NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実戦あるのみ 10年ほど前に友人のフルマラソン完走に感化され始めたマラソン。我流でサブ4(完走タイム4時間を切ること)を目指して未だ格闘中ですが、5時間の方が近くなって来たので、少し勉強を兼ねて手に取りました。スポーツは心技体揃って初めて記録や記憶に残るようなプレーができると思います。書籍から学べることもありますが、実際に体を動かさないと身につかないのもスポーツの醍醐味。この本を読んで学んだことを実践したいと思います。
東アフリカ勢の生まれ育った環境や遺伝子の問題に関しては日本人に反映することは難しいですが、東アフリカ勢の多くがつま先着地であることは事実として受け止めたいです。そのためには生まれ持ってのふくらはぎの柔らかさや長さが必要なのかもしれませんが、頭から否定していたつま先着地を試してみても良いのかもしれません。また、前傾姿勢が良いというのも神話ごとく言われていますが、まっすぐの良い姿勢での体への負担の少なさは私も実感していますので、無理に前傾姿勢にならなくてもよいのかもしれません。今後年齢を重ねていく中でタイムを短くすることは容易ではありませんが、挑戦はいつまでも続けたいと考えています。 -
Posted by ブクログ
久しぶりに読みました。ランニングレベル的には、中級者以上、マラソン競技の科学的なアプローチを知る読みものとしても面白いです。
今までわかっていたつもりだったことも、レベルの向上とともに、体験的に理解できました。専門書以外で、フルマラソンを科学的に分析してくれる本は少ないので、新書でわかりやすく読めます。副題の「つま先着地vsかかと着地」は、あくまでランニングエコノミーの一部なので、そこを見誤ると細部の技術論に陥ってしまいますので、注意が必要ですね。
いわゆるランニングハウトゥー本ではないので、東アフリカ選手の強さの秘訣から、自分のレベルに合わせた、最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値、ランニングエコノミーを高めるかを考える必要があります。
走り方のヒントを掴むことと、世界レベルのマラソン観戦も、楽しくなる一冊です。 -
Posted by ブクログ
NHKスペシャル『老人漂流社会』の書籍化である。2013年11月に発刊された本書を2014年1月に購入したが読まずに本棚に飾ってあった。
足立区の事件から始まる「消えた高齢者問題」が話題になったのは2010年であった。当時、『無縁社会』という本も出版された。その延長にあるのが本書である。
高齢者が行き場を失った社会。それは「老い」と「死」から目を背けてきた現代社会の一つの帰結であろう。都市化した社会の当然の帰結であろう。
なぜなら「老い」や「死」は自然の理であり、都市とは相性が悪いからだ。
この問題の根本的な解決は「価値観の転換」であろう。誰しもが老い、いずれは死ぬという当たり前のことを前提にした価値観の確立しかない。
しかし、それは容易ではない。いま困っている高齢者がいる。この人たちを救うスキームがすぐにでも必要だ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ文章の構成、取材の精度としては、優れていると感じた。
難しい取材対象と題材に対して、かなり根気強く正確にヒアリングしてあり、一冊の書籍にまとめ上げているNHKスペシャル取材班に敬意を表する。
こういった書籍のおかげで、世に出回ることがなかった情報をつぶさにキャッチすることができる。
一方で、ヒアリング対象者の発言に織り交ぜながら、著者の主観や類推を織り交ぜている箇所が多々あり、読者をミスリードするおそれはないのか、やや懸念する作りとなっていた。
著者が個人名なり、主義主張が明確であればそれを含めて読者は解釈をできるが、
「NHK取材班」という著者の主観や類推をどのように解釈すればいいのか、やや迷いが生じた。
内容としては、
大東亜戦争戦時下、全体主義が当然の雰囲気の中で、国民一人一人が国家に対して義務を果たしていく風潮を背景に、戦況や国家の存続を考慮して展開されるゲリラ戦について書かれている。
特に沖縄では少年を含めたゲリラ部隊が組成され、実戦にも動員された。
米軍の本土上陸に備えて、上陸予定と予測される九州と関東を中心に、ゲリラ戦の準備も行われていた。
①民間防衛
中野学校は国内・国民向けに工作活動を行っており、士気高揚を含めて、ゲリラ戦を行うための内的な準備を行っていた。
全体主義的な雰囲気の当時の日本においても、国土を守るためには国内向けの工作活動が必要なこと、そこに国を挙げて国を守ることの難しさを感じた。
現在日本でも民間防衛はある程度議論は必要だろう。
圧倒的な戦力を背景に侵略する他国があると仮定して、自衛隊が機能不全に陥った⇒即ち全面降伏、というわけにもいかないだろう。
②少年の動員
タイトルにもあるとおり、「少年」をゲリラ兵に、そもそも兵隊に動員することはどのように考えればいいのだろう。
一般的に少年を軍人として巻き込むことは「現在の日本」における道徳観等に鑑みると、到底受け入れられないだろう。(「なお、何歳」からならOKという基準も引きにくいが。)
しかし、緊急時本当に国土に危機が迫った時、その時の大人たちは子供を巻き込むことなく、危機を脱することができるだろうか。
そういった危機を迎えることがないように安全保障環境を整備することは当然だが、
究極の危機を迎えたとき、道徳上避けるべき問題や国際法上の違反等々の「正しさ」と国家防衛のバランスは考えておく必要があると感じた。
学びの多い一冊だった。 -
Posted by ブクログ
時々ニュースを見ては
なぜ そこの手前で助けを求めなかったのだろうと
思ったりしていました。
実際に自分は 介護をした事がないので
本当の気持ちはわかりませんでした。
ニュースでは 話題性のありそうな事件のみ取り上げられていますので
実際の傾向などは わかりませんでしたが
この取材では 配偶者、子供、そして 孫 、
更に 男性も女性も 全ての人が 加害者と なりえる事がわかりました。
長年の つらさもあるでしょうけど
短期でも 急に親や 配偶者の 変化に 戸惑い
介護者が 自分を失って行ってしまう事もわかりました。
大抵は 自分がと いう感じで 家の中で終らせてしまう。
他の家族には 頼れない。
そして・・・・・
テレビで放映したそうですが
残念ながら 見ていませんでしたが
こういう 番組は 何度も再放送をして
社会に問題提起をしていって もらいたいと思いました。
不幸にも 家族に手をかけてしまった人は その後もずっと悔やみ つらい人生になってしまう。
そして つらい思いを乗り越えて 告白してくださった人々の為にももう こういう事件を 起こさせないように社会がサポートできる仕組みが 早くできる事を祈ります。
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書の内容もふまえ、環境問題の改善に向けた大きな課題として以下を頭の中にとどめておきたい。
①経済性
経済的なインセンティブが誤っており、地球を破壊するやり方のほうが利益を得られることが現在の問題を引き起こし、なおかつ劇的な改善が難しい要因の大きな一つとなっていると感じる。対策としては、地球を破壊するやり方にコストを反映させる?暮らしの金額的負担が増えて難しい・・・。地球にやさしいやり方に補助金を出す?すでにやってるが、部分的かつ財源は税金。
②進行スピード
やはり人々の目先の生活には影響がない、目先の利益を追い求めることが大多数の人たちがすぐに動こうとしない大きな理由になっている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ老後破産に至った方のインタビューを通して、彼らの現状、老後破産に至った要因を取り上げているが、全員共通した要因があり、自分自身の将来を考える上で参考になる。
①厚生年金に未加入:ほとんどの方は自営、もしくは厚生年金加入期間が短く、未加入であり、国民年金のみでやりくりしている。(国民年金も満額で無い事例も)
②生活保護をもらえないと思い込んでいる。もしくは、貯金が多少あるために一度追い返されている。
③完全に孤立している。生活を見守る方がいない。
④支援者がいるが、それによって、かえって公的支援が受けにくく合っているケース
⑤病気になり、働けない
現時点で老後を迎えている世代は比較的年金などに恵まれた世代にもかかわらず、こうした老後破産に至る事例が数多く、今後はさらに老後生きて行くには厳しい状況になることが容易に想像できる。逆に現時点で老後に至っている方の多くは「こんなことになるとは思わなかった。」と語っており、かなり自分で招いた(見通しが甘い)結果であるように見え、あまり共感できなかった。