NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不幸な歴史に苦しめられてきた、豊かなる大地で何が起きているのか?このシリーズは変貌を続ける『アフリカの現在』が描かれています。アフリカの抱える光と影が色濃く映し出されています。
この本の元になったのはNHKスペシャルの番組でした。これは番組で放映された内容を書籍化したものです。僕個人に限って言えば、このシリーズを見てはいましたけれど、諸般の事情で何回か見落としていたので、今回この本を読む機会がああって、リアルタイムでは見ることができなかった回を補完することができて、非常にうれしかったです。
ここで描かれているアフリカは、僕個人がイメージしていたものとは大きく変貌を遂げていて、マサイ族の人間 -
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Posted by ブクログ
古代史はロマンだ。
わからないからこそ、空想の余地が沢山あってワクワクする。
私は学者ではないので、無責任に色んな説を摘んでは、妄想をたくましくして、ニヨニヨする時間が大好きだ。
そんな私の大好きな時間をより充実させてくれる本だった。
古代には、インターネットなんてないし、電話もなければ電報もないし、確実に素早く手紙が届く郵便制度もない。今のように、安全に速く朝鮮半島と九州や山陰を往復する航海技術もなかっただろう。
それなのに、どうして卑弥呼は呉ではなく魏を外交相手に選んだのか、高句麗と交戦中の倭の五王は北魏ではなく宋を外交相手に選び、朝鮮半島での軍事権指揮権を得ようとしたのか。
広大な地 -
Posted by ブクログ
2017年に書かれた本だが古さを感じさせない普遍性がある。そこが羽生善治さんの本質を見抜く力であり凄いところだと思う。
・人工知能は関係のあることを選び出すことが苦手。フレーム問題。爆弾付きのバッテリーがある時に、①爆弾ごと運び出す、②副次的に発生しうる全ての事象を考慮に入れてスタックする、③爆弾とバッテリーに関係あるかどうかを無数に考えてスタックする、ことでいずれも爆発する。
・ロボットは分散学習が可能であり、複数のロボットに別のことを学習させ統合することで、飛躍的に開発速度が高まる。ロボットの運動が人間に追いつき追い越すことも可能かもしれない。
・一つのゲームで学習した知識を他のゲームに -
Posted by ブクログ
NHKスペシャル取材班著『新・古代史』を読みました。新聞紙面の本書広告が目に留まり、副題の「グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権」にも興味をそそられます。
本書は2024年3月に放送されたNHKスペシャル『古代史ミステリー』の取材がベースになっています。邪馬台国の卑弥呼が生きた三世紀、空白の四世紀、ヤマト王権の倭の五王の五世紀。この時代を中心に「日本」と中国や朝鮮半島との関係がどうであったか、「日本」という国がいかに成立していくかに迫ります。テレビ番組では取り上げていない注目度の高い最新研究や発掘調査の成果を加え、ユーラシア大陸の大変動の視点を交えながら、古代史研究の最前線を伝 -
Posted by ブクログ
NHKスペシャル古代史ミステリーの取材をもとに、グローバルヒストリーからのアプローチで明らかにする日本の古代文明、卑弥呼に迫る。やはり、卑弥呼が統治したとされる邪馬台国は一体どこにあったのか。古墳の形状や出土品から、奈良説、福岡説とそれぞれの維新をかけた研究が進められていた。それを新しい視点であるグローバルヒストリー、つまりその時代のグローバルな動きの中で、史実を外側の情報から探しにいくというアプローチによって、中国、韓国の歴史から日本を見ていくと新しい事実が見えてくる。
やっぱり日本史は面白い。卑弥呼が統治していた邪馬台国がなぜ、他の王族たちを従えたのか、奇術を使ったとされるそれは何か、気候 -
Posted by ブクログ
ネタバレ●2025年6月23日、Yahooフリマで過去の自分がいいねしてた。600円。
●2025年6月28日、ヤフオクで検索かけたら、送料込み385円あった。
●2025年8月18日、読み始めた。
36、ヒヒの例。ボスは好きな時にストレス感じるだけだけど支配されてる部下のヒヒはいつもストレス状態で、それがキラーストレスであり、現代人とと同じ。
55、小平の「国立精神・神経医療研究センター」が出てきて、おっ!となる。働き盛りの40代の男性の脳画像を見たら、海馬が萎縮して、脳の中に隙間ができて黒い影になっているのが発見された。こわい。私も見てもらいたいな。
ちょっと読んだだけで、すごくタメになる -
Posted by ブクログ
昨年3月放送の「NHKスペシャル 古代史ミステリー」の取材ネタの新書化である。テレビ番組だからわかりやすく刺激的、かつ最新の説を追っている。しかもNHKなので、出てくる考古学者は全員第一線級だ。とても信頼が置ける。目を通しておくに如くはない本である。今年1月発行。
2-3世紀の邪馬台国問題とヤマト王権の成立について、最新学説がかなり整理されて書かれていた。お陰で私の「仮説」が、現代の「有力な学説」と全然矛盾しないということが、改めて確認できた。
即ち、私の「仮説」はこうである。
倭国大乱は2世紀の中ばに起きた。何故か。この時期2世紀前半にかつてない大洪水時代が10年ほど続き、その直後に大旱魃