円居挽のレビュー一覧

  • 今出川ルヴォワール

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    「オ・ルヴォワール」というフランスの別れの挨拶は、〝別離〟と〝再会〟という反対の意味を一語のうちに孕んでいる。いっぽう、ふたつの通りが交差する点によってあらわされる京都の地名もまた、そこに〝別離〟と〝再会〟とを孕んでいる。「ルヴォワール」シリーズ第3弾の舞台は、大怨寺という怪しげな寺院のある「河原町今出川」。当然、そこは積年の〝別離〟と〝出会い〟の交差点となる。

    メインが、私的裁判「双龍会」におけるディベート以上に「権々会」における「鳳」と呼ばれるカードゲームに変わるとはいえ、その息を呑むような壮絶な騙し合いの連続は相変らずだ。そして最後、登場人物らの人間ドラマにも大きな変転が……

    文庫化

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    2015年01月11日
  • 烏丸ルヴォワール

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    天才肌の登場人物たちの中で、唯一〝人間臭い〟キャラクター流(みつる)。このシリーズは論語、達也、撫子らそれぞれがみな主役の青春群像劇でもあるのだが、個人的にはこれから先「流」がどのように成長してゆくのかが楽しみでならない。おそらく読み手の多くも、(とりわけ双龍会の場面では)「流」のいかにも〝人間臭い〟視点からドラマを眺めているのではないだろうか。その意味で、重要な狂言回しの役割を担っているのがこの「流」なのである。

    シリーズ第二弾であるこの『烏丸ルヴォワール』では、「流」がその人間臭さゆえ敵方の陰謀に翻弄されることになる。伝説の龍師「ささめきの山月」、「流」同様コンプレックスを抱えたまま姿を

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    2015年01月08日
  • 烏丸ルヴォワール

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    ネタバレ

    ささめきの山月や有栖、烏有さんや繰子といった新キャラが多く出てくる中、相変わらず論語のキャラの立ちっぷりはすごい。トリックスターのよう!

    次のページをめくるとひっくり返されている状況は相変わらずで、前の『丸太町ルヴォワール』ともども楽しめました。

    とにかくタイトル通りの結末に辿りつきますが、その初めての出会いやらなんやらが悔しいくらい上手く隠されていて何度でも読み返したくなります。

    そして流さんの格好よさときたら!!
    落花さんや他のみんなも素敵なんですが、やっぱり有栖が憧れるのも無理はないですね。

    続きも講談社ボックスで買って読んでしまいそうです。
    文庫で800円、なかなかの金額ですが

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    2013年10月19日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    ホラーとかオカルトとかぜんぜん読まないんだけど、京都市民なので読もうかと思って予約したら大当たり!しっかりオチが考えられていて、1話1話すごくおもしろかった!

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    2026年07月21日
  • 彼女。

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    FPSで知り合ってタッグを組んだママユとノエの話(『百合である価値もない』)が1番好みだった。
    百合って、何故か「美女×美女 が当たり前」みたいな風潮があると思う。それでも一般人だったら、別に美女×ブサイクやブサイク×ブサイクでも全く問題ない。ところが有名になってしまうと、叩かれることになる。美しいものを見たいという人の気持ちって、他人の悪口を言ってまでの強いものなのだろうか。
    「私の整形についてどう思う?」とママユから聞かれたノエの返答が最高過ぎる。人の恋愛に顔面偏差値まで持ち出してとやかく言ってくる世間を本当はぶっ潰したいが、結局は世間に迎合してしまっているわけでしょ?でも、そこまでして一

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    2026年06月23日
  • キングレオの回想

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    なかなか好き
    ホームズパロディなようで、いろいろミステリの面白さと探偵の孤独を描き良かった
    3231冊
    今年130冊目

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    2026年05月22日
  • 貴女。

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    青崎有吾さんの話が読みたくて手に取る。
    生首を作る首師という特殊な職業の話。城主でもある姫への恋愛と首師への矜持が天秤に乗る話で面白い。

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    2026年05月14日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    モキュメンタリーかと思いきや全く違う切り口からなる小説だった。
    主人公の孤独と弱さが深村堂を通じて出会った人と繋がることで、人間的にも成長していく京都を舞台とした青春物語だった。
    単なるホラーではなく、怪異的な案件をこなしていくうちに科学的に証明出来るというか理屈で説明できる展開になっていく。ただ、分からないという恐怖や人為的な恐怖、実体のない恐怖も様々で、地続きで物語は繋がっているけど、一つ一つのテーマも読み応えがあった。
    主人公に限らず、キャラクター性が個性的でちゃんと目立っていたし、最後の話では京都の地名を使ったお話で読みやすかった。
    思ったより世界観に没入してしまった、続編を出して欲し

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    2026年03月30日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    いい意味で裏切られた。『近畿地方のある場所について』のようなモキュメンタリー系ホラー小説かと思って手に取ったら、全く違ってた。
    でも、内容としてはこちらの方が断然好き。
    続きが読みたい。続編出たら絶対即買う。

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    2026年03月24日
  • 貴女。

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    結構好みが分かれるお話も結構あったが、個人的には青崎有吾さんの『首師』と織守きょうやさんの『いいよ。』がぶっちぎりで好き

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    2026年03月22日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ネタバレ

    面白かった。
    ゲームにはなかったけど、他にも何件かあざみとジャスミンで依頼こなしてたと思うと少し救われ……るか?
    ジャスミンの心の傷が大きくなるだけでは…?
    思い出が多い方が吹っ切れ難そう。

    山田ガスマスクときのこの話は最後「そういう事だったの?」と肩透かしな気分を味わった後に「いや、でも途中の鈴の音は何だったの…?」と疑問に思った。
    結局怖い話だったのか?

    グレイトリセット後のジャスミンの話は色々辛い。
    富入さんが上司で良かった…!
    部下の感情にも配慮してくれる凄出来上司で…!
    この事件でジャスミン吹っ切れて良かったけど、最後意味深な終わり方は期待しても良いんだろうか…?

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    2026年03月08日
  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて

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    モキュメンタリーかと思ったらぜんぜん違った。軽いミステリーとあり、ホラーもあり京都青春小説でもあり、盛りだくさんで久しぶりの円居さん作品楽しめた。
    主人公の祟が、どんどん頼れる人になっていき変わっていく様もよかった。
    京都のネガティブなイメージをうまく練り込んであって話の構成もおもしろい。
    うわー、本当にありそうって思わせる。
    京都botの話は本当に都市伝説っぽくて怖かった。
    京都の町ならではで、良かった。

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    2026年02月20日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ゲームをした後に読みました。
    ジャスミン〜!思ったよりあざみーのこと大事に思ってる!!心の内が少し知れて良かった!
    ジャスミンとあざみーをずっと見守りたい。
    山ガスときのこの話と謎に魅力的なガイドさんの話も面白くて良かった!
    2も出るみたいなので楽しみ!

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    2026年02月13日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ネタバレ

    都市伝説解体センターのスピンオフ。
    読み終わって、よりジャスミンを好きになった。
    ジャスミン→あざみへの慈愛の感情がそこかしこに散りばめられてて、ほんともう!!って気になる。
    真犯人はジャスミンのあざみへの信頼も逆手に取ったんだろうけど、少しでも癒されることがあったならいいなぁ。

    まさかのガイドが主人公の話は笑った。
    憎めないやつだなガイド。

    山田ガスマスクときのこが仲良くなる(?)話も良かった。ガスマスク好き。

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    2026年01月29日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ゲームが本当に最高だったので、スピンオフノベライズすごく楽しかったです!!世界観がまた思い出されたし、登場人物の関係性も懐かしく思いながら読めました。
    やっぱりジャスミン大好き!
    あと、地味に山田ときのこの話が面白かったです、

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    2025年12月27日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ネタバレ

    何人かのゲーム動画配信を視聴。
    富入ファンのためジャスミンとのスピンオフ作品が入っていたのは歓喜。
    富入さんの優雅な日常生活とか小説にならないだろうか。

    ガスマスクときのこのストーリーもあったが、ゲームでの事件があっただけに、爽やか純粋な(?)2人の出会いとか書かれてもなぁと複雑な気分。

    ジャスミンの学生時代の作品とかも読んでみたい。

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    2025年12月12日
  • 丸太町ルヴォワール

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    逆転裁判に影響を受けた双龍会という疑似裁判が舞台。
    しかし証拠を元に議論を戦わせるということはほとんどなく、インチキと変装(叙述トリック)による空中戦がメイン。
    怒涛のどんでん返しが盛り上がる。

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    2025年12月07日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    ゲームをクリアした人向けの作品。
    何故なら、ゲーム本編の終盤のネタバレがあるので。

    面白かったけど、本編と比べると少し見劣りしてしまう。

    本編だけじゃ物足りなかった人向けの作品。

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    2025年11月30日
  • 都市伝説解体センター 断篇集

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    原作ゲーム終了後の喪失感が強かったが、あの終わり方だと続きは望み薄だと思っていたのでこういうかたちで関連作品が世に出てくれることはすごく喜ばしい。

    それぞれのストーリーももちろんおもしろかったんですが、話数構成というか話の順番が少し原作から離れた私を改めてこの世界観に沼らせるために構成されたもののようで、展開に戸惑うことなく読み進めることができた。

    原作ゲームをやった人は解体シーンを読むためだけにこの本買ってもいいと思います。
    センター長から電話がくるときとか自然と頭の中でBGMが流れますよ。

    非常に残念なのはこの本を読み終わったことによってさらに喪失感が大きくなったことだろうか。
    この

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    2025年11月22日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    百合である値打ちもない
    ゲーマーの2人
    美人と普通
    みんなにお似合いと言われたくて整形
    それでみんなにお似合いと見てもてくれて嬉しい。けど悔しい。ママユはずっと可愛かったのに。なんで分からないの?ってずっとイライラしてた
    だから整形してくれてありがとうなんて言ってごめん

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    2025年11月01日