円居挽のレビュー一覧

  • 日曜は憧れの国
    素敵な表紙に惹かれて購入。女子中学生のカルチャーセンター日常ミステリ。4人の女の子が交代で主役を務める。はじめのターンの女の子の、日常が退屈だという心に興味をもって読み始めたが、謎はすっきりせず、つまらないことに足をつっこむ割には表面的な付き合いしかしてないように思う。どの子も少しずつ自分の嫌なとこ...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    学園裁判に爆弾魔に主人公の生い立ちと盛りだくさんの作品。
    このうちどれか一つでも十分に一冊の作品として成り立ちそうな内容だった。
    それゆえに、やや消化不良な気持ちになってしまった。
    きっと、次回作以降で解決される部分もたくさんあるのだと思うので、期待したい。
  • コクラセ
    青春、恋愛、ミステリ、そして喧嘩稼業とバキか。喧嘩稼業なプロローグ、アレを本歌取りした一話、男の子同士の奇妙な連帯感と謎の怪物の戦いを描くの二話、三勢力の思惑が蠢く三話。嫉妬激励隊が好きなので原作で活躍してるならそちらにも手を出したいなぁ
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    ■学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。

    剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論...続きを読む
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    ■さあ、始めよう。“探偵殺し”を――。

    鷹司高校で起きたカンニング事件。剣峰成と太刀杜からんは、疑惑をかけられた少女、時巻暦の調査を開始する。だが、事件を解決したと思ったのも束の間、カンニングの新たな証拠が見つかり、真偽は生徒会裁判“将覧仕合”へと委ねられることに。激突する論理と論理。反転し、姿を...続きを読む
  • 日曜は憧れの国
    女子中学生たちが主人公のミステリ短編集。
    バラバラに個性的で、それゆえバラエティある悩みを持つ4人の少女は、周辺に起こる事件を解きほぐしながら成長する、という王道青春もの。
    全体的に可もなく不可もない感触だったが、舞台をカルチャースクールに、それも各講座一度ずつの体験コースという設定にするというのは...続きを読む
  • 烏丸ルヴォワール
    シリーズ2作目。今作は前作よりキャラクター物として読んでしまったが、まあ話しがどう動くのが肝だから〜。そして流さんいいよね〜。続きが気になる。
  • 日曜は憧れの国
    ミステリというよりも、中高生向けの青春小説に近い。
    ミステリを切り口にそれぞれが抱える悩みを解決する、とまでは行かなくとも、徐々に変化して行く様子が良いですね。
    読みやすいし、キャクターもたってるいるので、良いんじゃないでしょうか。
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    【収録作品】プロローグ/第一章 試験と名探偵/第二章 古典と名探偵/第三章 学園裁判と探偵殺し/エピローグ 
    *次々とひっくり返る論理が気持ちいい。
  • 丸太町ルヴォワール
    ラノベっぽいなと思ったら、講談社BOXから出てたのね。どんでん返しが多くて驚いたwシリーズ出てるみたいなので読んでみようかな。
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)
    これもなかなか面白かった。
    シリーズ二作目ですが、最初は静かな事件からいろいろ絡み合いながら最後に私的裁判になりそこから後ろにあった悪意が浮かびあがる。
    なかなかいい、ミステリーです。
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    僕の目指すところは――。

    思ったより主人公が歪んでいなくて安心した。成長する面があるのがいい。さすが新潮文庫nexだな、と思うこともあった。ノリがラノベ。登場人物もラノベ。悪くないけど。ただ、本当に導入編でキャラクター紹介に終わった感じも。

    最初プロローグがどう本編とつながるかわからなくて戸惑っ...続きを読む
  • 烏丸ルヴォワール
    前作の方が、ドンデン返し&叙述の種明かし連続のパンチが効いていたような気がします。双龍会の場面は緊張感があって面白いのですが、今回、キャラクターや背景も増えて、家と家の関係やら影響力やらが腑に落ちていないと、胸に迫ってこない、という感じもあったでしょうか。あと、いまだ色々な言葉も把握できていない。黄...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    連作短編のようなそうでもないような。探偵学校に入学した男の子が主人公。回収されないネタがたくさんなので、続くのかな。
    2015/11/12
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    第一章はyomyomで読んでたのだけどかなりカットがあった。その部分でシャーロック・ノートという言葉についてやら成とからんの探索行やらがあったのだけども出版の都合でカットとのこと。第二章は第一章でほのめかされた寮決めで一悶着あるかと思っていたけども過去編でしかも倒叙もの。そして第三章ふぁ犯罪者との臨...続きを読む
  • 今出川ルヴォワール
    今回メインなのは逆転裁判ではなくギャンブル会は未だにしっくりこないね。でもでも、四人の恋の行方は気になる!
  • 烏丸ルヴォワール
    前作を読んでからだいぶ時間が経ってしまったので、諸々の設定を忘れていたり、人物関係を把握するのに手間取ったりはしましたが、慣れてからは一気読みでした。
    物語の序盤でいきなりある仕掛けが待っていて、思わずニヤニヤ。別にさほど意味がある仕掛けだとは思わないけれど、そもそも騙し合いがウリの本書ですから素直...続きを読む
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)
    短編のためか、ルヴォワールと比べて展開が唐突な印象を抱いた。一作目を読み飛ばしてしまったかと思うほどに。
    それでも、裁判の件は鮮やかで、面白かった。続篇に期待。
  • 烏丸ルヴォワール
    シリーズの2作目と知らず、最初に読んでしまった。
    この本から読もうと思っている方には、まず巻末の解説をチラ見してから考えていただきたいな、と。(まだこの本しか読んでいないけれど、解説を読んで後悔しているので)

    京都の街の不思議さを生かした、独自の私刑裁判があるという設定のお話。
    キャラが立っている...続きを読む
  • 週刊少年マガジン 2015年25号[2015年5月20日発売]

    早くはじめの一歩を

    はじめの一歩がないままいつまで紙と同じ金とるんでしょうか。ダサすぎ。