NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★きっかけ
ブクともさんの本棚で見かけた
タイトルが強烈な印象で
★わかったこと キーワード
・年金はもともと大黒柱がいる三世代同居
の時代につくられた制度
→独りでは生活を賄えない
・人生、何かに失敗したわけでもなく
ごく普通に真面目に働いてきた人たちが
老後破産に陥っている
→人ごとじゃない
・少しばかりの年金や 古い持ち家がある
ことが かえって ひもじいことも
→何もなくてすんなり生活保護の方が
安泰という、逆転現象
★感想
希望なくすなぁ 途方に暮れたよ
現役世代、働いても働いても老後破産?
たからって 今 どうすればいいの
子育て真っ只中よ?
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Posted by ブクログ
NHKスペシャル取材班『老後破産 長寿という悪夢』新潮文庫。
2014年9月に放送されたNHKスペシャル『老人漂流社会 〜“老後破産”の現実〜』をベースにしたルポルタージュ。
超少子高齢化、核家族化、終身雇用制の破綻、ワーキングプアの増加と日本社会は悪い方向へと変貌し続ける。
誰もがいずれ歳を取り、高齢者となり、老後を迎える。他人事とは言っていられない現実。老いることは罪ではないはずのに、日本社会では次第に老人を養う能力が衰えて来ているのだ。
若いうちから長い年月、莫大な税金と社会保障費を徴収され、住宅ローンや学費の支払い、車のローンに苦しみ、ふと気付けば、定年退職の時を迎える。誰もが今を生きることに必死で、貯えの無いままに老後に突入するや、老後の保障など微々たるもの。これでは『老後破産』も致し方無い。
本作では、金の切れ目は生命の切れ目という過酷な状況で生活する高齢者の実態を赤裸々に描いている。
最低限の国民年金しかもらえない独居老人は例え身体が不自由でも病院に行く金も無く、食費は1日100円、話し相手もおらず、満足な介護サービスも受けられないという悲惨な状況にある。持ち家があったり、預金がある程度あれば、生活保護も受けられず、孤独に死を待つのみの悲惨な老後。むしろ生活保護を受けた方が医療費やら何やらが無料になるという歪んだ制度はおかしい。
読んでいて、自分たちの老後と自分が死んだ後の妻の老後が不安になって来た。
自分の親はかなりの額の年金がもらえている。国民年金に厚生年金、企業年金に年金保険などなど。しかし、いざ病気になり、介護が必要となると介護サービスや老人ホームへの入所はかなりの負担になるようだ。比較的安価な特別養護老人ホームに入所しても、その間の医療費などを含み、2年で500万円余りが消える。もしも、月に6万円程度の国民年金だけではどうにもならない。最早、日本社会では政府や自治体には頼れないので、現役時代からの貯蓄や資産形成が大切になって来るのだ。
本体価格590円
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Posted by ブクログ
ネタバレ当時はコロナで戦時中のオリンピックとリンクさせていただろうが
まさかロシアによるウクライナ侵攻で再び戦争におけるスポーツが出来なくなる現象が起こるとは、作者の方思いもよらなかったのではないだろうか。。
絵画などの作品は残せるけれど、スポーツというのは今その時が勝負だと感じたことはあるけれど
本作を読むと、本当にその期間にピークを迎えている選手がいたり、戦死したりで哀しい。。
そんな中水泳連盟が戦時中でも組織を残すことでいち早く戦後参加できる体制が整っていたり
また記録会という戦時中でも出来ることに取り組んでいたり、と松澤一鶴氏が印象深かった。
戦死した選手、結果が出せず、という事だが
国を背負ったアスリートのついても 詳細を知りたい。。
別の小説で朝鮮の人が日の丸が上がって辛い、というようなのを読んだことがあるけれど
スポーツは世界を一つにする とか 平和の祭典 とか
むしろこれは事実では無く願望であって 未だ叶っていないのでは。。。 -
Posted by ブクログ
2013年に発行された本。それから既に10年が経っているので、その内容は古くはなっているがまだまだマラソンに関しての科学的研究は終わることはない。出版当時の世界記録は2時間3分台だったが、今は2時間0分台になり、約3分短縮されている。本書では、ある教授が2025年までに2時間を切るのではないかと予測している。
2022年9月25日のベルリンマラソンでキプチョゲ選手が2時間1分9秒を出している。そして、2023年10月シカゴマラソンでケニアのケルビン・キプタム選手が2時間35秒の世界新記録を出した。
こうしてみると、その予測は当たりそうな感じである。しかし、キプタム選手は残念ながら交通事故で亡くなってしまった。 -
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明治維新の推移に、列強の思惑が、どのように関わっていたかがよくわかる。
覇権を握っていたイギリスは通商の安定・日本政府の安定を望み、一貫して、日本が早期に安定する道を探った。
一方で、新興のプロイセンやロシアは、日本の政情不安を長引かせて蝦夷地を得ようと動いた。フランスのロッシュは、やや情緒的に、幕府を支持した。
イギリスのお陰で、日本は早期に安定したといえる。
また、ターニングポイントは、鳥羽伏見の開戦から慶喜の大阪城脱出までであり、それ以降は新政府が勝つべくして勝ったといえる(逆に、幕府軍が史実以上に粘っていたら日本の統一は危うかった)。 -
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ネタバレ<目次>
第1章 英露の覇権争いと対馬事件
第2章 イギリスの対日全面戦争計画と下関戦争
第3章 マネー・ウォーズと改税約書
第4章 武器商人の暗躍と幕長戦争
第5章 英仏露の知られざる攻防と大政奉還
第6章 列強のパワーゲームと鳥羽・伏見の戦い
第7章 プロイセンの野望と奥羽越列藩同盟
第8章 イギリスの逆襲と幻の植民地化計画
第9章 世界のグレート・ゲームと箱館戦争
<内容>
近年欧米から見つかった新しい文書と幕末の動きをつないだ歴史書。幕府と薩長の争いが、列強のパワーゲームの中で、危うい橋を渡りながら、植民地化を免れ、明治時代を作っていったことがわかる。叙述がやや恣意的な部分も見られるが、授業に厚みを加える知識が増えた。 -
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2021年に放送されたNHKスペシャルが母体の本。ヒロシマナガサキの残留放射線の存在を確認しながら隠蔽したアメリカ政府。国際社会での覇権維持と裏腹に捨て置かれた日米の被爆者たち。戦後70年以上経過して明かされる驚愕の事実。
既に生存者も残り少ない中での丹念な取材。新聞社が取材能力を失った今、個人のノンフィクション作家よりNHKの取材力が日本では一番なのかもしれない。半官の組織にしかこのような力のないのも危険ではあるが。
戦後70年は草木が生えないと言われた被爆地。それだけの年月が過ぎても終わらない問題点を世に知らしめた点は高く評価できる。 -
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『ゴジラ−1.0』を鑑賞したあと、興味を持って本書を購入しました。ゴジラ最新作では、戦後日本の復興時期を舞台にしています。1945年〜1947年、48年あたりだったかと思います。空襲で壊滅的な打撃を受けた東京が、徐々に復興していく風景が登場します。史実としてどれくらいの被害があったのかを確認したくなり、本書を読みましたが、私の関心ごとは本書では確認できませんでした。しかしながら、本土空襲がどのようなものだったのかを知ることができました。本書の最初に本土空襲MAPがありますが、ほぼ日本全域に爆弾が落とされたことがわかります。壊滅的な状況から先人の力で今日に至っていることを改めて考えることができました。
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戦争で返上となった1940年の幻の東京オリンピックに出場するはずだった、或いは出場できるくらいの実力だった方々のエピソード。
現在のレジェンドアスリートと、名残りある場所などに赴いたり、ドキュメンタリーの活字版なので淡々と進むが、最終版にさらなる展開が待っていた。
あの2020東京オリンピック(ほんとうは2021開催だが)に、満員の大観衆となるはずだった国立競技場のツアーに参加したことがあるが、選手が入場するエントランスからスタジアムに出た時の壮観さといったら無い。
あの時、自分はアスリートでもなんでもないが、ここが満員で大歓声で、多国籍のお祭り状態だったら、どんなにかアドレナリンが出てアスリートにとって最高な時間になっただろうと思うと、勝手に涙が溢れてきたのだが、それがオーバーラップしてもう最後は涙目。
そのチャンスを、一生に一度もつかめるかどうか分からない貴重なタイミングを、戦争のせいで失った選手たちの無念さ、やるせなさが、簡潔な文章から滲む。
さらに、大枠はNHKスペシャルの放送を以前に観ていたので、その焼き直しかなと思いきや、そこでは語られていなかった事実が肝だった。ぜひ最後まで読んでもらいたいものだ。
作中、大河ドラマ「いだてん」にも出てくる名前が重要人物として次々現れ、ドラマのキャスト表と照らし合わせながら読んでいくと、思い起こされてまたもや胸熱になった。あのドラマ好きだったのにな。