NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
すごく面白くて一気に読み!エキサイティングなレース展開はもちろん、選手一人一人のキャラが漫画のように個性豊かで、このレースをめぐるそれぞれの人生ドラマがこの闘いをより興味深いものにしている。
読む前はフィジカルエリートたちが颯爽と山を走り抜けるレースを想像していたが、実際は全然違っていた。参加者は、もともと驚くほど『普通の人』である。メタボ対策に40過ぎてから走り始めたサラリーマンだったりとか、学生時代は帰宅部でリレーのお荷物だった青年だったりとか。とても意外であった。(もちろんスポーツエリートもいる)。
そして、走り抜くために必要なのは、(走力は基本条件として、)不屈の精神力なんじゃないかと思った。疲労や眠気や怪我、幻聴・幻覚、高山病、豪雨や突風や雷、野生動物…困難のフルコースの中を満身創痍でゆく姿は、読んでいるだけでも辛く、全く楽しそうじゃない。
それでも、なぜ走り続けるのか?その理由は選手それぞれ違う。勝利やタイムにこだわるものもいれば、マイペースに冒険を楽しむ者もいる。仲間との出会いや連帯を求める者もいれば、自己の内面との対話を求める者もいる。共通しているのは、山が好き、走るのが好き、そして胸にとても熱いものをもっているということだ。放映後、『選手全員が特定の宗教団体に属しているのではないか?』という視聴者からの声もあったというのは、とても面白いエピソード。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初は ジョブズの対談を 英語と日本語でのせてある。
親友 ウォズや いろんな人から見たジョブズについての話。
京都が 好きだったっていう話は なんだか嬉しいような。
交渉力に長けていたこと
罵倒しながらも よりよい製品を作るために試行錯誤していたこと
革命
芸術家のような こだわり
逆境から立ち直ること
シンプル。美。完璧さ。
まわりがついていけないくらい先を見越していたり
スタッフの モチベーションをあげて 不可能に思えそうなことも実現させてしまったり。
違う道に 進んでいると思ったら 捨てて新しく案を練り直してみたり。
奔放で こだわりが強くて
でも納得して最高のものを作り上げたときの達成感は 相当なんだろうなと思う。
なんだろう。
ジョブズ関連本 2冊を 一気に読んだせいか
ちょっと のめり込んだ感じになっている。。
人生は有限。自分のやりたいことをやれ。って
恩師にも 似たようなことを言われていたことを思い出した。
本当に私のやりたいこと。
人生は ほんと あっという間だよと。
自分より先行く人に言われると 実感がこもって 言葉に重みがあるというか。
そんなことを思い出したりしながら
もう少し勤勉になろうと思いつつ。 -
Posted by ブクログ
いやぁ面白かった。仕事に対するモチベーションが上がりました。
スティーブジョブズは尊敬しています。情熱の傾け方、生き方、素晴らしいと思います。
この書籍ではジョブズを取り巻く人物たちの思い出話が綴られています。みんなそれぞれに感じることがあり、それを読んでいくとジョブズの人物像が浮かんできます。
ただジョブズのやり方に対しては納得できません。プロジェクトの進行を覆してでも良い製品を作ろうとする姿勢にはとても感心しますが、それはそもそもプロジェクトの進め方や途中途中で出てくる成果物に対して、ちゃんとレビューできていないのだろう、と思います。割といろいろなところでジョブズの情熱が人々の心に響き、良い製品として多くの人が手にする、と言うようなものを目にしますが、できてみないと分からない、って言うのはちょっと賛同できません。
定期的に振り返る機会を作るべきだろう、と。
とても面白かったです。スティーブジョブズ、やっぱ好きだわ。 -
Posted by ブクログ
うあー!アフリカに行きたくなります。
ザンビアに進出する中国の巨大企業の進出と現地の雇用ニーズの合致
経済成長を目論む南アフリカとジンバブエからの大量移民の雇用ニーズの合致
そんな東部~南部のエネルギッシュな話が多いけど、その裏に潜む問題は数しれず…といった感じかな
現地人からのインタビューや会話をもとに書かれていて、特にジンバブエのハイパーインフレの話なんか悲し過ぎて読んでて泣きそうになりましたが、逆に現地の人のエネルギッシュさや温かさに胸を打たれる場面も多いです。
ケニアのMPESAのようなBOP的な視点から、国の政策、経済格差、グローバリゼーションの功罪など(ちょっと功の部分が多いけど)、広くアフリカの今が真っ直ぐな視点で書かれていておもしろい。 -
Posted by ブクログ
自分の中のアフリカのイメージが崩れ去ってしまう内容であった。
アフリカの情勢に疎い私は、アフリカについてまだなんとなく開発途上
だろうくらいにしか思っていなかったが、本書で紹介されているのは、
以下のようなアフリカについての最新事例であった。
・携帯電話を駆使し、出稼ぎなどを行うマサイ族(ケニア)
・ルワンダ虐殺という悲劇を乗り越え、ツチ族・フツ族双方の共同事業
を立ち上げた経営者(ルワンダ)
・国家をあげてアフリカ投資を行う中国とその企業(エチオピア・ザンビア)
・金採掘と資源が枯渇したとの国家戦略を考え、行動に移している官僚
(ボツワナ)
・経済破綻したジンバブエからの移民を積極的に受け入れる南アフリカ
個人的にはボツワナの官僚の先見性がすばらしいと思った。さすがに
金という資源だけだと枯渇した後が厳しいということを予見し、川下産業
まで自国で抱え込んだり、金を自国に集まるよう誘致したり、研磨技術を
磨いて金以外の資源についても対応できるようにするなど、これが官僚
だよなと思わせる取り組みでした。
ザンビアも資源国であるボツワナから学ぶところはいっぱいある。 -
Posted by ブクログ
9億人の大市場。資本主義最後の大陸アフリカ。とかく経済的観点から語られることの多いアフリカについて、NHK取材班が1年をかけて現地を取材した内容をまとめた一冊。
ケニアなどで普及する携帯電話、大虐殺の歴史から一転、急成長を遂げつつあるルワンダ、中国が国家、企業一体となって資源開発に挑むエチアオピア、ザンビア、そして経済破綻したザンビアと、そこからの移民を活用して経済発展を続ける南アフリカ。まさに更なる激動の時代を迎えようとする国々における人々の姿が生々しく紹介されている。
もしかしていつの日かアフリカでのビジネスに関わることになる可能性もあるだろう。中国、インドは既に発展途上国ではなく、しっかりと成長エンジンが回転している。一方でアフリカはまだこれから成長エンジンに点火されるかどうかという段階の国が多い。既にして中国、インドの進出に遅れをとっている日本企業だが、こういう地域こそ、官民一体となった先行的取り組みが必要なのではないか。ようやくインドとのビジネスに目覚め始め、アジアとの自由貿易協定が議論になってきた状態は、いかにも内向きで歩みが遅いと感じる。 -
Posted by ブクログ
急速に経済発展を遂げているアフリカについて書かれた本.新興国市場としては中国やインドが取り上げられることが多いが,これらの国はすでにかなり発展してしまった感が強い.アフリカはまさにこれから発展しようとしている途中であり,なかなかおもしろい市場だと思えるようになった.気になったトピックをいくつか.
・携帯マサイ(ケニア、ウガンダ)
最近のマサイ族は携帯電話を使用しているらしい.固定電話回線を敷くよりもアンテナを立てる方が安上がりなのだとか.先進国では固定電話から携帯電話という発展の歴史があったが,そういった固定観念を捨てることが新興国市場を攻める上では必要かもしれない.
・移民の受け入れと歪み(南アフリカ、ジンバブエ)
ジンバブエでの歴史的インフレは周知の事実だが,その後経済状態の芳しくないジンバブエ人は仕事を求めて南アフリカへと移民している.そして安価な労働力としてのジンバブエ人と現地で職を探す南アフリカ人との間で敵対感情が生まれている.ドイツなどで起きた移民問題が新興国の間でも起きており,新興国の間にも格差による問題が起きている.
・中国の対アフリカ政策(エチオピア、ザンビア)
中国が国を挙げてアフリカ攻略を狙っているようだ.中国とアフリカがくっついてしまうと,世界の天然資源の大部分を中国に押さえられてしまうだろう.しかし成功しているところもあれば,無理な展開で労働災害からデモ活動が起きるなど歪みも生まれている.個人的な考察になるが,他の国に進出するときは安価な労働力や資源にすぐに目がいってしまうが,フェアな条件でその国と協調関係を築きその関係を維持していくことが重要になるのではないかと思う.