのか友人になったのか、の女の子。
弁の立つ1話で主人公だった彼の過去をほじくります。
1話で話していた事がなんだったのか、が分かりますが
彼もすごい事をやり遂げたな、と。
そしてそれを踏まえて、の3話目。
色々と覚悟のいる選択で、どうにか事件は解