感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2018年02月03日
それぞれの環境が異なる家庭でそだった若者がカルチャセンターで出会った話の2作目。登場人物の悩みや嫉妬、憧れなどが描かれている。日常系ミステリとしてはミステリ色は薄いが、キャラが立っているので誰かに似ている部分があり、愉しく読める。
彼女らの成長した姿をみてみたくなる。
Posted by ブクログ 2018年01月24日
よくまとまっていると思う。「どう生きるか?」というテーマに主人公達4人それぞれの思いが見えて面白い。エリカに関しての1冊通してのストーリーも良くできてる。これはいいシリーズになってきましたね。
Posted by ブクログ 2020年12月26日
特に気が合うわけでもなく、通う学校も違うのに何となく同じカルチャーセンターでの交流を続ける女子中学生4人組。という設定は今の時代にはかなり無理があると思う。彼女たちの話題や行動力、周りの大人の対応も然り。
だけど単なる青春コージーミステリーじゃなく、彼女たちをかなりシビアな状況に追い込み、かつ安易な...続きを読むハッピーエンドに終わらせないことによって最後までちゃんと読める作品に仕上がっています。
Posted by ブクログ 2018年10月14日
一巻より四人の個性が受け取れた。ねじくれた真紀が強烈だけれど、それを受けて大人しい千鶴まで遠慮せずに言い合ったりするのは進展なのかな。貧乏な桃の朗らかさに安心する。公子の揺らがなさもすき。圧倒的な才能を前にした小説講座と公子の話が印象的。外国語混じりに話す講師のエリカの多角的な印象と反転も興味深い。
Posted by ブクログ 2018年10月10日
奇妙にバランスの取れていない女子中学生4人組の続編。
よくキーマンの魅力を感じないからつまらないという作品があるが、しかしながら、このキーマンの魅力を感じないというところすら作品の魅力になるっていう構成はヤバイ。上手い。ぐうの音も出ない。
Posted by ブクログ 2018年03月07日
【収録作品】その絆は対角線/愛しき仲にも礼儀あり?/胎土の時期を過ぎても/巨人の標本/かくも長き別れ
良くも悪くも中2視点。彼女たちの成長譚なのだから当然だけれど、最終話は大人には痛い。