円居挽のレビュー一覧

  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    唐突に探偵養成学校、ディベートのような推理合戦、本物の名探偵などが次々と登場するアニメのような作品。
    思う存分に理屈をこねまくっており、円居氏らしい内容です。好き嫌いが分かれると思うものの、たまに読むならいいかな。

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    2017年01月14日
  • 烏丸ルヴォワール

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    ロジックの連打と騙しのためだけに作られた精緻なミステリで、久々にあのトリックにやられた。
    いわゆる私的裁判の話しなんで、そこまで行くのにいろいろな騙しはあるのはわかってよんでいて、最初に一回やられ、次はロジックの連打で真実の様相の変化に酔い、そして最後のあかしにもやられました。
    この人の作品は最初の作品には感心したけど、硬さに少し苦手かなって感じたけど、シャーロックノート以降ハマり、この作品もよかった。
    あと二作も読む。

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    2016年11月07日
  • 日曜は憧れの国

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    【収録作品】レフトオーバーズ/一歩千金二歩厳禁/維新伝心/幾度もリグレット/いきなりは描けない 
    *あとがきによると、テーマは「若い頃の悩み」とのこと。確かに毒もミステリ成分も薄め。中学二年生の少女たちを四つのパターンで捉え、カルチャー教室の講座のテーマと絡めて描いている。

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    2016年08月22日
  • 日曜は憧れの国

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    中学生がカルチャースクールに通うのがピンと来ない。現実を知らないので普通のことかもしれないが。違う学校に通う中学生が塾以外で知り合い、友人になるのはいいね。

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    2016年07月30日
  • コクラセ

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    青春、恋愛、ミステリ、そして喧嘩稼業とバキか。喧嘩稼業なプロローグ、アレを本歌取りした一話、男の子同士の奇妙な連帯感と謎の怪物の戦いを描くの二話、三勢力の思惑が蠢く三話。嫉妬激励隊が好きなので原作で活躍してるならそちらにも手を出したいなぁ

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    2016年07月10日
  • 日曜は憧れの国

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    素敵な表紙に惹かれて購入。女子中学生のカルチャーセンター日常ミステリ。4人の女の子が交代で主役を務める。はじめのターンの女の子の、日常が退屈だという心に興味をもって読み始めたが、謎はすっきりせず、つまらないことに足をつっこむ割には表面的な付き合いしかしてないように思う。どの子も少しずつ自分の嫌なところを反映しているようで、気持ちよくは読めなかった。

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    2016年07月09日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    学園裁判に爆弾魔に主人公の生い立ちと盛りだくさんの作品。
    このうちどれか一つでも十分に一冊の作品として成り立ちそうな内容だった。
    それゆえに、やや消化不良な気持ちになってしまった。
    きっと、次回作以降で解決される部分もたくさんあるのだと思うので、期待したい。

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    2016年07月09日
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)

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    ■さあ、始めよう。“探偵殺し”を――。

    鷹司高校で起きたカンニング事件。剣峰成と太刀杜からんは、疑惑をかけられた少女、時巻暦の調査を開始する。だが、事件を解決したと思ったのも束の間、カンニングの新たな証拠が見つかり、真偽は生徒会裁判“将覧仕合”へと委ねられることに。激突する論理と論理。反転し、姿を変える真実。そして、伝説の名探偵・金田一が参戦し……。青春×本格ミステリの新機軸、第2弾。

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    2016年06月22日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    ■学園裁判。暗号。密室。謎vs論理の青春ミステリ。

    剣峰成は退屈していた。都内屈指の進学校にもかかわらず、クラスメイトは凡庸な生徒ばかり。目指す高みには到底たどり着けそうにない……。そんな成の前に現れた少女、太刀杜からん。彼女との出会いをきっかけに、成は鷹司高校の真の姿を目の当たりにする。論理と論理をぶつけ合う学園裁判。殺人と暗号。連続密室爆破事件と犯人。若き才能が放つ、青春×本格ミステリの新機軸。

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    2016年06月22日
  • 日曜は憧れの国

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    女子中学生たちが主人公のミステリ短編集。
    バラバラに個性的で、それゆえバラエティある悩みを持つ4人の少女は、周辺に起こる事件を解きほぐしながら成長する、という王道青春もの。
    全体的に可もなく不可もない感触だったが、舞台をカルチャースクールに、それも各講座一度ずつの体験コースという設定にするというのは楽しかった。各講座・各話に一人ずつ主人公をあてがっていくのはこれまたよくある手法だが、毎回事件へのアプローチも異なっていたので、予想通りに進んでも不満はなかった。
    せっかくキャラ立てをしたのだから、続きを書いてくれればよいのだが。
    3-

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    2016年06月18日
  • 烏丸ルヴォワール

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    シリーズ2作目。今作は前作よりキャラクター物として読んでしまったが、まあ話しがどう動くのが肝だから〜。そして流さんいいよね〜。続きが気になる。

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    2016年06月16日
  • 日曜は憧れの国

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    ミステリというよりも、中高生向けの青春小説に近い。
    ミステリを切り口にそれぞれが抱える悩みを解決する、とまでは行かなくとも、徐々に変化して行く様子が良いですね。
    読みやすいし、キャクターもたってるいるので、良いんじゃないでしょうか。

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    2016年06月12日
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)

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    【収録作品】プロローグ/第一章 試験と名探偵/第二章 古典と名探偵/第三章 学園裁判と探偵殺し/エピローグ 
    *次々とひっくり返る論理が気持ちいい。

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    2016年05月28日
  • 丸太町ルヴォワール

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    ラノベっぽいなと思ったら、講談社BOXから出てたのね。どんでん返しが多くて驚いたwシリーズ出てるみたいなので読んでみようかな。

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    2016年05月04日
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)

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    これもなかなか面白かった。
    シリーズ二作目ですが、最初は静かな事件からいろいろ絡み合いながら最後に私的裁判になりそこから後ろにあった悪意が浮かびあがる。
    なかなかいい、ミステリーです。

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    2016年03月21日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    僕の目指すところは――。

    思ったより主人公が歪んでいなくて安心した。成長する面があるのがいい。さすが新潮文庫nexだな、と思うこともあった。ノリがラノベ。登場人物もラノベ。悪くないけど。ただ、本当に導入編でキャラクター紹介に終わった感じも。

    最初プロローグがどう本編とつながるかわからなくて戸惑った。妹が全部をつなぐのかと思いきや、そうでもなさそうか。亡くなっているし。いや、まだ再登場の可能性は残されているけれど。

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    2016年02月07日
  • 烏丸ルヴォワール

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    前作の方が、ドンデン返し&叙述の種明かし連続のパンチが効いていたような気がします。双龍会の場面は緊張感があって面白いのですが、今回、キャラクターや背景も増えて、家と家の関係やら影響力やらが腑に落ちていないと、胸に迫ってこない、という感じもあったでしょうか。あと、いまだ色々な言葉も把握できていない。黄色が検事で青が弁護士なんですよね?二作目になっても頭に入っておらず、「おおお!」と思うべき場面で、「えっと、、、なんだっけ?」となってしまう残念さでした(自分が、です)。ちょっとほろっとくる場面がいくつかあり、そこも良かったですね。

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    2016年02月13日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    連作短編のようなそうでもないような。探偵学校に入学した男の子が主人公。回収されないネタがたくさんなので、続くのかな。
    2015/11/12

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    2015年11月12日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    第一章はyomyomで読んでたのだけどかなりカットがあった。その部分でシャーロック・ノートという言葉についてやら成とからんの探索行やらがあったのだけども出版の都合でカットとのこと。第二章は第一章でほのめかされた寮決めで一悶着あるかと思っていたけども過去編でしかも倒叙もの。そして第三章ふぁ犯罪者との臨場感あふれる対決。ここで登場する降矢木残月、色々と嫌いになれないというか最後でキュンキュンさせにくるのズルい……。あと色々とネタが張り巡らされているのは感じるけど浅学なので拾えてないの悔しい。null君はうゆーということなのか、スッ転んで記憶やられたのか。
    あと良い兄妹の出てくる作品だった(京大とか

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    2015年09月14日
  • 今出川ルヴォワール

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    今回メインなのは逆転裁判ではなくギャンブル会は未だにしっくりこないね。でもでも、四人の恋の行方は気になる!

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    2015年09月10日