円居挽のレビュー一覧

  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    百人と一人しか入学できない進学校なのに
    クラスメイトは平凡ばかり…と思っていたら?

    探偵のための学校、なので当然なのでしょうが
    日常が分からない…。
    いや、すでに仕合が分からない?
    見てる分には面白いでしょうが、参加するとなると
    かなりの下調べと度胸がいるかと。
    とはいえ、初めてだから、が言い訳として
    通じなさそうな仕合でした。

    通じて知人になったのか友人になったのか、の女の子。
    弁の立つ1話で主人公だった彼の過去をほじくります。
    1話で話していた事がなんだったのか、が分かりますが
    彼もすごい事をやり遂げたな、と。
    そしてそれを踏まえて、の3話目。
    色々と覚悟のいる選択で、どうにか事件は解

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    2018年06月10日
  • キングレオの冒険

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    残念ならが教養の無い私はホームズシリーズなど読んだことはなく、ホームズパロディを楽しむことはできなかった。     
    チート設定の名探偵とその助手が織り成すミステリー。    
    相変わらずミステリーの質は高い、と思う。     
    これ続刊ありそうだけど、シャーロック・ノートの方も気が向いたらよろしくお願いします……。

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    2018年05月28日
  • キングレオの冒険

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    各話がホームズに関わるタイトルをもじった題名なのが印象的。(ホームズもいくつか読んだけど結構前だから内容はあまり覚えてない…) キングレオと呼ばれる探偵、天親獅子丸とその従兄弟の大河。2人の信頼関係が凄まじいし、羨ましい。 どの話もわかりやすく、トリックも面白い。最後の『悩虚堂の偏屈家』、宿敵(?)である白坂論語を助ける、そして結果として師匠の罪を暴くという話が特に良かった。

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    2022年01月16日
  • キングレオの冒険

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    京都を舞台にしてホームズをモチーフにした連作短編集ですが、意外にホームズ感はない。敵役も出てきているので、次の巻以降はもっと面白いかも。

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    2018年05月03日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    さすが京都大学推理小説研究会に所属し在学中にデビューしただけある。 ミステリ好きな著者によるミステリ講戯。   5W1Hを具体例を挙げて懇切丁寧にだが全てを教えることなく思考を促し楽しませる。     
    これであなたも名探偵!

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    2018年04月14日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    推理ゲームのベテランプレイヤーであるカタリが新人プレイヤーのノゾミに行う推理講義。5W1Hの謎を解決すればクリアにも関わらず、出題が偏っているという設定も面白かった。

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    2018年04月08日
  • 丸太町ルヴォワール

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    ネタバレ

    とにかく一番感じたのは、厨二病という言葉そのままの小説。
    キャラクターや場面設定といい、私設裁判といい、言葉づかいから何から何まで、現実を自分の理想に都合よく上塗りしたい厨二連中のたわごとワールド。しかも結末に至っては…。

    それでいて、謎解き部分は脆弱極まりなく、ミステリー音痴の俺でさえ「は?これアリなん?」みたいな伏線回収が散見されて、バカミスとしてなら合格だろうけど、これを本格ミステリーとするのはどうかと思う。

    と、ここまで貶しておいて悪いんだが、なんだか妙に引きこまれてしまったのは事実。呑み過ぎて深夜に帰宅した部屋で、水呑みがてらふと付けたテレビに映った深夜アニメについつい見入ってし

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    2018年03月31日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    ちょっと実験的な作品なのかな。主人公達が参加しているゲームについて、もう少し説明があってもよかったかも。仕掛けが大規模過ぎて、いささか現実味がないですね。

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    2018年03月18日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    2018年26冊目。5W1H講義はとても興味深く読めました。特に⌈ウェアダニット・マリオネット⌋は難しいWhereに堂々挑んで、見事な出来映えの作品でした。

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    2018年03月04日
  • 丸太町ルヴォワール

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    「ぼくの初恋にまつわる話をしましょうか」。冒頭の一文とタイトルに惹かれて、この著者初読み。

    初恋を語るのは、容姿端麗、ものすごい知力を兼ね備え、さらには金まで持っている美少年御曹司、その名も「論語」。祖父殺害の濡れ衣を着せられた彼が法廷へ。といっても、世間的には祖父は自然死したものとされていて、真相を追及する場となるのは、京都で開かれる私的裁判「双龍会(そうりゅうえ)」。

    実在の地名だらけだから、私も含めて京都贔屓の人にとってはたぶんとても楽しい。登場人物の容貌や話し方はアニメにしたらさぞかし映えそうで、オタクな雰囲気。「論語」という名前を「ごんべんくさい」と評したり、相当なダジャレという

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    2018年02月13日
  • その絆は対角線

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    それぞれの環境が異なる家庭でそだった若者がカルチャセンターで出会った話の2作目。登場人物の悩みや嫉妬、憧れなどが描かれている。日常系ミステリとしてはミステリ色は薄いが、キャラが立っているので誰かに似ている部分があり、愉しく読める。
    彼女らの成長した姿をみてみたくなる。

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    2018年02月03日
  • その絆は対角線

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    よくまとまっていると思う。「どう生きるか?」というテーマに主人公達4人それぞれの思いが見えて面白い。エリカに関しての1冊通してのストーリーも良くできてる。これはいいシリーズになってきましたね。

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    2018年01月24日
  • 誰が死んでも同じこと

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    ネタバレ

    【収録作品】貫けぬ刃/解けぬ絆/砕けぬ壁/果てぬ夢
     被害者も犯人も関係者も、そして探偵役も壊れていて、ミステリのためのミステリという感じでよい。

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    2018年01月10日
  • 今出川ルヴォワール

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    これまでの疑似法廷におけるディベート合戦から更にもう一歩踏み込んで独自のカードゲームを編み出すところは、まさに円居氏のイマジネーションを全開にしたような作品。
    現代が舞台なのに現実感がなく、繰り出す手段の1つ1つは実現可能なのにファンタジー感がある、何とも不思議な物語でした。

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    2017年12月23日
  • 烏丸ルヴォワール

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    達也の過去とか気になる書き方してくるし、仕掛けもしっかりあって意表を突かれました。前作に比べると、双龍会自体の盛り上がりにやや欠けていたかな。

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    2017年12月19日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    新入生歓迎行事として行われる”学園裁判ゲーム”。生徒会長を相手に,得体のしれない今年度の特究生を指名し,立証,そして論破する。辻褄さえ合えば何事も許される円卓上で繰り広げられる論理の攻防戦。先の見えない戦いはこの言葉から始まる。「汝は稀人なりや?」

    日本に二つしかない探偵養成学校に入学した剣峰 成。そこで同級生・太刀杜からんと出会う。探偵士という職業が高い地位を持つというラノベ的な世界観の中にもしっかりとした本格ミステリの軸がある。

    ユニークな名前にもちゃんと理由があって納得できた。

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    2017年10月24日
  • 今出川ルヴォワール

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    中弛み感は否めない。のでカイジみたいな趣向を取り入れたのだろう。それなりに機能していた、もうそうりゅうえだけだと飽きちゃうから。
    論語カップルの不穏な感じが冒頭からよかった、若者のうまくいかない恋愛の、終わりの始まりの感じをすごく丁寧に描いている。一方通行、すれ違い。ラストの別れもよかったなー。
    再読。重いエレキギターの音が似合う別れだった。一方で達也と流の関係にようやく進展があるのもよかった。これは丸太町からなんとなくほのめかされていた伏線だけどね。そうりゅうえでは勝てない流が場外乱闘で力を発揮して、自分に自信を持ったから大切な存在に手を伸ばそうと思えたのだろう。俺も頑張ろう。
    天親の2人が

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    2017年07月07日
  • 丸太町ルヴォワール

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    再読。ラノベ臭さがあまり気にならなくなっていた。なぜだろ?わざとらしく悪趣味とも評価できる過剰さが、古都の艶やかな一面に溶け込んでしまったのか。
    私的裁判が始まるまでが意外に長いことに気づいたが、そこまでを退屈させずに読ませるのがさすが。そして、私的裁判はどんでん返しに次ぐどんでん返し。ラストで一発、どんでん返しのためのどんでん返しをして満足、みたいな凡百のどんでん返し小説とは明らかに異なる。というのも、どんでん返しに物語としての必然性があるし、どこまでひっくり返されることになるのか最期の一ページまで予測ができないから。

    ラノベ臭さがしんどい。論語とルージュのやりとりは中学生の夢想の中の小粋

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    2018年04月06日
  • 丸太町ルヴォワール

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    壮大な屁理屈合戦!緊迫した会場での出来事のはずなのに、くすっとしちゃった。これをミステリーとするならば、こんなミステリー初めて。

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    2017年06月09日
  • 丸太町ルヴォワール

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    西尾維新的な言葉遊びとか、叙述トリックなどが楽しい。私的裁判という法廷ものなのですが、論理と化かし合いはちょっとしたバトルものの雰囲気です
    後半のどんでん返しの連続についていくのは大変ですが、最後はハッピーエンドの「ボーイ・ミーツ・ガール」なので読後感は悪くないですね
    ミステリとしては好みが分かれるかなあ

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    2017年05月24日