あらすじ
人はどのような細胞の働きによって生かされ、そして、なぜ老い、死ぬのか。本書は私たちが個として生まれ、成長し、死ぬ仕組みを読み解こうという壮大な「旅」である。大反響を呼んだ番組を文庫化。
【目次】
はじめに
第1章 「私たちが生きている」ということ
第2章 成長とは何か ~誕生から思春期まで~
第3章 あなたを変身させる“魔法の薬”
第4章 老いと死 宿命との戦い
終章 もうひとつのエピジェネティクス
あとがき
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Posted by ブクログ
人体の中で一番数が多い細胞は何だろう?大きさが一番小さいものは?逆に一番大きいものは?何十年も使い続けている自分の身体のことなのに、この質問に回答できる人がどれほど少ないことだろう。正解はすべてこの本に書かれている。専門的な内容に尻込みしてしまうかもしれないけれど、そこは流石のNHKスペシャル取材班、一般人の我々にもやさしい説明で終始わかりやすい。文章でなら簡単に説明できる内容であっても、テレビ番組として映像化するとなると話は別。誰ものぞいたことのない人体のミクロの世界を分かりやすく映像化するために四苦八苦している取材班と先生方の姿もおもしろい。この本を読むことで人体の機能についての理解が深まり、また興味もわいてくること間違いなし。あなたの知らないあなたの内側へ大冒険できる一冊。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙に魅せられて手にした一冊が非常に学び多き一冊でした。
人を構成する最小単位である「細胞」。
1人の人間は約60兆のもの細胞で構成されている。
全体の約1/3にあたる約20兆個は赤血球で、最大の細胞は卵子。
いやはや本書を読めばすんなりと理解納得出来る。
そんな細胞はひたすらに生殖できる年齢まで生き延び、次世代を残すことだけが細胞たちの関心事といっても過言ではない。
生命が40億年もの歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みは全て次世代を残すため。
人は何で出来ているのか?人とは何なのか?
その答えが得られた気がする。
説明
内容紹介
生命が40億年の歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みを巡る旅へ――
人はどのような細胞の働きによって生かされ、そして、なぜ老い、死ぬのか。本書は私たちが個として生まれ、成長し、死ぬ仕組みを読み解こうという壮大な「旅」である。大反響を呼んだ番組を文庫化。
【目次】
はじめに
第1章 「私たちが生きている」ということ
第2章 成長とは何か ~誕生から思春期まで~
第3章 あなたを変身させる“魔法の薬”
第4章 老いと死 宿命との戦い
終章 もうひとつのエピジェネティクス
あとがき
内容(「BOOK」データベースより)
人はどのような細胞の働きによって生かされ、そして、なぜ老い、死ぬのか。生命が40億年の歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みを知り、命の尊さ、命を育む環境に思いを馳せる。本書は私たちが個として生まれ、成長し、死ぬ仕組みを読み解こうという壮大な「旅」である。遺伝の仕組みに比べて解明が遅れていた「育ちのメカニズム」が今、明らかに―。大反響を呼んだNHKスペシャル同名番組を文庫化。
著者について
●NHKスペシャル取材班:高間大介:NHKエンタープライズ制作本部 番組開発エグゼクティブ・プロデューサー
遠藤俊太郎、植田恵子、坂元志歩