NHKスペシャル取材班のレビュー一覧

  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    ストレスとは変化。自分が病気を招くほどのストレス状態と気づかない。ストレスとは太古の昔から人間が身を守る(闘争か逃走か)ため、血圧や心拍数を上げて身体を守る機能。「扁桃体」不安や恐怖に反応せよ→視床下部→「副腎」ストレスホルモン(コルチゾール、アドレナリン等)を分泌→心臓はじめ体の臓器に指令→ex.血管をしめつける、血液が固まりやすくなる、糖分が放出される
    現代では、精神的な重圧によって扁桃体が刺激される事態が引き起こされる。
    「頑張るストレス」と「我慢するストレス」がある。「我慢する…」が長期間続くと、コルチゾールがとめどなく分泌される=慢性ストレス →海馬(記憶や学習をつかさどる)が蝕まれる →うつ病へ。
    「マインドワンダリング(心の迷走)」…過去や未来の事に考えを巡らせる これを続けているとストレス状態が続く。
    「レジリエンス(ストレス対処能力)」は人それぞれにより違う。遺伝的要因と子ども時代のストレス(生まれ育った環境や生育歴も)も影響が考えられる。扁桃体が大きくなり、ちょっとしたストレスでストレスホルモンが出るようになってしまう。脳の発達に影響が出やすい時期に海馬にも影響し、記憶や学習の能力や発達を阻害する可能性もある。
    コミュニケーション力がストレスに強い人間を育てる。家族始め周りの人間がカギ。
    ストレスホルモン=コルチゾールの値が一日を通して徐々に減っていかず(通常減る)一定の人は、心臓病リスクは二倍。
    ストレス状態が続き免疫細胞を刺激すると、癌に対する免疫細胞からの攻撃がストップしてしまう。
    運動はストレス対策において重要



    ストレス対策

    ①コーピング …ストレス対処法を列挙して、ストレスを感じた時に実践する。cope…対処する。作成したリストを持ち歩く。自分のストレスを客観的に観察して、効果的なコーピングにつなげる。

    ②マインドフルネス …1.背筋を伸ばして、両肩を結ぶ線がまっすぐになるように座る。どんな姿勢でも良い。 2.呼吸をあるがままに感じる。コントロールせず体がしたいようにする。感覚に注意を向け、気づきが追いかけていく。「ふくらみ、ふくらみ、縮み、縮み」と実況。 3.湧いてくる雑念や感情にとらわれない。雑念が浮かんだら「雑念、雑念」と心でつぶやき、「戻ります」と唱える。 4.空さ全体で呼吸する。注意のフォーカスを拡げる。吸った息が呼吸の隅々まで流れ、吐く息が体の隅々から流れ出る。「ふくらみ、ふくらみ、縮み、縮み」と実況を続ける。5.体の外まで注意のフォーカスを拡げる。周りに空間の隅々、その場で気づく事の出来る現実のすべてを見守る。空気、温度、広さ、部屋の外。雑念が出てきても漂わせ、消えていくのを見届ける。 6.迷走を終了。瞼の裏に注意を向け、そっと目を開ける。伸びをしたり体をさすったりして、普段の自分に戻る。

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    2017年05月20日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    ゲブラセシエの速さの秘密を科学的に究明。スポーツ心臓って事を初めて知った。人間の体も所詮は化学反応で、出来ている。

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    2017年05月13日
  • 震度7 何が生死を分けたのか

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    さすがNHKという良書。テーマも取り組み方も政策分析パート向けだなあ、と思って調べてみたら、通電火災は扱っておられた。さすが。

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    2017年04月09日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    もう少し救いを求めて本屋をうろうろしたらこの本が。
    「キラー・ストレス」とい恐ろしいタイトル。NHKのTVタイトルで見たことがある。

    ストレス・ホルモン「コルチゾール」による身体への物理的、化学的影響が描かれている。
    自分はまさにこの状態ではないか。これはきちんと対処しないとえらいことになってしまうと思った。
    サラリーマンが仕事のせいで病気になっても、誰も褒めてはくれないし、かばってもくれない。同僚には迷惑をかけるし自己管理ができていないと思われるだけ。
    後半のストレス・コントロールのテクニックである、コーピングとマインド・フルネスの実践が必要だ。

    マインド・フルネスって禅だよなぁ。小池龍之介著「考えない練習」につながった。

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    2017年03月18日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    NHKの取材班が書いた本とのことだけど、かなり分かりやすく論理的かつ体系的にまとまっていて腑に落ちやすい。

    この「NHK取材班」さん達の情報のまとめ方に脱帽です。

    「腸内フローラの状態で太る太らないが決まる」
    腸内の細菌の集合体のことを腸内フローラと言うが、この腸内フローラによって太りやすいか痩せやすいかが決まる。
    同じものを同じだけ食べたとしても、腸内細菌叢の状態によって太るか太らないかで分かれる。
    つまり肥満フローラと痩せフローラがあるということ。

    「夢を追いかけてると貧乏になるのか」
    それって夢「だけ」を追いかけてるからじゃない?
    そしてお金が目的になってるからじゃない?
    夢を追いかけながら他にもなにかやればいいと思うし、お金が手に入ったとしてもその夢が最高に楽しければ辞めないと思う。


    日本人には海藻類を消化する「海藻消化菌」が住み着いていて海藻を消化しやすい腸内環境。
    腸内環境を見てみると、日本人同士で比較すると共通点が少ないように見えても、外国人と比較するとかなり似ているのが分かる。
    日本人ならではの腸内細菌を利用して、海藻類を食べ腸内環境を良くしよう。

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    2017年03月01日
  • 老後親子破産

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    ひきこもり状態なのに世間体を気にしてSOSを出せないのはひどい

    親と同居し職に就いていない人が増えてきているというのは
    似たような境遇の身としては安心材料だと思った

    貧乏人は死に方すら選べない

    家族と一緒に住むがゆえに生活保護を打ち切られる矛盾
    親が心配だから一緒に住んだのに医療費や介護費を稼ごうと働くことで一緒にいられなくなる矛盾
    まさに八方ふさがりだと感じた
    一方でいま問題意識をもって取り組む人が増えてきているのは将来の安心材料でもある

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    2016年12月28日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    ストレスは楽しいことも嫌なことも人の営み全般に付随してくるものであり、あらゆる病気を引き起こす大きな要因の一つとしてストレスがある。
    ストレスが人間の心や体に何を引き起こすか、またどのように付き合っていけば良いか、最新の知見を追った本で誠実な内容だと思う。

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    2016年12月20日
  • 老後親子破産

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    NHKスペシャルで定期的に題材になる

    老後破産もの・・・・・

    この本は最新シリーズになりますが、

    本当に問題が根深く厳しいです。

    現在の20代、30歳代の40%が、

    年収200万円以下と言われていますが、

    将来まともに年金を貰えるわけではなく、

    厳しい将来が待ち受けています。。。

    この本は必読かも・・・・

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    2016年06月30日
  • アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

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    アレルギーになる原因になる可能性のあるものはお腹にいる間からなど、早くから食べさせることがよいのでは!
    アレルゲンを食べることや、注射することでアレルギーを治療できる可能性があるということなど、大きく進歩したアレルギーに関する情報が載っています。

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    2016年04月28日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    ネタバレ

    「腸内フローラ」という単語、腸内細菌など、2015年前半、NHKスペシャルの番組後、一部の健康情報家の皆さんを中心に話題になっていました。

    ・私たちが今まで「個性」を呼んでいたもののなかには、じつは「腸内フローラの個性」が含まれています。
    ・腸内フローラは、「新たな臓器」です。
    ・肥満を防いでいるのは、腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸」
    ・「短鎖脂肪酸」を作る最近は、野菜などの食物繊維が大好物!
    ・糖尿病は、肥満を防ぐ「短鎖脂肪酸」で改善できる!
    ・「短鎖脂肪酸」は腸内環境を整えてインスリンの分泌を促す
    ・肌のシワを改善する「エクオール」の原料は大豆!
    ・腸内細菌が作る「エクオール」は、がん予防効果が期待されている
    ・肥満になると増える腸内細菌は、がんを引き起こす
    ・腸内細菌が”謎の動脈硬化”の原因になる!
    ・将来的に乳酸菌のプロバイオティクスで防げる可能性も
    ・腸のバリア機能が弱くなると、糖尿病やがんになりやすくなる
    ・腸内細菌がいないと、脳は正常に発達できない
    ・腸内フローラしだいで、性格が変わる
    ・腸内細菌でうつ病を治療するための研究が進んでいる
    ・自閉症の治療に、腸内細菌を役立てようという研究が進んでいる

    まさに、腸内細菌、腸内フローラ万能的な話が続くので、驚きと、眉唾ものを感じる。

    しかも、最後には、良好な腸内フローラを作るために、”便移植”まで展開される。

    おとぎ話じゃないのか?と疑う気持ちと、人間の健康にとって、生物の進化を考えれば、もっと腸に注目することが大事なのは間違いないのは、わかりますし、可能性も理解できます。

    新しい医療分野の研究に期待を持ちたくなる一冊でした。

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    2015年10月27日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    食物繊維が大切。やはりヨーグルトは定期的に食べた方がいいんだね。酢も適宜。

    旅行で同じ物を食べているのに旦那さんだけが体調不良になる。花粉症。彼の父親は若くして胃ガンで亡くなっており、彼自身も胃腸が弱い。5歳で決まってしまうという腸内細菌の状況がよろしくない事が明らか。やっぱりな〜。分けてあげたいよ。困ったな〜。

    我が家で、盲腸のオペをしていないのは私だけなのです。嫌われ者の虫垂にも偉大な役割がある事に愕然。

    食ほど業の深い物もない。

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    2015年10月21日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    テレビでほんの一瞬ずつしかみれなかった選手たちのドラマや、舞台裏のスタッフの姿がたくさん知れてよかった!
    すごいものが詰まった一冊です。
    このレース、とにかくすごい、知れてよかった。

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    2015年05月07日
  • ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか

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    ネタバレ

    遺伝子の99%を共有するヒトとチンパンジー。その大きな違いは「共感性」にあるという。チンパンジーも「道具を渡す」という利他的な行動をすることはできるが、「貸してくれた御礼をする」とか「前に助けて貰ったからお返しをする」ということはできないらしい。人間が進化の過程で獲得した特性は「助け合うことができる」「分かち合うことができる」ということなのだ。
    しかしその一方で、人間ほど同種間で殺し合うものもいない。その矛盾を解き明かしていく試みは興味深い。

    人間を闘争的にするテストステロンと、信頼し、共感することを促進するオキシトシンという、相反するふたつのホルモンが、我々の中では分泌されている。その働き如何で人間は殺し合ったり愛し合ったりの間を揺れ動きながら、現在まで何万年も生きてきた。

    その矛盾した存在である私たちがこの先も生存できるかどうかは、そのバランスをいかに均衡させるかという心の持ちようなのかもしれません。

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    2015年04月08日
  • がん 生と死の謎に挑む

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    今年は、乳がん治療に一年費やした年でした。

    「あなたのがんはあなたそのものである」という言葉は腑に落ちました。
    なぜ自分ががんになったのか、そもそもがんって何なのか、がんの転移とはどういう状態なのか。考えるのに非常にためになりました。

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    2014年12月27日
  • ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか

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    人とは何かを知るために、類人猿の過去から現代の資本主義を形作る貨幣経済の誕生までの歴史を追うドキュメンタリー。
    同名のテレビ番組の書籍化。

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    2014年04月06日
  • がん 生と死の謎に挑む

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    がんの発生や転移の仕組みや治療についての詳しくわかりやすい説明の本でした。
    がんの浸潤と転移は、マクロファージの役割の1つである傷口修復と同じプログラムで行われていること、また受精卵の胚の中にある、ある部分から別の部分に正常な細胞が移動できるようにする遺伝子とがんの転移の原因となる遺伝子は同じだそうです。
    となると、がんを命をおびやかす「憎い相手、手強い相手」とかんがえるより、私たちが誕生⇒成長⇒老化とたどっていく通常の生命現象の1つと考えたほうが自然なのではないかと思いました。
    ザリガニのハサミや足を切ると同じものが再生するそうだが、何回も何回も切ると最後は同じものが再生せずに、例えばヒゲとかそういう違うものが再生する、ということを何かで読んだことがある。
    がんも同じようなものではないだろうか?
    修復プログラムがカバーできないことが長期間続くとがん化してしまうのかもしれない。

    人から聞いた話だが、
    がんの手術が終わり「がんがなくなりましたよ」と医者に言われた人が「これで元の生活に戻れますね」と言ったら、「元の生活をしたらまたがんになりますよ」と医者に言われたそうだ。

    確かに!

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    2014年02月09日
  • 老人漂流社会

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    NHKスペシャルで放映された「老人漂流社会」のスタッフが、映像で伝えきれなかった部分を含めて書籍にしたもの。仕事での話材にならないかと軽い気持ちで手にとったのだが、自分の親のこと、自分が死んだ後の妻のこと、そして自分のこと、直接自分に関わることになるかもしれないという当事者意識がページをめくるたびにわいてきた。
    高齢者が終の棲家を見つけることの難しさ、それは、独り身になり、そして介護が必要になったり、病気をしたりした時に、受けてくれる受け皿施設が圧倒的に不足しているということ。生活保護を受けざるをえない高齢者の方々を中心に取材されているが、これはお金の問題ではないような気がする。お金をよほど積めばどこか施設があるのかもしれないが、一般的な人間は最後は、誰でもこのような「漂流」をせざるをえないかもしれないという不安を感じざるをえなかった。
    家族が親の面倒を見なくなった。というよりも見れなくなった。このことに対して本来は社会全体で扶養していく必要があるのだが、そこにはあまりに負担が大きすぎて、誰も関わろうとしない、そういう日本社会の病巣があるような気がする。
    政治はこのことに対する解は複雑すぎて大変な割には票につながらない、企業は、こんなお金にならないところには投資できない、家族は自分の生活があり、面倒みきれず見て見ぬふりをする。そして、今現実の病気・要介護の高齢者が、何も声をあげれず漂流させられ、その周囲の関係者は、彼らを「漂流」させないと仕事にならない、そういう状況にあるのだと思う。誰もが高齢者になり、最期は大半の人が何らかの介護が必要になり死んでいく。でもその最期の悲惨さは、そこに来るまで誰も見たがらないのだろう・・正直僕も含めて・・。

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    2013年12月15日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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    本書はスティーブ・ジョブズ氏の他界後に放送された「NHKスペシャル」「クローズアップ現代」から、彼本人と彼の志を受け継いだ11人のインタビューを収録した完全版です。全てが貴重な証言です。

    僕もジョブズが他界した直後に放送された「NHKスペシャル」と「クローズアップ現代」を見ていた人間の一人です。世界を何度も変えた男のあまりの早逝に涙を流したものですが、本書ではその番組内に放送できなかった彼と人生で深いかかわりを持った人間11人によるインタビューを完全収録したものです。

    そうそうたる人物がインタビューに応じていて、アップルの共同設立者でもあったスティーブ・ウォズニアック氏に始まり、大学時代にジョブズと知り合い、初期のマッキントッシュには46人の開発者の一人として、サインが刻まれているというダニエル・コトケ氏、アップルの正社員1号として現在でも使用されているユーザーインターフェースの開発を手がけたビル・フェルナンデス氏、ジョブズがアップルを去って新しく立ち上げたNeXT社の創設メンバーであったリッチ・ペイジ氏、

    ゼロックスのパロアルトの研究員でアップルに転職し、Lisaのプロジェクトチームに参加したラリー・テスラー氏、あまりにも有名な「あなたは、一生砂糖水を売り続けたいのか?それとも、私と一緒に来て世界を変えたくはないか?」といわれ、ペプシコからアップルに転職するも、後に深刻な対立を深め、ジョブズがアップルを去る原因となったジョン・スカリー氏、

    日本からはアップルのマーケティングを手がけ、現在は日本通信株式会社の副社長を務める福田尚久氏に始まって、ジョブズ主催のエグゼクティブ・ミーティングに参加していた唯一の日本人である前刀禎明氏、そしてジョブズと長年二人三脚で歩み続けたソフトバンクの孫正義氏が彼への思いを切々と語っていて、彼に思いのある方は涙なしでは読めないと思います。

    さらに、最晩年のジョブズが情熱を傾けていた音声認証システム「Siri」の生みの親であるダグ・キットラウス氏に加え、依頼を受けてジョブズの公認伝記を執筆したウォルター・アイザックソン氏。の証言もあり、いかに、彼がぶっ飛んだ性格をしていて、数々の奇人変人なエピソードを持っていたとしても、これだけの才能を持った人を惹きつけた、というのは、何か凡人の持つ『常識』とはかけ離れたものを持っていた、ということでしょう。

    そのなかでもやはり、自分にとってのハイライトは、福田尚久氏の証言による
    「自分には1つだけ悔いが残ることがある。85年にアップルをやめてしまったことだ」
    ということが衝撃的で、さらに
    「あの時、自分が辞めなかったら、今の世界は全然別のものになっていただろう」
    とすごくはっきりと言っていたということです。「伝説のスピーチ」としてあまりにも有名なスタンフォード大学での卒業スピーチでは『自分の人生にとって最良の出来事だった』といっていても、心の奥底では悔いがあったのだなと、それを自分に近しい人にだけは明かしていたんだな、と。そういうことを考えてしまいました。

    ここには一人の『偉大な男』の等身大の姿が描き出されております。

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    2013年07月14日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    面白い、面白い。凄い、凄い。この本は、日本海から太平洋まで北アルプス、中央アルプス、南アルプスを走って(!)縦断するレースのドキュメンタリー番組を書籍化したものだ。放送されたNHKスペシャルには2つのバージョンがあって、最初に放送されたものを観た時、もの凄い衝撃を受けた。その後、別のバージョンを観てその凄さに改めて感動したのだが、この本を読むと放送されたシーンの詳細な状況やレースの過酷さがよりリアルに理解できて、それが想像を超えたレベルのものであることに番組を初めて見た時以上の衝撃を受けた。
    「このレースの思い出だけで生きていける。」という選手のコメントにひたすら感動。

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    2013年07月21日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    書き手の熱意が伝わってくる。
    あと、選手の決断も。

    モッチーにやんちゃだった時期があったなんて意外。

    勇気をもらえる本でした。

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    2013年06月27日