NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこの本の一部がネットの記事になってて、それで興味深くて読んでみた!
こーゆー本読むと、NHKにお金払う価値あるなーと思う笑
テレビないから払ってないけど。笑
引きこもりはやっぱり全然他人事じゃないよなーと思う。
消えたいとか、無になりたいとか、生きてたら絶対に思うと思うし、今は楽しく生きてるけど、いつなんどき病む可能性だって全然あるし。
引きこもった事はないけど、病んでた時期はあるから引きこもりの人の気持ちはある程度分かる!
小学校とか中学校の時間に風邪とかで数日休んだだけでも、学校行くのがちょっと怖くなる事もあるし。
枠に収まるような教育が良くないんじゃない?って思う。
将来に希望が持 -
Posted by ブクログ
本書は、2021月1~2月に放映されたNHKスペシャル・シリーズ「2030 未来への分岐点 SeasonⅠ」(第1~3回)に続いて、6~7月に放映された「同 SeasonⅡ」の以下の2つの番組を書籍化したものである。いずれのテーマも、取材成果に基づいた現状、キーパーソンへのインタビュー、未来への展望の3部構成となっている。
第4回「“神の領域”への挑戦 ゲノムテクノロジーの光と影」(6月6日)/インタビュー:島薗進(宗教学者)、ジョージ・チャーチ(ハーバード大学医学部教授、マサチューセッツ工科大学教授)、エルヴェ・シュネイヴェス(ユネスコ国際生命倫理委員会議長)
第5回「AI戦争 果てなき恐怖 -
Posted by ブクログ
ネタバレNHKの取材班が数年かけて取材したルポ。
SNSでその存在を知った、横須賀市の56歳男性の餓死。同市の福祉担当の名物課長、北見万幸さんに密着取材することによって、詳細が分かるようになった。
同様な事例は、全国に広がっているが、行政の担当者によって捕捉されながらも、命を落とす人が絶えないという。
取材班は、なぜ救えないのか、なぜ助けを求めてくれないのかと苦悶する。
中高年のひきこもりは、多くは高校時代、学生時代、そして就職につまずいたことがきっかけになる。
能力主義、効率最優先の社会となった結果、コミュニケーションに難があって、能力に劣った彼らは、容赦なく切り捨てられることとなる。彼ら -
Posted by ブクログ
本書は、2021月1~2月に放映されたNHKスペシャル・シリーズ「2030 未来への分岐点 SeasonⅠ」の以下の3つの番組を書籍化したものである。いずれのテーマも、取材成果に基づいた現状、キーパーソンへのインタビュー、未来への展望の3部構成となっている。
第1回「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」(1月9日)/インタビュー:ヨハン・ロックストローム(環境学者)、フランス・ティメルマンス(ヨーロッパ委員会第一副委員長)
第2回「飽食の悪夢 水・食料クライシス」(2月7日)/インタビュー:デイビッド・ビーズリー(国連世界食糧計画事務局長)、クレイグ・ハンソン(世界資源研究所副所長)
第3回「 -
Posted by ブクログ
2019年7月に放送された番組を書籍化。NHKスペシャルの本は今までも何冊か読んできたがどれも読み応えがあり、本書もそうだった。6つの「半グレ」事例を加害者、被害者、警察など当事者達への取材で丹念に追っている。暴力団との「グレーゾーン」にいる者達への取材の様子に緊迫感がある。
「犯罪者と一般人の境界線」が曖昧になってきていることに不気味さを覚える、という記述が度々登場する。本作のテーマとするところだ。事件のリーダー格の者に集まる人たちの背景には貧困や差別があり、またこうした反社会的に生きる者にカリスマ性や「格好良さ」を感じてしまうなど、オウム真理教にも見られた図式がある。
それにしても、N -
Posted by ブクログ
人工知能がはじき出す「最適解」は、一体、誰にとって「最適」なのか?
人工知能を活用できる立場にある、社会や組織の「強者」?
AIが日本や海外において実社会に浸透したことが実感され始めたのが2017年だと本書は言う。証券取引、再犯や退職リスクの判定から政治まで。さまざまな分野の事例と当事者へのインタビューから、AIの「最適解」に否応なしに巻き込まれていく社会の姿が見えてくる。
おそらく、受け身になってしまうことが最も危険なのだろう。判断を人任せ(いずれはAI任せになるのか?)にしていては、強者の最適解の餌食になる一方だ。なぜそう判断するのかを問う必要のない場面以外は、常に責任の所在を問いただす -