【感想・ネタバレ】キラーストレス 心と体をどう守るかのレビュー

あらすじ

そのストレスは、ある日突然、“死因”に変わる
NHKスペシャルシリーズ「キラーストレス」の出版化。知らないうちに、私たちの心と体をむしばむストレスを“キラーストレス”と名付け、そのメカニズムを最先端の知見で明らかにしていく。また、効果が実証されている「コーピング(ストレス対処)」や、世界で話題の「マインドフルネス」など、さまざまなストレス対策法を紹介する。ストレス大国ニッポンに生きる人々に警鐘を鳴らす一冊。

[内容]
第一章 これがキラーストレスの正体だ
第二章 脳を破壊するキラーストレス
第三章 体をむしばむストレスの暴走
第四章 対策I 脳を変化させる運動と病を防ぐ食生活
第五章 対策II ストレスを観察し対処するコーピング
第六章 対策III 世界の注目を浴びるマインドフルネス
終 章 ストレスから子どもを守る
いますぐあなたのストレス度が分かる ライフイベントストレスチェック付き!

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Posted by ブクログ

ストレス社会に生きる全ての方に、この本を紹介したい
育児ストレス、人間関係、社会の圧力
それを跳ね返す力を身につけられなくても、自分の機嫌は自分でよくできると思えました
マインドフルネスは早速始めています

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2024年12月04日

Posted by ブクログ

「ストレス」の怖さ、メカニズム、対処方法などについて、めちゃくちゃわかりやすく書かれた本です❗
非常に読みやすく、グイグイ入ってきます。
ストレスの多い世の中を、楽に生きていく(心を軽くして)方法を身につけましょー‼
ぜひぜひ、読んでみてください!

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2020年11月23日

Posted by ブクログ

‪『キラーストレス心と体をどう守るか』‬
‪第1章ストレス度チェック。
実践しやすく守る方法も記述。良書。‬
‪シンプルにいえば‬
‪1.好きリラックスすること100個リスト化。
 100が味噌。‬
‪2.やってみる。‬
‪3.やる前やった後の爽快感点数化。‬
‪→自己認識進↑→負荷大→効果大選択可能へ。‬

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2020年02月16日

Posted by ブクログ

NHKで放送したストレスに関する番組の内容に、加筆して書籍化した本。ストレスは「変化」であるとか、支配している人の方がストレスが低いとか、ストレスが実際に体を変化させる(脳を退化させる、血管が詰まる等)とか、子供の時にいじめられると大人になってストレス過敏になるとか、運動をすると自律神経の興奮が減るとか、ストレスに対する知見の山で面白い。
また、実際にストレスを減らすためには何が必要なのか(軽い運動と、マインドフルネスと、コーピング)にもきちんと言及されており非常に実践的な本だな、と思ったりした。。ストレスに苦しんでいる人は読んでみると良いと思う。
ちなみに、コーピングとは「自分がやると気分が良くなることをリストアップし、それを実践すること」なので、自分が楽しくなることを色々とリストアップして実践してみたい。

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2018年07月23日

Posted by ブクログ

ストレスが身体に及ぼす影響と、その対策について書かれている。
1〜3章では命を脅かすストレスと、それによる脳・体への影響について。4〜6章では上記のようなストレスへの対処法について。終章では「ストレスから子供を守る」と題して、幼少期のストレスによって成長してからのストレス耐性が弱くなってしまうことや、それゆえ幼少期のストレスコーピングが重要であることが述べられている。
ストレスは心の問題ではなく、実際に脳や身体にダメージを与えているというのが衝撃的だった。また、幼少期に強いストレスを受けた人が成長してからもストレスに弱くなってしまう理由についても納得できるものだった。しかし悲観的になるのではなく、後半部分では運動やマインドフルネスを用いる事で脳を回復させ、ストレスに強くなることが可能であることが示されている。

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2017年12月26日

Posted by ブクログ

ストレスとは変化。自分が病気を招くほどのストレス状態と気づかない。ストレスとは太古の昔から人間が身を守る(闘争か逃走か)ため、血圧や心拍数を上げて身体を守る機能。「扁桃体」不安や恐怖に反応せよ→視床下部→「副腎」ストレスホルモン(コルチゾール、アドレナリン等)を分泌→心臓はじめ体の臓器に指令→ex.血管をしめつける、血液が固まりやすくなる、糖分が放出される
現代では、精神的な重圧によって扁桃体が刺激される事態が引き起こされる。
「頑張るストレス」と「我慢するストレス」がある。「我慢する…」が長期間続くと、コルチゾールがとめどなく分泌される=慢性ストレス →海馬(記憶や学習をつかさどる)が蝕まれる →うつ病へ。
「マインドワンダリング(心の迷走)」…過去や未来の事に考えを巡らせる これを続けているとストレス状態が続く。
「レジリエンス(ストレス対処能力)」は人それぞれにより違う。遺伝的要因と子ども時代のストレス(生まれ育った環境や生育歴も)も影響が考えられる。扁桃体が大きくなり、ちょっとしたストレスでストレスホルモンが出るようになってしまう。脳の発達に影響が出やすい時期に海馬にも影響し、記憶や学習の能力や発達を阻害する可能性もある。
コミュニケーション力がストレスに強い人間を育てる。家族始め周りの人間がカギ。
ストレスホルモン=コルチゾールの値が一日を通して徐々に減っていかず(通常減る)一定の人は、心臓病リスクは二倍。
ストレス状態が続き免疫細胞を刺激すると、癌に対する免疫細胞からの攻撃がストップしてしまう。
運動はストレス対策において重要



ストレス対策

①コーピング …ストレス対処法を列挙して、ストレスを感じた時に実践する。cope…対処する。作成したリストを持ち歩く。自分のストレスを客観的に観察して、効果的なコーピングにつなげる。

②マインドフルネス …1.背筋を伸ばして、両肩を結ぶ線がまっすぐになるように座る。どんな姿勢でも良い。 2.呼吸をあるがままに感じる。コントロールせず体がしたいようにする。感覚に注意を向け、気づきが追いかけていく。「ふくらみ、ふくらみ、縮み、縮み」と実況。 3.湧いてくる雑念や感情にとらわれない。雑念が浮かんだら「雑念、雑念」と心でつぶやき、「戻ります」と唱える。 4.空さ全体で呼吸する。注意のフォーカスを拡げる。吸った息が呼吸の隅々まで流れ、吐く息が体の隅々から流れ出る。「ふくらみ、ふくらみ、縮み、縮み」と実況を続ける。5.体の外まで注意のフォーカスを拡げる。周りに空間の隅々、その場で気づく事の出来る現実のすべてを見守る。空気、温度、広さ、部屋の外。雑念が出てきても漂わせ、消えていくのを見届ける。 6.迷走を終了。瞼の裏に注意を向け、そっと目を開ける。伸びをしたり体をさすったりして、普段の自分に戻る。

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2017年05月20日

Posted by ブクログ

もう少し救いを求めて本屋をうろうろしたらこの本が。
「キラー・ストレス」とい恐ろしいタイトル。NHKのTVタイトルで見たことがある。

ストレス・ホルモン「コルチゾール」による身体への物理的、化学的影響が描かれている。
自分はまさにこの状態ではないか。これはきちんと対処しないとえらいことになってしまうと思った。
サラリーマンが仕事のせいで病気になっても、誰も褒めてはくれないし、かばってもくれない。同僚には迷惑をかけるし自己管理ができていないと思われるだけ。
後半のストレス・コントロールのテクニックである、コーピングとマインド・フルネスの実践が必要だ。

マインド・フルネスって禅だよなぁ。小池龍之介著「考えない練習」につながった。

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2017年03月18日

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ストレスは楽しいことも嫌なことも人の営み全般に付随してくるものであり、あらゆる病気を引き起こす大きな要因の一つとしてストレスがある。
ストレスが人間の心や体に何を引き起こすか、またどのように付き合っていけば良いか、最新の知見を追った本で誠実な内容だと思う。

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2016年12月20日

Posted by ブクログ

ストレスマネジメント講座受講中というドンピシャのタイミングで入手。ストレスが及ぼす脳や身体への影響、精神栄養学、コーピング、マインドフルネスといったストレス対策について掲載。生理面やコーピングリストの作り方など講座であやふやだった部分の理解が深まった。いろんな情報やメソッドが溢れる中、確かな知識を身につけられたと思う。

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2016年11月16日

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ネタバレ

●2025年6月23日、Yahooフリマで過去の自分がいいねしてた。600円。

●2025年6月28日、ヤフオクで検索かけたら、送料込み385円あった。

●2025年8月18日、読み始めた。
36、ヒヒの例。ボスは好きな時にストレス感じるだけだけど支配されてる部下のヒヒはいつもストレス状態で、それがキラーストレスであり、現代人とと同じ。

55、小平の「国立精神・神経医療研究センター」が出てきて、おっ!となる。働き盛りの40代の男性の脳画像を見たら、海馬が萎縮して、脳の中に隙間ができて黒い影になっているのが発見された。こわい。私も見てもらいたいな。

ちょっと読んだだけで、すごくタメになる。

●2025年9月29日、読書再開。
37、《「支配ー従属」の関係で生み出されるストレス》じゃあなぜSMでMの方はストレスが解消できるんだろう?

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

NHK?ってやや偏見を持って挑んだけど、良かった。分かりやすかったし、からくりが分かった。新書っておいおい偏ってんなと思うような書き方のものがたまにあるけど、これはいい感じでした。コーピング!マインドフルネス!やっていきたいです。

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

最近ストレスが溜まってる気がして読んでみた。目新しい情報があったわけではないものの、コーピングとかマインドフルネスとか最近注目している情報も載ってて楽しんで読めた。コーピングの100個のストレス発散方法を書き出して、感じたストレスに応じて使い分けるっていうのを早速実践しようと思う。マインドフルネスはずっと続けてるけど、調子がいい感じなのでこれからも続けよう。

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2023年01月21日

Posted by ブクログ

ストレスが物理的にどうダメージを与えるかと、その対策としてのコーピング、認知行動療法とマインドフルネスについてなど。
読み易く面白かった。
2016年の本なので今どうなのか気になる部分あり。
実践すると読み返したくなるかも。

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2022年05月01日

Posted by ブクログ

少し前に話題になった「キラーストレス」の本です。
ストレスが体に及ぼす影響と,
その対策について分かります。

この本でいう「ストレス」は
自覚的なものではなく,無自覚なものです。
今まで認識していた「ストレス」とは少し違って,
新しい概念に気付くことが出来ました。

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2021年05月29日

Posted by ブクログ

NHKスペシャル取材班による、私たちの心と体をむしばむストレス=キラーストレス。その研究と実践の最前線をまとめた一冊。ストレス対策には、やはり「運動」「食事」といった生活習慣、加えて「コーピング」「マインドフルネス」といったセルフケアが必要。生きることはストレスと共にあることは逃れられないことであるが、いかにうまく付き合っていくか。生きていくか。そのことを考えさせられる。

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2020年04月29日

Posted by ブクログ

ストレスの脳や身体への影響と、その対処方法に関する最新の知見をコンパクトにまとめた本。敵を知り己を知れば百戦危うからず、ストレスがホルモンや自律神経に影響を及ぼし体を蝕むメカニズムの説明が分かりやすい。またストレスへの対処も運動、コーピング、マインドフルネスの三つが挙げられているがどれもすぐに取り組めそうなものばかり。
NHKスペシャル取材班がまとめた本は外れがない。

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2019年11月17日

Posted by ブクログ

序盤のストレスチェックリストで、いきなりストレスない人に判定されたので読む必要が無くなったのですが、これはとても素晴らしい本でありました。
ストレスがどういう風に体に影響を及ぼすのか、科学的な実証を基に書かれているので、漠然とストレスへのモヤモヤした恐怖を煽るのではありません。
ストレスを受けた時に発生する物質が、遺伝子や細胞に直接影響を与え、様々な病気の原因となっていることがものすごーく分かりやすく書かれています。
今まで関係無いと思っていた疾患が、慢性的なストレスが原因で発生した可能性が高かったと分かって、怖いと同時にストレスにしっかり対処する事で可能性の芽を摘むことが出来る希望になりました。
前半はストレスが心と体に与える科学的な実証。そして後半はストレスにどうやって対応していくかの具体的な技術。ストレスを感じている人もいない人もこれを読むと色々考えさせられると思います。ストレスで悩んでいる人がいたら是非勧めたい。そんな本を見つけました。

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2019年10月18日

Posted by ブクログ

ストレス対処の方法である「コーピング」が印象的でした。ストレス時にどんな気晴らしをすれば気分良くなるかをリストアップしておき、ストレスかかかる度にそれらを実行する、という方法。

本屋に好きなだけ居る
スイーツを食べる
カフェオレにミルクを足して飲む
パンに大量のバターをつけて食べる
山に登る
美術館に行く
舞台を観る
映画を観る
夜景を眺める
海を眺める
カノンを聞く
テニス
好きな人と散歩

考えるだけで楽しくなってきます。
良い方法だ、と思いました。

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2019年01月14日

Posted by ブクログ

「ストレス社会」という言葉が巷間に流布するようになって久しいものの、自分のストレスへの対処法は、漠然と気分転換をすること、としか考えていませんでした。

この本を読んでストレスが科学的に身体に及ぼす影響と、その対処法を概ね理解することができました。

ストレスが、脳細胞を破壊したり、細菌の活動を活発化させることにより、血管の壁を破ったりと、物理的に身体組織を破壊する力があることが近年の研究により科学的に証明されている、と本書は伝えています。ストレスが文字通り命を削ってしまうダメージを与えてしまう、ということです。

対処法として、笑い、運動による自律神経の興奮を抑制すること、魚、玄米、ナッツや緑黄色野菜の摂取、コーピング行動(自分の気分が上がるちょっとした行為)、などがあげられていましたが、特にマインドフルネス(瞑想)には興味を持ちました。

「今の瞬間」の現実に常に気付きを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心の持ち方-と本書では定義づけされています。

自分もジョギングしているときに、ふとあれこれと思いを巡らすことがありますが、走っている瞬間の知覚に集中することにより瞑想と同じ効果が得られるんではないかと思いました。

また、ストレスの元となる認知の癖についても自身を省みずにはいられませんでした。自分の認知の基準を改めて見直すことにより、ストレス源を減らすことは、自分自身に向き合うことにもつながる、ということでしょう。

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2019年01月06日

Posted by ブクログ

自分自身の生活を振り返ると、マインド・ワンダリングだと感じる場面が多々あった。また、ストレスの対処に困ることも多い中で、本書に出会えた意義は大きいと思う。ストレスの身体に与える影響や実験のデータ等、分かりやすくまとめられていた。気晴らしのリストを早速作ってみようと思う。

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2018年11月01日

Posted by ブクログ

厚生労働省が発表した統計によると、
躁うつ病にかかる患者は94年時では43.3万人、
14年時では111.4万人と、
20年で2.6倍になっています。
認知件数が増えたというよりも、やはり社会環境の変化によって
、絶対数が増えたと思います。
日本社会は、ますます利便性を追求していますが、
その歪みが、個人が受けるストレスとして、
多くの日本人に精神疾患の増加として、現れています。

ストレスで、うつ病になる。
(ある見方では)うつ病は、慢性ストレス性精神疾患と言います。
よって自分にふりかかるストレスが何なのか、見極め、そして
日々の生活習慣を見直す必要があります。

この著作では、まずストレスチェック(ライフイベントにおける)
を行うように勧めています。
このチェック表は、かなり使えると思いました。

項目によって、ストレス指数が全然違います。
不謹慎ですが、配偶者の死などは、感じるストレスの中で、
最も高い部類に入っています。(また不謹慎な言い方ですが)これを知っていれば、
似たような状況になった場合の対策を講じることができます。

そして、ストレス対策として、
コーピングや運動
マインドフルネス
を取り上げています。

コーピングなら(一つの方法として)、自分にとって、
気分が上がる行動をリストアップし、
実際に行動して、10点満点で採点する。
得点が高ければ、それは自分にとって、ストレスを軽減できる、
行動となる。

そして、そのリストを意識的に増やしていくようにする。
自分のストレスを「観察」する習慣、そして、
「対応」するという意志と行動を徹底的に行なう。

ストレスキラーの背景にあるのは、
もはや、誰も自分も守ってくれない、
自分の身は自分で守らなければいけないという
社会状況になっているからだと思います。

職場などで発生するパワハラ(いじめ、いやがらせ)などは、
増加し続けています。

いついかなるストレスが来るかわからない。
カラダの健康に気をつけて、
バランスの良い食事を心がけるように、

普段から精神の健康を保つために、いかにストレスと付き合うか、
という、今の日本人の誰もが考えなければいけないことへの、
対処療法が、分かり易く書かれています。

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2018年08月25日

Posted by ブクログ

NHKスペシャルのために取材した内容をまとめたもの。
最新の調査や研究成果を踏まえて、ストレスの正体に迫り、対処法を示しています。

現代社会では情報が多すぎて、ストレスが増えているのは、誰しも心当たりのあるところ。
ストレスとは、危機に対応するために心身を緊張させたことが始まり。
原始時代には、襲われたときに逃げるか、闘うという必要があったから。言われてみれば納得です。

今は問題が起きている真っ最中でなくとも、過去にあった辛いことを思い出し続けているか、未来に悪いことが起きると予想していると、今もストレスがかかってしまう。
ストレスは、気分の問題では済まない。
脳や体にも、はっきり影響を与えているのだそうです。

ストレスを軽くする方法を100個書き出しておく、というのがコーピング(対処法)というやり方。
うんと小さなことも含むわけですね~。
けっこう笑えて、参考になりますね。
笑いも良いストレス対策になります!

運動の効果、栄養のとり方、なども具体的に。
もう一つの有効な取り組みは、マインドフルネス。いわゆる瞑想を、わかりやすくしたもの。
背筋を伸ばして静かに座って自然に息を吐き、あるがままに呼吸を感じて、雑念を遠ざける。
こういったことで、傷ついた脳が回復していくというのが驚き。
ひと通り知っておいて、損はないでしょう。
興味深く読みました☆

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2018年03月16日

Posted by ブクログ

NHKの番組が話題になっていたので新書で読んでみた。新書だけどすごく読みやすかった。医学的な研究から、対応策まで書かれていて、分かりやすかった。悶々するのはマインドワンダリングという状態で、人間的にはおかしくない状態なんだということがわかったし、コーピングという良さそうな対応方法も見つかった。さっそく試してみようと思う。

----- 以下メモ

・マインド・ワンダリング(心の迷走)
過去や未来についてあれこれ考えを巡らせてしまう状態のこと。人間に備わっている「記憶力」や「想像力」によって、ストレスに晒された状態を思い出したり、同じようなことが起こったりしないだろうかと想像したりする。

NPYの差は、遺伝によるもの。ストレスに弱いか強いかは生まれつきある程度決まっている。

生活習慣と運動が大事。運動すると脳が変化してストレスに負けにくくなる。食生活を規則正しくするのも重要(魚がいいらしい)

ストレスには「頑張るストレス」と「我慢するストレス」がある。この2種類に意識的にコーピング、マインドフルネスなどで対応していくのが必要。

・コーピング
認知行動療法から生まれた方法。自分のストレスを観察し、見合った対策をしていく。気晴らしのリストを100個くらいメモって印刷して持っておくとよい。「旅行に行く」とかはすぐにはできないけど、何かを想像する系のだけでもよい。

・マインドフルネス
マインドワンダリングを回避した状態。

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2017年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

NHKスペシャルで放映されたものの書籍化。
放送は未見。
ストレスが体に与える影響、
ストレスには食事と運動が有効なこと
マインドフルネスについて
幼児期のストレスが与える影響

知っていることや自覚していることが多かったが
面白かった。

ストレスのコーピング(対処法)を100あげる方法は面白いし、試したい。
参考例の40代男性のコーピング内容も
「怒っている上司のほくろの数を数える」、「結婚当時の妻の顔をイメージ」などなど、ちょっとほっこりしたし、わかりやすかった。

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2017年02月15日

Posted by ブクログ

食事と運動の節については最近では既知。コーピングたマインドフルネスについては、「妄想」と「いいかげんさ」が我が身を助く、ということで、勝手に理解。それで良いのかなぁ?

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2023年12月01日

Posted by ブクログ

ストレスが心を蝕む、というのはイメージしやすいが
体にどう影響するのか、具体的に書かれており
ストレスの怖さを改めて感じた。

対処法についても実践しやすい方法が列挙されており
番組サイトのストレスチェックも役立つ(高得点をたたきだしてもうた)。

対処法を実践中。本はしまわず目に付くところに置いてある。

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2022年07月09日

Posted by ブクログ

ストレスによるメリットとデメリットがある。
自分がどんなストレスを抱えていて、どうしたらそのストレスを取り除くことができるかを知ることが大切。
それが自分の力で変えられるものなのか、環境を変えてしまわないといけないのかは場合によるが、
対策を自分で取れないといけない。
対策の仕方も書いてある。

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2021年05月29日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて読みました。
ストレスに弱いという自覚があるので、運動と食事、コーピングとマインドフルネス…ふむふむと読みました。
コーピングはやってみようと思います。100個。
ストレスで老化する、というのは実感があります。教育実習→卒論で何年も進んだ気がします。
いつまでもストレスに弱いままだと生き難いと思うので、少しずつでも実践していきます。

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2019年01月21日

Posted by ブクログ

現代社会のあふれるストレスの正体を明かし、どのように対処すべきかを論じている。ストレスにさらされ続けると脳の海馬が物理的に委縮されるという。
「コーピング」、「マインドフルネス」など、ストレスへの対処方法が紹介されている。普段の「やることリスト」などから、意識を解放するのが良さそう。

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2017年04月08日

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