新・幕末史 グローバル・ヒストリーで読み解く列強vs.日本

新・幕末史 グローバル・ヒストリーで読み解く列強vs.日本

1,149円 (税込)

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幕末の英雄と言えば、西郷隆盛、坂本龍馬、勝海舟ら。だが歴史を動かしたのは彼らだけではない。幕府と反幕府勢力の戦いの背後では、世界の覇権を争うイギリスとロシア、そしてフランス、プロイセンなどの列強が、日本への影響力強化を目論み、熾烈な攻防を繰り広げていた。各国の思惑、幕府軍・新政府軍への介入はどんなものだったのか。日本はなぜ独立を守れたのか。国内外の最新研究や機密文書を踏まえ、地球規模で歴史を俯瞰するグローバル・ヒストリーの視点で、黒船来航から戊辰戦争終結までの激動の十六年を描き出す。

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新・幕末史 グローバル・ヒストリーで読み解く列強vs.日本 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    薩摩藩と長州藩を中心とした官軍が徳川幕府を打倒して天皇を中心とした新政権を樹立した、というのが一般的な明治維新の理解だと思うが、そこにイギリスやフランス、ロシアといった欧州列強の思惑が実は大きく働いていたことが近年の研究によって明らかになってきた。ハリスやパークスなど、イギリス外交官からの報告文書が

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    幕末について執筆されている時代(期間)を明確にしてくれて、各国の国際的視野も入れつつ実際に足を運んで調べているところに凄く感心した。再度読みたいと思った本。幕末好きには読んでほしい

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    すごく良い本。
    やはり、小栗上野介忠順は救国の英雄だった。だからこそ、イギリスから警戒され、薩長軍の暗殺対象になったのか。
    日本の幕末の話は、鎖国した日本から見た世界と日本に限られている。英米露がどのように日本を見ていたのか、今も見ているのか、日本人は知っておくべき。当時も今も、地政学的状況は変わら

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

    幕末好きには面白い一冊。
    この時期の海外との関わりを一緒に考えると、確かにそれぞれの藩、勢力の動きが、わかりやすくなる。
    そして改めて、日本が今現在まで完全な植民地化しないでこられたのは、奇跡みたいなもんなんだなぁと思ったり。(ま、植民地化については色々考え方の違いは在るだろうけど、、表面上は、とい

    0
    2024年07月24日

    Posted by ブクログ

    幕末の動乱、戊辰戦争をイギリスとロシアの対立構造を中心に列強国の思惑という目線で分析、描かれており面白かった。新政府を勝たせたのはイギリスだった(パークスだった)と言っても過言ではない。

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ

    幕末、開国と攘夷の狭間に揺れた日本。その動きは単なる国内の激動ではなくグローバルな歴史の一環であった。欧米列強の圧力が世界の中での日本の位置づけを問うた時代。最新の研究では日本が取った選択は偶然ではなく地政学や経済的要因、または江戸時代の蓄積による必然であったと示される。西洋技術を受け入れつつ固有の

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    幕末史を英国やフランス、プロイセン、ロシアなどの動きや視点を用いて捉えなおすという本。
    大英帝国の自由貿易帝国主義が、結果としてロシアやプロイセンなどの侵略から日本を守る結果になった話は面白い。
    もっとも、イギリスも国益を追求した結果そうなったというだけの話であるが。

    明治新政府の勝利という結果か

    0
    2024年08月08日

    Posted by ブクログ

    幕末の英雄と言えば、西郷隆盛、坂本龍馬、勝海舟ら。だが歴史を動かしたのは彼らだけではない。幕府と反幕府勢力の戦いの背後では、世界の覇権を争う列強が、日本への影響力強化を目論見、熾烈な攻防を繰り広げていた。国内外の最新研究や機密文書を踏まえ、歴史を俯瞰する。

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    幕末の日本を世界的に視点から俯瞰して説明している。
    イギリス、フランスの介入は知っていたが、南下政策を目論むロシアに加えて鉄の宰相ビスマルク擁するプロイセンも絡んでいたとは知らなかった。
    単純に薩長対幕府と見ていたが、イギリスを中心とした世界のグレートゲームとしての視点は非常に興味深くて今までの認識

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

     明治維新の推移に、列強の思惑が、どのように関わっていたかがよくわかる。
     覇権を握っていたイギリスは通商の安定・日本政府の安定を望み、一貫して、日本が早期に安定する道を探った。
     一方で、新興のプロイセンやロシアは、日本の政情不安を長引かせて蝦夷地を得ようと動いた。フランスのロッシュは、やや情緒的

    0
    2025年12月07日

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