円居挽のレビュー一覧

  • 丸太町ルヴォワール
    後半の情勢が目まぐるしく入れ替わるのがすごく面白かったがその分読むのに疲れる。
    京都が舞台ってことで手に取ってみたけどやっぱり知ってる地名がでるのはいいなぁ。京都舞台の小説は数多いが愛知県舞台なのはやっぱり少ない
  • 週刊少年マガジン 2015年8号 [2015年1月21日発売]

    丑三が可愛すぎて

    本当にありがとうございました。
    ラストのアレ本当に可愛すぎて朝から震えました丑三ぅうぅっ

    ダイヤ情報もきちんと載ってて嬉しいです!番外編楽しみにしてます!
  • 今出川ルヴォワール
    心根までミステリー脳に染まり切っていない、あえて「一般人」と呼ぶが、その種の読者(私も含め)にとって本書は我孫子武丸による「あとがき」までが今出川ルヴォワールである。
    前作の書評で私は「極めて現実的なミステリーを望んでいたが中身はファンタジーであった」と書いたのだが、それこそ円居挽の術中に嵌まってし...続きを読む
  • 今出川ルヴォワール
    「さて、繊維が発見されるという前提でお話ししますが…」
    「発見されなかったら無駄骨になるが」
    「されますよ。そうでなければ面白くありませんから」
    「面白いから繊維が出てくる? ナンセンスだ」
    「面白くなければ双龍会じゃありませんよ」

    「実際、今日の夕食にはやや塩分が足りないですけどね。撫子さん、貴...続きを読む
  • 烏丸ルヴォワール
    ルヴォワールシリーズ二作目。
    前作からのお馴染み面子、論語、達也、撫子ちゃん対なんと今回は流だと…?

    いつ仕掛けられてくるかわからないどんでん返し。油断ならねえ。

    達也の過去が早く知りたい。
    というか達也、そうなの?やっぱりそうなの?

    双龍会から、黄昏卿、越天学園まで拡がりを魅せるシリーズだけ...続きを読む
  • 烏丸ルヴォワール
    天才や超人ではない烏有と流が口にすることは、2人と同じように上ばかり見てため息をついている私には共感できるものが多々あった。
    これから自分がどんな人間になるのか、また明日考えようと思う。
  • 烏丸ルヴォワール
    当たり前のことを大仰な言い回しで盛り上げるのは前作と同じだが、こちらが慣れたか作者が上手くなったのか、随分と楽しめた。人物像が固まってきて、叙述トリック…トリックというほどではなく、派手な叙述演出を落ち着いてキャラで読み分けられるようになったからだろうか。そうか、達也は流にそういう気持ちか、という青...続きを読む
  • 烏丸ルヴォワール
    「ねえ、うゆうさんはどんな子供だったの?」
    「明日起きたら大人になってたらいいって毎日思ってた」
    「いつまで?」
    「もう忘れたよ…けど今は毎日こう思ってる。大人になるのはまた明日ってな」

    「あなた、本当に霊長目ヒト科ヒト属?」
    「ホモ・サピエンスだよ!」
    「だったら想像なさい。それが人間だけに許さ...続きを読む
  • 彼女。
    好きだったやつだけ感想

    『恋澤姉妹/青崎有吾』
    唯一現代百合じゃない。何となくスチームパンクっぽいというかデカダンぽい印象。武器が靴べらって???

    『九百十七円は高すぎる/乾くるみ』
    ひたすら算数。先輩に対する思慕と友人に対する恋情が女子高百合っぽい。「先輩に飼われたい」って言ってる女子高生、な...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    探偵を養成する高校。事情があって進学した主人公は学生生活に馴染めずにいたが、毎年新入生と在校生が対抗して行われる学園裁判に参加することになる。
    面白かった。けど、みんな事情あり過ぎでは…。犯罪被害者か探偵の身内じゃないとこの学校来れないのかな?ぐらいに事情盛り盛りなのが少し気になった。
  • 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ
    なかなかおもしろかったです☆
    でも後半の2つのお話は、確率…とかちょっとわたしには難しい。人体消失なんかのお話はワクワクしたし、突然現れる学内の幻のバー「三号館」も魅力的!と思ったのに。
    京都の四季を鮮やかに描写していてそこも良かったです☆
    結局、三号館はなんだったのか…幻か、で終わると思ったら現実...続きを読む
  • 今出川ルヴォワール
    だいぶキャラがこなれてきたので、ここまでの3作の中では好きな方かな。だた、読むのには時間がかかったし、置いて行かれたところも多々あった。解説の我孫子さんの表向きの感想に近いかな。
  • 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道
    登場する女性たちが強く賢く美し過ぎ、一方で主人公の東横は理屈っほくて優柔不断なくせに自尊心が高いのは敢えて対比させるための作為でしょうが、もう少し男性にしっかりして欲しい。
    とはいうものの、コージーミステリーとしてそれなりに面白く、学生時代を過ごした場所が舞台なので親近感を感じます。
  • 丸太町ルヴォワール
    キャラも立ってて面白かったけど、ちょっと会話がくどい。
    どんでん返しやりすぎて最後はどうでもよくなってくる。
  • 烏丸ルヴォワール
    2作目になってキャラクターや作風が馴染んできたけれど、やっぱり少しくどい。こういうミステリの遊びを許容できる方はどうぞ。
  • 丸太町ルヴォワール
    あのあたりに住んでたこともあって、京都が舞台で、京大系となると手を出してしまう。京都のミステリらしいといえばらしいけど、この歳ではちょっと辛かった。とは言え、シリーズの残りも買ってしまってるので、読んでいく予定。もう少しこねくり回さない展開の話だといいな…
  • 烏丸ルヴォワール
    時系列のトリックに騙され過ぎて、途中まで何が起きたのかさっぱり理解できなかった。笑。ただ終章で明かされた答えの微笑ましさというか、天上の才能を描く一方で人と人の繋がりもきちんと魅せてくれる辺りがバランス良く、最後まで楽しんで読み終えることができた。もっと容赦のないミステリの方が好きだけど、これはこれ...続きを読む
  • キングレオの回想
    結果的に正典になぞらえることができる事件もあれば、わざと寄せて探偵にやる気を出させてたりしてる。ライヘンバッハまでこういう風に使うとは面白いなー。
  • 日曜は憧れの国
    個人的には好き。一話が長くなくてヘビーな話もないので、気軽に読みたい時に。本格とか腰据えてとかそーゆーの期待するとダメなんだろうけど。本の読み方も色々だからね。私にとってはお風呂で読む本。
  • 【東京創元社無料読本】〈憧れの国〉へのガイドブック
    カルチャーセンターで出会った少女4人が、講座で起こる事件挑むミステリ『日曜は憧れの国』を刊行。収録の「レフトオーバーズ」を立読み増量版として、また、著者のインタビューもお届け。