円居挽のレビュー一覧

  • 烏丸ルヴォワール
    どうしてもこういうものの性として、1作目の特別な輝きと比べるとくすんでしまうものの、それでも負けず劣らず様々な企みが施された作品。徐々に龍樹以外の存在も明らかになり、ますます先が楽しみになる一作。
  • 週刊少年マガジン 2021年24号[2021年5月12日発売]
  • 週刊少年マガジン 2020年38号[2020年8月19日発売]

    今週も良い

    今週もあっという間に読むことができました。広告のページがもう少し少なくてもいいのかなって感じました。やはりはじめの一歩が掲載されていないのは残念です。
  • 週刊少年マガジン 2020年6号[2020年1月8日発売]
  • 誰が死んでも同じこと
    面白かったし読みやすかった。
    出てくるキャラクターにはうんざりするのが多かったけど、話の進み方とか最後のオチとか読んでていいなあと思った。この作者の他の本も読みたい
  • 丸太町ルヴォワール
    短編集かと思ってたけど全くそうじゃなかった。三章の双龍会から一気読みしてしまったけども。 城坂論語と朽紅のルージュの会話は心地よい。論語も一本取られて双龍会に至るわけだが。 双龍会後半では、次々と虚実が入り混じり、怒涛の展開。ルージュの正体辺りはもう一度読み直したい気もするけれど…。謎とは語る者...続きを読む
  • キングレオの冒険
    2018年80冊目。所謂ホームズ&ワトソンもの。作者の他シリーズの世界も絡んできて、贅沢な内容。探偵に振り回されつつも、要所で二人の信頼関係が窺えるのが読んでいて楽しい。事件そのものは本家のオマージュで、好きなものを好きなように書いていて、それがいい意味で伝わってくる。
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    2018年55冊目。まさかの金田一先生登場。あの防御率の低さにはちゃんと理由があったのね、とパロディながら納得。金田一先生のテクニックと凄みを存分に感じられる第二章が特に良い。続編を楽しみに待ちます。
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    2018年52冊目。推理と論理を駆使した騙し合い、先の読み合い。こういうのはやっぱり好きなので読み入ってしまう。ルヴォワールシリーズが好きな人はきっとハマれると思います。
  • 語り屋カタリの推理講戯
    今までと違った感じの推理小説でした
    それにカタリのレクチャーには自分も引き込まれました
    こんなにも謎について深く考えることなんてなかったです。あと、カタリが死んでいなかったのは予想外でした。
    ノゾムとの対決はどうなったのでしょうか?
  • 日曜は憧れの国
    たまたま、カルチャースクールのお料理教室で出会った学校も違うjc4人によるご近所系ミステリ

    カルチャーセンターのお試し的バイキングクーポンが5枚なので、本作も短編5編
    どんなバイキングがたのしめるか。。。。
    (正確には4人一緒に利用は4枚です)
  • 河原町ルヴォワール
    2018年7冊目。落花の死という衝撃から始まるシリーズ最終作。今作の主人公と言える撫子が双龍会で見せる執念と成長は見事。仕掛けもバッチリ決まって、最後も綺麗に締まる素晴らしい終わり方でした。
  • 今出川ルヴォワール
    双龍会も権々会も圧倒的面白さ。大仕掛けもバッチリ決まって痛快。達也の過去にも今にも一つのケリがついた、と思いきや新たな展開も出てきて次巻への期待も高まる。
  • 丸太町ルヴォワール
    双龍会での侃々諤々の議論が面白い。論理の応酬は好きなので、読んでいて楽しかった。最後まで意表を突かれまくって、驚き疲れました。
  • 河原町ルヴォワール
    すごくよかったなー。丸太町の伏線が4巻目で生きたり、もう顔馴染みのように感じられる主人公たちが仲間割れしているのかと思ったら最後に大団結するし。何より、落花のどんでん返しが素晴らしい。
    虚を実にするという特性があるから、どんでん返しが起きることを否定して否定して、否定尽くした先のどんでんがえし、素晴...続きを読む
  • 今出川ルヴォワール
    時折、読んでいて、ふと今読み進めている部分の時間と空間がわからなくなる、足元がおぼつかなくなる雰囲気を味わう時がある、このシリーズのそんなところがとても好きです。
    そしてまた、もどかしく切ない複数のラブストーリーでありながら(僕にはとても稀なことですが)、なんか惹かれてしまうというのも、これまたこの...続きを読む
  • 河原町ルヴォワール
    結果、シリーズを纏め上げる最終巻としてふさわしい傑作に仕上がっていると思う。
    構造としての様式美を優先するあまりか、中盤までは各登場人物の台詞回しが、過去3作において確立されたキャラクターの枠をなんだか少しはみ出しているような印象もあったのだが、すべてが閉じた後で改めて感じるのは、そのような些末な違...続きを読む
  • 河原町ルヴォワール
    このシリーズが終わってしまうのが寂しい。もっとみんなの喋りを聞いてたい。
    でも終わるならやっぱりこういうラストが良いよね。
  • 今出川ルヴォワール
    シリーズものというと、1作目→2作目→3作目…と回を重ねるごとに勢いが衰えていく方が多数かとは思うが、この作品群に関してはどんどんパワーが増しているというか、端的に言って面白くなっているような気がする。
    あるいは、今シリーズが持つ独特かつ独善的な訴求性に、読み手の私が完全に慣れてきたということか?
    ...続きを読む
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    この先の期待をこめての☆×5
    ルヴォワールシリーズに比べて、主人公の年齢層が低いせいか、ちょっと物足りない感じもするけど、どっちもちょっとだけやきもきするような青春感がちょっとだけ入っているのが個人的には好き。