NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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地域で活動していると、必ず登場するのが議員である。都道府県議会議員と市町村議会議員、国会議員と合わせるとその三層構造で約3万2000人もの政治家がいるのだ。とくに目立つのは、不祥事や事件を起こす議員個人だったり、野次や乱闘などで荒れる議会といった、悪いイメージだ。だから、果たして地方議員は必要なのか?という議論が巻き起こることになる。
大多数の議員は、地域住民の元に何度も足を運んで意見を取り上げ、それを議会質問として首長や行政執行部に繋げる役割を担っている。そのため、議員のなり手は行政職員経験者や地区の顔役といった主に男性がなることが多い。とくに過疎地域に行くと、地方議員は高齢男性が何十年も -
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日本の中流層の危機として「給与所得の目減り」(40歳代家族4人の可処分所得)が1990年で576万円だったものが2020年で463万円、2割も減ったのは社会保障や税金が増額された為とある。(大和総研での数値は2012年で639万円、2024年で626万円とあり額的にー12.2%という目減りを示している)デフレと景気低迷、低賃金での悪環境は継続しており、その要因は日本の雇用システム(新卒一括採用、年功序列、終身雇用)、また企業はコスト削減での収益確保、「派遣法改正」で非正規雇用の拡大で、継続的に賃金低迷となっている。更なる要因は新たな産業を起こす為のリスキングが乏しく、引導するイノベーションが無
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副題の「グローバルヒストリーで迫る」の通り、当時の東アジアとの国際関係というグローバルな視点で古代日本の実像に迫る一冊。魏志倭人伝の年代記載や科学的検証からすると、箸墓古墳が卑弥呼の墓と考えるのが妥当と思った。宮内庁の古墳の調査を許可しない方針は相変わらずで、日本の古代研究の足枷にしかなっていない。調査の結果、どのような物が発掘された所で皇室の権威を毀損する事はないと思うのだが。
昔から良くあった「邪馬台国の場所」を推測するばかりでなく、なぜ古代の倭国が三国時代の魏や南北朝時代の宋との関係を求めたのかなど、広い論点で古代日本に迫っており、楽しく読めた。 -
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邪馬台国という勢力が中国の文献に登場する3世紀。そこから日本の歴史は視覚化されるのかもしれない。その後「空白の4世紀」と呼ばれる時代をはさんで、5、6世紀ごろの日本がどのようであったのか。2024年3月にNHKで放送された内容を編纂して書籍化したもの。
邪馬台国はどこにあったのか。少なくとも江戸時代から問われてきたテーマだ。最新のCGやAIを使った研究によって多くのことがわかってきた。当時の中国や朝鮮半島の状況を当てはめると、倭国の外交も興味深い。とかいうと期待しちゃうけど、結局、本書を読んでも邪馬台国がどこにあったのかはわからないし、どうやって近畿にヤマト政権ができたのかもわからない。NH -
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ネタバレ少し前から、書店店頭や書評などで「伽耶・任那」と題した新書をよく目にする。気になっているが未読のままだ。
そんな折、NHK出版のこちらを見かけたので読んでみた。
卑弥呼を中心とした、邪馬台国からヤマト王権、そして「日本」成立までの古代史を探る、、、というより、その謎を探るための、近年の発掘や調査による最新の学説、推論、予想などを、必要以上に煽ることなく淡々と伝えるもの(さすが、NHKというところか)。
奈良出身者としては、だんぜん邪馬台国は大和の地に、卑弥呼の墓は箸墓古墳であって欲しいと願うが、DNA鑑定やAIを駆使した最新の科学的調査を以ってしても、まだ断定するまでには至らないよ -
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前半は正規職員なのにクルマが持てない、持ち家に住めないという今の日本人のいわゆる中流家庭の取材があります。失われた30年による出口の見えない日本の貧困化がみえます。見ていてとても悲しいです。なぜこのような社会構造になってしまったのか、非正規雇用についても歴史が紹介されます。
後半はドイツや広島県でのリスキリング、非正規雇用でも同一賃金のオランダから見えてくるものを紹介していますがミクロな視点です。あくまで個人の話にとどまり日本全体がリスキリングだけで良くなるとは到底考えられません。
問題点についてはよくわかりましたが、日本社会の明るい未来は見えてきませんでした。もっとマクロの視点で海外への進出 -
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実戦あるのみ 10年ほど前に友人のフルマラソン完走に感化され始めたマラソン。我流でサブ4(完走タイム4時間を切ること)を目指して未だ格闘中ですが、5時間の方が近くなって来たので、少し勉強を兼ねて手に取りました。スポーツは心技体揃って初めて記録や記憶に残るようなプレーができると思います。書籍から学べることもありますが、実際に体を動かさないと身につかないのもスポーツの醍醐味。この本を読んで学んだことを実践したいと思います。
東アフリカ勢の生まれ育った環境や遺伝子の問題に関しては日本人に反映することは難しいですが、東アフリカ勢の多くがつま先着地であることは事実として受け止めたいです -
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「一億総中流社会」と呼ばれた日本が現在どのようになっているのか。
また、よりより未来を目指すためにどのようにするべきかをまとめた本。
日本の現状、他国での取り組み事例、将来に向けての3つの解決策で構成されている。
所得分布の中央値が25年間で505万/年→374万/年と130万も減少。
思っていた以上に危険な状態になっていた。
内容は具体的な数値等はあったものの、新聞や書籍等から得られる情報と大きく乖離はなく、特別に目新しいものではありませんでした。
”正論よりもまず目の前の現実に向き合う”
企業の存続を前提としたある中小企業の社長の取組がとても重く感じられました。
企業存続のためには粗