円居挽のレビュー一覧

  • 烏丸ルヴォワール

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    「ルヴォワール」シリーズ第2弾。

    「双龍会」にかけられることから免除されるという『黄母衣内記』を所有する綾織耕作が死去し、『黄母衣内記』は娘の繰子に相続されます。繰子を引き取ることになった耕作の弟の文郎は、もう一人の弟の武郎が耕作を殺害したのではないかといって、落花に仕事を依頼し、御堂達也たちは双龍会のための準備を開始します。他方瓶賀流は、落花のかつての師だという「ささめきの山月」という男に声をかけられ、彼とともに達也たちと対峙して、双龍会に参加することを決意します。

    前半は、流と彼女が預かることになった一人の少女との交流がていねいにえがかれており、キャラクターの個性に焦点があてられていま

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    2019年12月22日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    ネタバレ

    ○ 総合評価  ★★★☆☆
    〇 サプライズ ★★★☆☆
    〇 熱中度   ★★★☆☆
    〇 インパクト ★★★☆☆
    〇 キャラクター★★★☆☆
    〇 読後感   ★★★☆☆

     いわゆるデスゲームを描いた小説。設定についての説明がなく,いきなりゲーム真っ最中というところから始まり、何かのシリーズの途中の1作かと思わせる始まり方をする。第1話「フーダニット・クインテット」の中で,少しずつゲームの詳細が明かされる。
     プレイヤーは5W1Hの全ての謎を解けば望みがかなえられる。また,ゲーム終了後に精算されるメネアドルを集めることで財産を築くことができる。メネアドルは視聴者からの人気を得たり,ゲームを盛り上

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    2019年12月10日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    レクチャーミステリという触れ込みだったのでちょっと退屈な内容かもしれないと思っていたんだが想像より面白かった。それに「フーダニット」「ハウダニット」「ワイダニット」だけでなく「ウェアダニット」「ウェンダニット」「ワットダニット」を作中で謎と共にそれを解決させる方法を語ったところはミステリ初心者以外でもなかなか面白く読めると思う。

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    2019年10月05日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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    この作者の別作品のキングレオの世界観と繋がっており、その探偵の卵たちを養成する鷹司高校が主な舞台。とはいっても今回の話は第一章以外は過去の話と学園外が舞台なので、本格的な学園物は次回に持ち越しかな?でも第一章の謎解きは中々に良かった。主人公の活躍に今後も期待大。

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    2019年10月05日
  • シャーロック・ノートII―試験と古典と探偵殺し―(新潮文庫nex)

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    第1弾より面白くなってきたけど、推理の根拠が前後の流れから分かりにくく、ミステリーとしてのおもしろさに欠けるかな。

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    2019年09月09日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    【収録作品】フーダニット・クインテット/ハウダニット・プリンシプル/ワイダニット・カルテット/ウェアダニット・マリオネット/ウェンダニット・レクイエム/ワットダニット・デッドエンド

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    2019年07月21日
  • 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ

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    入学した大学には、謎と言う代金を持っていないと
    辿り着けないバーがある。

    連続短編で、謎を持ってバーに行くので
    カクテルが出てくるわ、作り方が題の下にあるわ。
    お酒好きな人は、そこも楽しいやもしれません?

    女の子に片思いをして、彼女の入ったサークルへ。
    よくある行動力ですが、先に入学していた
    友人にはばればれという現実。
    その友人も、2話目では己の恋愛を成就させてました。
    主人公のは…いつになる事やら。
    そもそも、気が疲れないとアウト?w

    1話目の二股語りには驚きですが、合理的です。
    確かにそれはばれない。
    しかしばれた時が…怖い。
    2話目の友人のおぜん立ても凄いですが。
    どこまで手を借

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    2019年07月03日
  • 丸太町ルヴォワール

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    「ルヴォワール」シリーズ第1弾。

    三年前に起こった一つの事件をめぐって、京都でひそかに開催された私的裁判「双龍会」での論戦と駆け引きを中心とする物語です。

    城坂論語(しろさか・ろんご)という少年に、祖父の城坂慈恩(しろさか・じおん)を殺害したのではないかという嫌疑がかけられます。その日、論語は屋敷に侵入した「ルージュ」と名乗る女性と会話を交わしていましたが、彼は睡眠薬で眠らされ、目覚めたときには彼女が存在していた証拠はすべて消失していました。

    大学に入学した御堂達也(みどう・たつや)は、中学時代の先輩である瓶賀流(みかが・みつる)に呼び出され、彼が双龍会で論語を弁護する「青龍師」の役を引

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    2019年12月22日
  • 今出川ルヴォワール

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    ネタバレ

    ○ 総合評価  ★★★☆☆
    〇 サプライズ ★★☆☆☆
    〇 熱中度   ★★★★☆
    〇 インパクト ★★☆☆☆
    〇 キャラクター★★★★☆
    〇 読後感   ★★☆☆☆

     「ルヴォワール」シリーズの第3弾。この作品では,御堂龍也の大怨寺に対する復讐が描かれる。大きく分けて,御堂達也が殺人の容疑で双龍会にかけられる前半パートと,大怨寺の権々会で行われる「鳳」というカードゲームについて描かれる後半パートに分かれる。更に,権々会は予選に当たる前盆と本戦に当たる後盆に分かれる。
     前半パートの双龍会は,大怨寺の水呪坊という僧侶を殺害した容疑で御堂龍也が御贖(被告人)となる。
     黄龍師(検察官)である天

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    2019年05月05日
  • 語り屋カタリの推理講戯

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    謎を解き、6個の鍵を満たした者は願いがかなえられる。
    そんなゲームに挑戦している少女の話。

    プレイヤーはそこに隠された謎を解いていく、という
    巨大謎解きゲーム、みたいなものでしょうか?
    お金を集めて、知人の男の子を救いたい、という
    高尚な願いを持った少女が頑張っています。
    次の話では、どうしてそこまで頑張るのか、が
    分かりますが。

    偶然知り合った人と、また再会、またまた再会、と
    その都度どういう謎なのか、どこに視点をおくか、と
    レクチャーされていきます。
    そうして少女は成長していき…そして最後の謎。
    いや、最後というか、おわかれの謎?

    最初から最後まで、驚きの推理だったり
    打ちのめすため

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    2019年03月26日
  • 日曜は憧れの国

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    中学生がひょんなことからカルチャースクールで知り合い、互いに刺激を受けながら成長するという内容ですが、自分が中学生の頃にはこんなに深く物事を考えていなかった気がする。
    でも、大人になって改めて純粋に何かを学びに行くというカルチャースクールに魅力を感じます、
    一度行ってみようかな。

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    2019年02月26日
  • 日曜は憧れの国

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    カルチャーセンターで出会った中学生女子4人組が、様々な謎を解くお話。自分たちの悩みにも向きあいつつ少しずつ成長していく姿がよかったです。読後さわやか。続編も読もうと思います。

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    2018年11月08日
  • その絆は対角線

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    一巻より四人の個性が受け取れた。ねじくれた真紀が強烈だけれど、それを受けて大人しい千鶴まで遠慮せずに言い合ったりするのは進展なのかな。貧乏な桃の朗らかさに安心する。公子の揺らがなさもすき。圧倒的な才能を前にした小説講座と公子の話が印象的。外国語混じりに話す講師のエリカの多角的な印象と反転も興味深い。

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    2018年10月14日
  • 日曜は憧れの国

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    カルチャーセンターで出会った四人の中二女子と料理、将棋、幕末等の講座体験と謎。段々と慣れた口調からも各自個性的と思いきや、丁寧語の内気お嬢様と切り捨て口調の堅物優等生以外の二人が各目線もあるのに逆に落ち着かず、上手く掴めなかった。本はすきだけれど国語はやっぱり苦手らしいと小説執筆講座の課題で感じた。

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    2018年10月13日
  • 京都なぞとき四季報 古書と誤解と銀河鉄道

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    【収録作品】たまにはセドリー・オン・ザ・ロックスを/見えないブルー/撫子はもう好きじゃない/五分だけでも待って/銀叡電の夜

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    2018年10月11日
  • その絆は対角線

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     奇妙にバランスの取れていない女子中学生4人組の続編。
     よくキーマンの魅力を感じないからつまらないという作品があるが、しかしながら、このキーマンの魅力を感じないというところすら作品の魅力になるっていう構成はヤバイ。上手い。ぐうの音も出ない。

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    2018年10月10日
  • 京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ

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    京都を舞台にした日常の謎解きの話。
    主人公が不思議に謎に出会ったとき、謎を持っていないとたどり着けないという京都大学内で営業しているという不思議なバーにたどり着く。
    そこの女性マスターはどんな謎でも解決してくれ、それにぴつたりなカクテルを出してくれる。

    京都市内の観光地を巡ったり、四つ葉のヤサカタクシーが出てきたり、京都を知れて楽しい。
    謎解きも話によっては先が読めてしまうものもあったが、大学生のサークル活動や青春の話から始まり、謎に会い、バーで解決してもらうという流れだが、素直に面白い。

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    2018年09月16日
  • 日曜は憧れの国

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     日常の謎系の作品も書くのか。
     中学校1年生の女子たちを主役とした短編連作。
     たどたどしい人間関係と、すこしずつ欠けたところ、優れたところを楽しく魅せてくれる文章はすごい。カルチャーセンターに通いたくなる。

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    2018年07月11日
  • シャーロック・ノート―学園裁判と密室の謎―(新潮文庫nex)

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     デビュー作から受け継がれる独特な世界観。
     まさにフィクションという感じで格好いい。そして続きが気になる。

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    2018年07月11日
  • 誰が死んでも同じこと

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     相変わらずアクロバティックなミステリだ。
     そして、一通り読み終えて、タイトルを見ると、何となくぞっとする。

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    2018年07月11日