円居挽のレビュー一覧

  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)

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    事件を未然に防ぐ金田一先生が化物ですごい(小並感)。相変わらず二転三転する裁判も堪能しました。そして明かされる〈シャーロック・ノート〉の意味。

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    2016年02月28日
  • 河原町ルヴォワール

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    ルヴォワールシリーズ4作目にして完結編。3作目は変則的でしたが、今作は丁々発止のやり取りと読者に向けた仕掛けが戻って来たな、という感じでした。途中ちょっと違和感を感じたら、それは大体仕掛けにハマっているのだけど、ついつい読み進めてしまってやられた!となる。この感覚は楽しいです。

    序盤はぎょっとし、中盤色々な切ない要素にぐっときつつ、(それはちょっといくらなんでも、、、)という部分もありましたが、ラスト数ページが良かったのでよしとします。

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    2016年02月17日
  • 今出川ルヴォワール

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    双龍会ではなく権々会という、大がかりな賭博大会が主要な舞台。前2作とは趣きがずいぶん違いました。自分が麻雀にしてもカードにしても、戦略が必要なゲームが苦手なこともあって、展開があまりすっと入ってこなかったかも。でも、盛り上がりは充分だったし、徐々に動きだした主要人物たちの心の行方も、気になる第3話でした。そして最後は驚き。次作が手元にあって良かった。。。

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    2016年02月17日
  • 丸太町ルヴォワール

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    平安時代から続く仮想裁判という非現実的な設定に、癖のある、タイプの違う美形のキャラがゴロゴロ。まあ、読んでいて楽しかったです。最後の方の、畳み掛けるように次々と真相が明らかになる場面は、最早、推理しながら読むという感じではなく、一エキストラとしてその場面を眺めているような感覚でした。ミステリー、、、なのかなあ。文章もなんとなく癖があり、ちょっと、情景が目に浮かぶようで浮かばないというか、すっと入ってこなくて、ん?と読むのを止めて、想像してみないと進めないというか、少々読みづらい文章でありました。キャラ達のこの先が気になるお話ではあります。

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    2016年01月31日
  • 河原町ルヴォワール

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    こんなSL大技は中々楽しいが..ネタとしては古っぽい。逆転裁判部分は爽快だった。二人最後のイチャイチャも痛いほど甘い!

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    2016年01月13日
  • 烏丸ルヴォワール

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    法律の枠外に双龍会という私的裁判が千年も続いているという設定は、京都以外に成立するべくもない。
    万城目氏や森見氏とラップする世界観は、各龍師の複雑な出自も相まって、シリーズの発展に期待を持たせます。

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    2015年06月28日
  • 烏丸ルヴォワール

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    立体的。むしろ四次元的?油断するとパンチが飛んでくるんだもの。議論の応酬という感じは前作の方がよりあった。

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    2015年06月21日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    政府による公式な探偵省庁、その下部組織となる探偵養成学校という設定が面白い。話は、3章から構成されていて、各章毎に別の顔を見せるので、いくつものタイプを楽しめる。この本は物語のつかみの部分と言う感じなので、題材の割にさらっとしている。これから明かされていくであろう謎が謎のまま散りばめられているところから、シリーズものになるんだろうと思う。とても面白かったけど、個人的には、もう少し深い感じが欲しかったかな。

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    2015年05月28日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    【収録作品】プロローグ/第一章 学園裁判と名探偵/第二章 暗号と名探偵/第三章 密室と名探偵/エピローグ

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    2015年05月23日
  • 今出川ルヴォワール

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    心根までミステリー脳に染まり切っていない、あえて「一般人」と呼ぶが、その種の読者(私も含め)にとって本書は我孫子武丸による「あとがき」までが今出川ルヴォワールである。
    前作の書評で私は「極めて現実的なミステリーを望んでいたが中身はファンタジーであった」と書いたのだが、それこそ円居挽の術中に嵌まってしまっていたと認めざるを得ないのが本作である。

    本作も、「一般人」が思い描くミステリーではなく、円居挽が思い描くミステリーであり、それは前作でファンタジーとして描かれ、本作は賭博小説、バトル漫画というべき要素がプラスされて描かれている。最初から筆者と読者の間でミステリーに対する相違が存在しているのだ

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    2014年11月15日
  • 今出川ルヴォワール

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    「さて、繊維が発見されるという前提でお話ししますが…」
    「発見されなかったら無駄骨になるが」
    「されますよ。そうでなければ面白くありませんから」
    「面白いから繊維が出てくる? ナンセンスだ」
    「面白くなければ双龍会じゃありませんよ」

    「実際、今日の夕食にはやや塩分が足りないですけどね。撫子さん、貴女にはあと二回塩を振る勇気が必要です」

    「それにはバイカル湖より深い訳があるんですよ」
    「ほう、どんなだ?」
    「撫子さんに振られました。用事があるんですって」
    「高瀬川より浅いな」

    「達也、撫子ちゃんを怒らせたら駄目だよ?」
    「ただ、お互いに譲れないものがかち合っただけだ」

    「ベターハーフとい

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    2014年08月14日
  • 烏丸ルヴォワール

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    ルヴォワールシリーズ二作目。
    前作からのお馴染み面子、論語、達也、撫子ちゃん対なんと今回は流だと…?

    いつ仕掛けられてくるかわからないどんでん返し。油断ならねえ。

    達也の過去が早く知りたい。
    というか達也、そうなの?やっぱりそうなの?

    双龍会から、黄昏卿、越天学園まで拡がりを魅せるシリーズだけども、いつの間にかそれよりも彼らの行方を見守りたいくらいには愛着を持ってしまってることに自分でも驚き。

    あと解説はルヴォワールを解説してるはずが完全に米澤穂信に終始しちゃってますよ綸太郎さん!

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    2014年03月10日
  • 烏丸ルヴォワール

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    天才や超人ではない烏有と流が口にすることは、2人と同じように上ばかり見てため息をついている私には共感できるものが多々あった。
    これから自分がどんな人間になるのか、また明日考えようと思う。

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    2014年02月13日
  • 烏丸ルヴォワール

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    ネタバレ

    当たり前のことを大仰な言い回しで盛り上げるのは前作と同じだが、こちらが慣れたか作者が上手くなったのか、随分と楽しめた。人物像が固まってきて、叙述トリック…トリックというほどではなく、派手な叙述演出を落ち着いてキャラで読み分けられるようになったからだろうか。そうか、達也は流にそういう気持ちか、という青春風味で次作の文庫化が待たれる。前作は丸太町、次作は今出川となむ。

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    2013年12月04日
  • 烏丸ルヴォワール

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    「ねえ、うゆうさんはどんな子供だったの?」
    「明日起きたら大人になってたらいいって毎日思ってた」
    「いつまで?」
    「もう忘れたよ…けど今は毎日こう思ってる。大人になるのはまた明日ってな」

    「あなた、本当に霊長目ヒト科ヒト属?」
    「ホモ・サピエンスだよ!」
    「だったら想像なさい。それが人間だけに許された特権よ」

    『世の中は不公平だ。最高はなかなか更新されないのに、最悪は何度だって塗り替えられる。』

    「あたしの仕事はお前の願いを叶えることだ。ガキの嘘ぐらい本当にできなくて何が龍師だよ」

    「やっとアンタの計算が狂ったな」
    「生憎、四捨五入の範囲内だ」
    「ところがどっこい、一桁の計算違いだよ」

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    2013年10月30日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    ネタバレ

    タイトルと表紙から得られるイメージと内容がかなり違った。若干表紙詐欺感が否めない。主人公の名前に無理がある。主人公はその弱さ故の強みを持っている。ヒロインの呼び方が途中で変わるのは違和感。舞台が京都である必然性はいまいち感じなかった。

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    2026年03月09日
  • 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道

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    京都なぞとき四季報第二弾。
    BAR三号館のマスター蒼馬さん、ミステリ研の瓶賀さんの話し方が似ており、二人とも男勝りなのが気になる。各話で出されるカクテルはどれも飲んでみたくなりますが、謎ときは⋯⋯まぁ、そんなもんかって感じです。
    遠近倫人と青河幸の恋の行方は!?あまり共感出来ない主人公を応援出来ないかも。私は灰原さん派!

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    2026年02月27日
  • 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ

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    京大吉田寮内に神出鬼没のBAR3号館、お代の代わりに謎を話してカクテルを飲む。安楽椅子探偵モノの短編5作のミステリーです。

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    2026年02月15日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ゲーム本編では読み取れなかった「ジャスミンが福来あざみをどう見ていたか」が読めたのは良かったです。
    短編5本と読み切りやすいので、お子様にも薦めやすい作品。

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    2026年02月09日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    ジャケ買い+作者買いで読んでみた。

    タイトルから、今流行りのモキュメンタリー作品のようなものを想像していたが、実際には作者の作風がしっかり感じ取れる物語だった。
    謎解き要素も用意はされているものの、主眼は事件そのものよりも、「イメージとしての京都」に存在する怪異や不思議さを描いた点にある一作。

    連作形式のため、他の地域であれば成立しなかっただろうが、京都であればぎりぎり想像できてしまう。その絶妙なラインの世界観がこの作品の肝だと思う。
    歴史と共に現実と伝承、噂話の境界線を曖昧にしたまま、数多くの物語を積み重ねてきた土地だからこそ、こうした設定が成立するのだろう。

    キャラクターや物語の運び

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    2026年01月23日