NHKスペシャル取材班のレビュー一覧

  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    「先進国の食い物にされる大陸」

    アフリカのイメージはこうだったし、本書を読んでも変わらなかった。

    そしてアフリカが自立するにはまだまだ時間がかかるとも感じた。

    仕方ないことかも知れないが、他国の資本や知識を流入させ基礎を築いてからでなければ、「アフリカ独自の発展」は望めない。

    そんな伸び盛りな国故にビジネスチャンスは多い。

    しかし、「今の日本」はイメージ先行で大きく進出できず仕舞いなことがもったいない(不毛地帯のような時代の日本なら絶対進出していたはず)。

    逆に中国は政府の意向も汲みつつ私企業がどんどん進出している。

    そんな中で中国のアフリカでの強さは資金力ではなく、私企業であっ

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    2011年08月09日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    アフリカ…

    アフリカと言えば、貧困と紛争、エイズ、スラムといったイメージがうかぶだろう。マサイなどの、昔ながらの狩猟生活を続ける原始的な人々を思い起こす人もいるだろう。

    ところが、今アフリカは大きな変化をとげている。
    マサイが携帯をもち、ルワンダの首都はすさまじい経済発展をとげ、人々はインターネットでグローバル市場の取引価格を確認して物を売るようになったという…。
    いま、アフリカで何がおきているのか。
    その好奇心から、NHKのディレクターたちが一年をかけ、エチオピアから南アフリカまでを旅し、生のアフリカとそこで暮らす人々の思いとエネルギーを、感じたままに伝えようと描き出された取材記

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    2011年07月31日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    【出会い】
    成田の三省堂で、出発前に目に入り。
    ここ数年アフリカ関係の新書出版が増えている中、さっと目を通しておこうかと。

    【概要】
    NHKスペシャルで放映された内容の書籍版。

    【感想】
    放映は一部だけしか見ていなかったので、このような形でまとまったものがあり、よかった。
    コンパクトなのでさっと読めた。
    全体的にポジティブな印象を受けたが、成功者と取り残された者の両面を切り取ろうという態度には好感が持てた。
    特に、中国企業の進出については批判的な感情が先に立ちがちなところ、冷静な取材・分析がされており、説明力がある。

    本書で取り上げられている東南部アフリカ地域(主にCOMESA圏)は自分

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    2011年07月18日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    アフリカは着々と動いている。アフリカの現況がわかりやすく書かれており、読みやすい。これからのアフリカに注目だ。

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    2011年05月10日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    ネタバレ

    南アフリカに出稼ぎにきた人の話のところは、実際にテレビで見ていた。
    アフリカの希望の国、だってさ。
    不法移民でも、国力をつけるために受け入れている国。そのせいで格差がすごい。

    ケータイが日常に浸透したマサイ族。
    ライオンが牛を食おうとしているのを見つけた人が、近所の人に電話しまくって、みんなでライオンを撃退した話はよかった。
    西部劇みたいな世界と、現代のハイテクの融合。
    ケータイのプリカを使って送金ができ、ケータイショップがプチ銀行のようになっている話には驚いた。家族を大事にする文化があり、それまでは出稼ぎをしていなかったけど、ケータイで話ができるから、男たちが出稼ぎに行くようになったという

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    2011年03月18日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    リーマンショック以降も独自の経済発展を続けるアフリカ諸国。その現状を追ったNHK取材班によるレポート。

    日本からは遠く、その実態が知られていないアフリカの今がわかる。

    ひとつは情報革命。
    携帯とインターネットの活用で天然資源や農産物の国際価格などの情報を得ることで、先進国の搾取による貧困から抜け出しそうという動き。中でも携帯電話を使いこなすマサイ族のエピソードには驚いた。

    次に政治的な安定への動き。
    中でも内戦による傷跡が残るウガンダで、ツチ族とフツ族との融和を目指す農園主のエピソードは涙なしには読めなかった。

    そして経済発展の影に潜む問題点。
    経済破綻した国からの難民を安価な労働力と

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    2011年02月28日
  • ひとり誰にも看取られず 激増する孤独死とその防止策

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    NHKスペシャルでやっていた孤独死問題の番組発端の本。
    読み始めてから自分が小さいころに住んでいいた団地と気付き、
    孤独死が遠い話ではないと実感。

    孤独死&誰にも発見されず放置されることの背景について検証され、
    地域コミュニティーの重要性について書かれている。
    この本を基に、孤独死につながる要素でもある
    生涯独身者、熟年離婚のところに関心を持つきっかけになった

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    2010年04月23日
  • ひとり誰にも看取られず 激増する孤独死とその防止策

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    独居している人が全員不死身にならない限り、看取られない死を皆無にすることはできません。
    孤独死対策を進めるマンションの中古分譲価格が上がるというのは、人々が死に所となりえる終の住まいを集合住宅に期待しているということ。
    人が助け合える社会が、成熟した社会なのだと思います。

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    2009年10月04日
  • やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日

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    デジタルツインの話は面白かった。個人的には、Googleマップでナビ利用する時以外は、GPSをオフにしてあるが少しマシかも?でもやはり便利さがこれだけ広まった現代、デジタル断ちは難しい。

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    2026年05月06日
  • 新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権

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    考古資料・鏡・刀剣・地名・外交関係を丹念に追いながら、列島と大陸の「連綿とした交流・権力継承」を重視した本書、NHKだから左翼的偏見書籍じゃねえか?という私の偏見は空振りな一冊
    2024年放送のNHKスペシャル「古代史ミステリー」を加筆し「グローバルヒストリーの視点」で邪馬台国・ヤマト王権の成立を描く
    「邪馬台国と古代中国」最新の発掘・AI解析・DNA分析紹介、魏・呉との戦略的交渉(曹真・司馬懿・孫権)、鏡の伝来、七支刀の百済外交、特に「卑弥呼のグローバル戦略」や「狗奴国との争い」を三国志史料と考古資料で再構成⇨「敵の敵は味方」
    考古資料の重視:丸山古墳や古墳出土品の分析のように、具体的な遺物

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    2026年04月21日
  • やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日

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    日本でコロナ禍の際に、フェイクニュースが様々な問題を引き起こしたという主張の後に、フェイクニュースが殺人を引き起こすことがあるとして、メキシコでの例を出してくるという、かなり飛躍した理論がある。持論を裏付ける具体例の取り上げ方も、台湾、アメリカなどのエピソードを挙げてきて、かなり恣意的な印象で納得しにくい。対象を絞らないと実際どれくらい深刻なのかが分かりにくくなるので、日本なら日本のことに限定すべきだと思った。
     デジタルネイティブにとってスマホは常に手元にあった便利なツールなので、それによって自分のデータが勝手に使われたり、プライバシーが侵害されることにあまり危機感を抱いていないようだ。スパ

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    2026年04月16日
  • 新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権

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    「最終結論、邪馬台国は阿波にあった」を読んで信憑性他あるなぁと感じて別の視点の本も読もうと選書。やはり九州説も奈良説も少し弱い。魏志倭人伝に書かれてある旅順の方向や日数が間違えていたという解釈はさすがに強引すぎないかと思う。
    また、九州、奈良どちらも古墳や埋蔵物から当時かなりの権力者がいた事は事実だと思うが=邪馬台国がそこにあったという判断は多少尚早気味と感じる。というのもそもそも邪馬台国がどこまで中央集権的に倭国を支配できていたのかによると思う。邪馬台国は対外的に存在はしていたのは事実であるだろうが倭国内での立場や地位がどのようだったかは想像の範疇を出ない。
    そして、これだけ調べてもまだ決着

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    2026年03月31日
  • やばいデジタル “現実”が飲み込まれる日

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    デジタルツインという言葉が印象的だった。ただスマホを使っているだけで私そのものが浮き彫りになっていっているんだろうなと思った。デジタル世界ではプライバシーがないのに私はそれをぼんやりとしか感じられないし、まあそんなもんかと思っている。どうせ私の情報が記録されるのなら、その恩恵をもっと味わえることができたらいいのに、意識していないけど情報としては確かにある「私」を、私の情報から気付けたらいいのになと思った。

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    2026年03月26日
  • 新・戦国史 城から迫る乱世の終焉、泰平のはじまり

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    <目次>
    第1章  信長の城郭革命
    第2章  令和の大調査で迫る安土城
    第3章  消えた安土城図屏風と大航海時代
    第4章  秀吉の残した慶長の築城ラッシュ
    第5章  家康の国づくりと名古屋城
    第6章  巨大城郭がもたらした技術・社会変化
    第7章  「泰平の世」はいかに到来したか

    <内容>
    タイトルは「戦国史」だが、内容は戦国時代から安土桃山、江戸時代にかけて城郭がどう変わっていったか?信長が「魅せる城」つくりを始めてから、江戸時代になって寛永期までにどのように城郭が変わっていったか?の話。 

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    2026年03月19日
  • 新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権

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    特定の説の解明の目指すではなく、最新の研究成果を、グローバルの視点を交えて紹介している。
    次の視点・知識を得ることができた。
    ・狩猟から農耕への移行により、生態系や他者を支配するという観念が強化された可能性。
    ・AIにより、これまで人間の目では特定できていなかった古墳が見つかっていること。これを支えるデジタルデータ作成に研究者が根気強く取り組んでいること。
    ・古墳を築造の基礎技術、馬は、古墳時代の日本にとっては外来のイノベーションであり、大きなインパクトであったこと。
    ・中国の古い地理観では、日本の東西と南北が逆転している事例があること。(これは、例の魏志倭人伝の邪馬台国への道のりの解釈に影響

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    2026年01月20日
  • NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実

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    近くに中高年引きこもり予備軍かまいるので身につまされる思いで読んだ。
    引きこもり当人の自立というのは意外と難しくいかにサポートをうまく利用するかがポイントのように感じた。
    本当は自立が一番ベストだけど。

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    2026年01月14日
  • 新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権

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    ・書名:新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権
    ・著者:NHKスペシャル取材班
    ・出版社:NHK出版
    ・内容:
    考古学・文献史学・自然科学(年代測定やDNA分析)などの成果を横断し、日本列島の古代史を「東アジアの一部」として再配置する一冊。邪馬台国論争やヤマト王権の形成を、国内事情だけでなく、朝鮮半島・中国との交流史の中で読み直す。


    邪馬台国やヤマト王権というテーマは、つい「日本史の内輪話」になりがちですが、本書はその癖を丁寧に外してきます。グローバルヒストリーという枠組みを掲げ、資料の読み替えや最新研究を紹介しながら、列島史を東アジア史の連続線上に置く。その視点自体が

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    2026年01月05日
  • 新・古代史 グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権

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    古代史研究の最近の状況が解説してあった。読んでいてもなかなかスッキリと整理できない点も多かったが、まだ結論が出ていない領域も多く、あまり1つの説に偏りすぎないようにあえて中立的に書いているので、やむなしか。NHKスペシャル取材班による執筆であり、内容は信頼がおけると思う。
    古代史研究の最前線について、一通り目を通せたような気がしたので、今後別の本も読みながら、日本古代史の理解を深めていきたい。

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    2025年11月23日
  • NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実

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    進学や就職で躓いてしまい、それがきっかけで引きこもり、脱する機会を掴めないままずるずる日々を過ごすうちにいつしか十年、二十年という歳月が過ぎてしまった…それが本書に登場する引きこもりのパターン。
    家族も最初のうちは口を出すが、次第に引きこもりが常態化すると家族関係が「安定化」するケースもあり、そうなると変化を怖れて家族が外部からの働きかけを拒むようにもなるという。
    本書でたびたび指摘されるが現代日本では引きこもりは家族内の問題とされている。引きこもりの子を「恥」と親が考えていれば他人に対して口を閉ざす。すると周囲は引きこもりの子がいるとは思わず、親に介護支援が必要になったり、あるいは亡くなって

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    2025年11月09日
  • がん 生と死の謎に挑む

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    2010年の本。内容的に古いはずなのだが、残念ながら(?)それほど古くなっていない。がん研究の世界が進んでいないからだ。より正確には、研究は進んでいて、新薬も次々出ているのだが、がんは何かという本質には迫れておらず、新薬とがんはイタチごっこ(もぐらたたきか?)でうまくいかないのだ。先端の研究者でがんを克服するのに50から100年かかるという。おそらくそれでは無理だろう。立花もそう考えていたようだ。
    二部構成で第二部、立花自身の膀胱がん手術の実況のようなものが面白い。ここまでの好奇心、凄まじい。

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    2025年11月09日