NHKスペシャル取材班のレビュー一覧

  • 人工知能の核心

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    羽生さんの人工知能に対する切り口が良いと思いました。
    もう人工知能開発の流れは止まらないでしょうし、良い関係を作るために今から考えなければいけないアイデアがたくさんあり、勉強になった。

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    2018年03月16日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    NHKスペシャルのために取材した内容をまとめたもの。
    最新の調査や研究成果を踏まえて、ストレスの正体に迫り、対処法を示しています。

    現代社会では情報が多すぎて、ストレスが増えているのは、誰しも心当たりのあるところ。
    ストレスとは、危機に対応するために心身を緊張させたことが始まり。
    原始時代には、襲われたときに逃げるか、闘うという必要があったから。言われてみれば納得です。

    今は問題が起きている真っ最中でなくとも、過去にあった辛いことを思い出し続けているか、未来に悪いことが起きると予想していると、今もストレスがかかってしまう。
    ストレスは、気分の問題では済まない。
    脳や体にも、はっきり影響を与

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    2018年03月16日
  • 老後親子破産

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    親子同居のリスク。引きこもりはもちろん失業、親の病気、介護離職、離婚による貧困…。親と子、一方がもう一方を支えようとして共倒れになる親子破産。誰にもリスクがある。公助で支えるにも限界があるとすれば解決に道筋はあるのか…

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    2018年03月07日
  • 縮小ニッポンの衝撃

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    超高齢化社会
    増えた人間が年をとって、 出生率が低いから人口が減り、増えた人間用のインフラが不要になりました。

    さて困った。今は政府からバラまかれでいるお金で、なんとかなってるけど、将来はまずいですと。
    まあ、もう地方へのバラまきやめよう。そこにずっと住みたいって気持ちもわかるけど、あきらめましょうと。いや、別に住みたいなら住んでくださってもいいんですけど、これ以上は自分たちのお金でやっていってください。

    冷たい?いやあなたたちの世代が、自分たちで決めて作ってきた社会でしょう。これからの若者たちにあなたたち世代の負の遺産をもたせるのは必要最低限に、まずはできる限り自分たちのケツは自分で拭い

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    2018年02月19日
  • 人工知能の「最適解」と人間の選択

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    本の出版は、2017-10 。このタイミングで起きている人工知能の研究、というより、実際に使われている状況を取材してまとめている。

    将棋、タクシー、株、犯罪再犯対策、裁判、運転技術の向上、人材派遣における離職対策、政治家、汎用人工知能への取り組みなど。


    ソノマの裁判所では、2009年から使われてたり…フロリダでも2010年に再犯リスクをだしていたが、この頃のリスク算定は、ブラックボックスという批判にあっていたそうな。なるほど、2015,6年にブレークしたIBM Watsonの売り文句に、なぜその判断をしたのかが提示されるというものがあったが、こういう批判に耐えられるようにしていたのか。

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    2018年02月18日
  • 縮小ニッポンの衝撃

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    ネタバレ

     日本は人口が減少に転じて大変なことになるという。高齢化で経済が縮小してインフラ整備がままならなくなって限界集落は消滅してしまうだけでなく、東京など大都市でも社会保障費の増大で自治体が持たなくなるという予想がなされていた。

     内容はショッキングで興味深く、記述が簡潔で読みやすかった。それにしても寂しく悲しくなり、なにも希望が抱けず困ってしまう。特にうちには赤ちゃんと幼児がいるので、彼らに悲惨な未来しかないのは困る。

     しかし、こうして難しい本を読むことで社会への関心を抱こうとしているのだが、どうにも他人事のような気分がぬぐえない。自分が全く危機に面していないからか、それに気づいていないのか

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    2018年02月11日
  • 出生前診断、受けますか? 納得のいく「決断」のためにできること

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    ネタバレ

    子供を産むという一大プロジェクトにおいて、「自分でコントロールできない未来との折り合いをつける」ということはとても重要なプロセスだと思います。
    (ネガティブな意味ではなく)

    この「コントロールできない未来」には色々な要素がありますが、そのひとつが子供の先天的な障害であり、その一部の可能性を事前に把握するのが出生前診断です。

    本書は、さすがNHKスペシャル取材班だけあり、出生前診断を通して胎児と向き合ったさまざまな家族のドキュメンタリーがとても心に刺さるものでした。

    流産・死産・人工死産が特別なことではなく、非常に身近なことだということに、気付くとともに、出産ということを生々しくリアルに理

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    2018年01月28日
  • 人工知能の核心

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    一部になるが、「恐怖」と「美意識」と「人工知能」を紐づけていたところが面白かった。

    ここに打つとまずいと人間が思うところに、ソフトは打ってくるところから、「人工知能には恐怖心がない」と言う。人間は、思考の死角や盲点など、防衛本能や「生存本能」に由来しているように思えるから、人間との共存においては、恐怖という感覚が必要であろうと。

    別の観点では、「美意識」を軸に、これが、「安心」や「安定」のような感覚と近しいものであるとし、棋士が手を絞り込むとき、「美しい」と感じられるのが基本の形に近い見慣れたものだからであり、人間の長い歴史のなかで獲得して来た本能として、危険察知(恐怖)の延長線上にある

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    2018年01月27日
  • 健康格差 あなたの寿命は社会が決める

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    健康どころか命にまで、格差が存在するということは、紛れもない事実。非常に重い内容だけど、番組を作る上で知り得たことをもとに書かれていて、読みやすく、分かりやすかった。

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    2018年01月05日
  • 健康格差 あなたの寿命は社会が決める

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    ヘルスリテラシーは、個人の問題なのか、それとも。。。ちょっと考えさせられた。
    健康に最も遠くの人たちへのアプローチは???少しヒントになるかなあ?

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    2018年01月03日
  • 縮小ニッポンの衝撃

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    人口減少が本格化する日本の中でも特に特徴的な地域を丁寧に取材されていることが分かる。
    23区で唯一消滅可能性都市となった豊島区、財政破綻した夕張市、地域運営組織の優等生の島根県雲南市、それを模倣する同益田市。
    いずれの事例も示唆に富むものであり、読み応え抜群だ。
    なかでも雲南市の鍋山地区の秦さんの考え方が印象的で今後重要になるのではないか。
    「人口が減るから、…都会から誰か来てほしいと、人口が減ってはいけないという働きかけみたいなものが全国で行われています。…言葉が悪いけど、よそから来た人に50万円だとか、片付けに5万円とか、そんなお金を出すなら、瓦が落ちて、困っているおばばの家でも直してあげ

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    2018年01月12日
  • 人工知能の核心

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    羽生さんと人工知能、なんの関係があるんだろうと思った。
    将棋ソフトだった。
    昔、父親が夜中に勝つまで必死にやっていたのを思い出した。

    洞察の深さは将棋だけでなく、人工知能への知識にも転用されている。
    技術者よりも意味合いを正確に掴み、芯を捉えているように感じる。
    それでいて一般的な言葉で話してもらえたり、
    また棋士としての経験や意見を交えて話してもらえることで、
    人工知能というものがどういうものなのかを感覚的に掴みやすいようになっていると感じた。

    さすがは羽生さんで、さすがはNHKなのかもしれない。

    (以下抜粋)
    ○さて、そのアルファ碁はどのようにしてあれほどまでにつよくなったのでしょう

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    2017年11月26日
  • 人工知能の核心

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    2016年5月に放送されたNHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」の取材をもとに、羽生さん自身が、その後に重ねた思索等を織り込んだ著書。
    羽生さんは、1996年に複数のプロ棋士へ行われた「コンピュータがプロ棋士を負かす日は?」というアンケートで、米長邦雄氏、加藤一二三氏、村山聖氏らが真っ向から否定する中、その日を「2015年」と答えていたのだそうだ。そして、人工知能の進化を肌身で感じ、それでいて、その進化を、人間を脅かすものと否定的に捉えるのではなく、人間の新たな可能性を切り拓くものと肯定的に考える人であるがゆえに、NHKは番組のレポーター役を依頼したのだという。
    「現在、電

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    2017年11月18日
  • 人工知能の核心

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    ネタバレ

    人間の強みは、汎用性思考のプラットホーム 人工知能には恐怖心がない 人間にあって、人工知能にないものは美意識 ロボットには五感がない 人工知能には時間の概念がない 自然の中で安定したものを美しいと感じることが、人類が過酷な生存競争を勝ち抜いていく上で、有利だったからなのかもしれません

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    2017年09月08日
  • 人工知能の核心

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    将棋の視点を活かした人工知能論。人口を通じてみた人間らしさの再発見と言ったほうが本質的かもしれない。

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    2017年09月05日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    NHKの番組が話題になっていたので新書で読んでみた。新書だけどすごく読みやすかった。医学的な研究から、対応策まで書かれていて、分かりやすかった。悶々するのはマインドワンダリングという状態で、人間的にはおかしくない状態なんだということがわかったし、コーピングという良さそうな対応方法も見つかった。さっそく試してみようと思う。

    ----- 以下メモ

    ・マインド・ワンダリング(心の迷走)
    過去や未来についてあれこれ考えを巡らせてしまう状態のこと。人間に備わっている「記憶力」や「想像力」によって、ストレスに晒された状態を思い出したり、同じようなことが起こったりしないだろうかと想像したりする。

    NP

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    2017年08月19日
  • 縮小ニッポンの衝撃

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    NHKプロデューサーの主観が濃厚だとは思う。彼らの多くは、ひたすら東京人の目線であることは否めない。それでも、全編を通して読めば、リアルな説得力がある。

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    2018年10月14日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    ネタバレ

    NHKスペシャルで放映されたものの書籍化。
    放送は未見。
    ストレスが体に与える影響、
    ストレスには食事と運動が有効なこと
    マインドフルネスについて
    幼児期のストレスが与える影響

    知っていることや自覚していることが多かったが
    面白かった。

    ストレスのコーピング(対処法)を100あげる方法は面白いし、試したい。
    参考例の40代男性のコーピング内容も
    「怒っている上司のほくろの数を数える」、「結婚当時の妻の顔をイメージ」などなど、ちょっとほっこりしたし、わかりやすかった。

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    2017年02月15日
  • 老人漂流社会

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    ・・・・誰にも起こりうる未来の姿だ。「真剣に生きてきた人たち」のゴールを思う時、胸迫るものがある。それは他人ごとではない。常に自分の今を確かめていなければならないと教えてくれる1冊である。

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    2016年11月04日
  • アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

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    備忘録としてネタバレ記録です。

    1/乳児期なるべく早期にアレルゲン食品を食べることで、食物アレルギー予防になる。

    2/アレルゲン食品を食べるより前に、肌荒れ部分など皮膚からアレルゲン物質やそれが含まれるクリームなどを塗っていると、食物アレルギーの原因になる。
    食べるのと、皮膚とどちらが先かで結果が大きく変わる。

    3/妊娠中にアレルゲン物質を避けていると、子どもはアレルギーになりやすい。
    避けずに何でも食べたほうがいい。

    4/妊娠中に低栄養だと、胎児が記憶してしまい、産後、エネルギーを消費しない子どもになる。将来、肥満や生活習慣病
    などになりやすい。妊娠中のダイエットはよくない。

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    2016年10月11日