円居挽のレビュー一覧
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学園裁判に爆弾魔に主人公の生い立ちと盛りだくさんの作品。
このうちどれか一つでも十分に一冊の作品として成り立ちそうな内容だった。
それゆえに、やや消化不良な気持ちになってしまった。
きっと、次回作以降で解決される部分もたくさんあるのだと思うので、期待したい。Posted by ブクログ -
■学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。
剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論...続きを読むPosted by ブクログ -
■さあ、始めよう。“探偵殺し”を――。
鷹司高校で起きたカンニング事件。剣峰成と太刀杜からんは、疑惑をかけられた少女、時巻暦の調査を開始する。だが、事件を解決したと思ったのも束の間、カンニングの新たな証拠が見つかり、真偽は生徒会裁判“将覧仕合”へと委ねられることに。激突する論理と論理。反転し、姿を...続きを読むPosted by ブクログ -
【収録作品】プロローグ/第一章 試験と名探偵/第二章 古典と名探偵/第三章 学園裁判と探偵殺し/エピローグ
*次々とひっくり返る論理が気持ちいい。Posted by ブクログ -
これもなかなか面白かった。
シリーズ二作目ですが、最初は静かな事件からいろいろ絡み合いながら最後に私的裁判になりそこから後ろにあった悪意が浮かびあがる。
なかなかいい、ミステリーです。Posted by ブクログ -
僕の目指すところは――。
思ったより主人公が歪んでいなくて安心した。成長する面があるのがいい。さすが新潮文庫nexだな、と思うこともあった。ノリがラノベ。登場人物もラノベ。悪くないけど。ただ、本当に導入編でキャラクター紹介に終わった感じも。
最初プロローグがどう本編とつながるかわからなくて戸惑っ...続きを読むPosted by ブクログ -
連作短編のようなそうでもないような。探偵学校に入学した男の子が主人公。回収されないネタがたくさんなので、続くのかな。
2015/11/12Posted by ブクログ -
第一章はyomyomで読んでたのだけどかなりカットがあった。その部分でシャーロック・ノートという言葉についてやら成とからんの探索行やらがあったのだけども出版の都合でカットとのこと。第二章は第一章でほのめかされた寮決めで一悶着あるかと思っていたけども過去編でしかも倒叙もの。そして第三章ふぁ犯罪者との臨...続きを読むPosted by ブクログ
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短編のためか、ルヴォワールと比べて展開が唐突な印象を抱いた。一作目を読み飛ばしてしまったかと思うほどに。
それでも、裁判の件は鮮やかで、面白かった。続篇に期待。Posted by ブクログ