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Posted by ブクログ
本音は誰しも介護なんかしたくない。
だから、誰か一人に押し付けてしまいがちになる。
介護者に兄弟がいたり子どもがいたりしても、介護する人は1人になりがちなのだ。
人間の尊厳とは、何なのだろう。
ただ、命が尽きるまで生き続けることが尊厳なのだろうか。
私は、自分の命に自己判断で区切りをつけることのできる安楽死という選択肢も用意しておいてほしい、と切に願う。
安楽死というと、すぐに嫌悪を感じる人もいるようだが、決して命を粗末にするという意味ではない。
他国においても、安楽死を選べる状況は厳密に管理されている。
どのように生き、どのように死んでいきたいのか。その想いを尊重するひとつの手段としての安楽死は、最後のカードとして選択できるようにしてほしい、と思う。
使いたくない人は使わなくてもいいのだし。
そんなことも考えた。
Posted by ブクログ
時々ニュースを見ては
なぜ そこの手前で助けを求めなかったのだろうと
思ったりしていました。
実際に自分は 介護をした事がないので
本当の気持ちはわかりませんでした。
ニュースでは 話題性のありそうな事件のみ取り上げられていますので
実際の傾向などは わかりませんでしたが
この取材では 配偶者、子供、そして 孫 、
更に 男性も女性も 全ての人が 加害者と なりえる事がわかりました。
長年の つらさもあるでしょうけど
短期でも 急に親や 配偶者の 変化に 戸惑い
介護者が 自分を失って行ってしまう事もわかりました。
大抵は 自分がと いう感じで 家の中で終らせてしまう。
他の家族には 頼れない。
そして・・・・・
テレビで放映したそうですが
残念ながら 見ていませんでしたが
こういう 番組は 何度も再放送をして
社会に問題提起をしていって もらいたいと思いました。
不幸にも 家族に手をかけてしまった人は その後もずっと悔やみ つらい人生になってしまう。
そして つらい思いを乗り越えて 告白してくださった人々の為にももう こういう事件を 起こさせないように社会がサポートできる仕組みが 早くできる事を祈ります。
Posted by ブクログ
読み終わっても、あれこれと考えさせられ続けています。
それは「介護には”死ぬ”以外に明確なゴールがない」ことと同じでもあり「何をするのが正解なのかわからない」こととも通じるのかと思います。
傍からは介護者と被介護者を引き離すのが最善と思われるケースでも、当事者たちが「家族だから離れるなんて考えられない」と言って拒否。
そして最悪の結果を生んでしまった…とするとこの当事者たちにとって”最善なこと”とは一体何だったのか。
行政のヘルプに量質ともに限界がある中、極論、もしかしたら”殺める”という手段をとったとはいえ最期まで一緒にいられたことが当事者たちにとって最善だったのかもしれない。
そんなことをぐるぐると考えてしまいます。
殺人に至った様々なケースの後、現在進行形で介護に携わる方のインタビューが紹介されていました。
「介護を始めた頃は以前の生活を取り戻したいとあがき、疲弊していた。
もう戻れないと悟った今は、感情を押し殺し、何も考えないようにしている。
『自分は介護ロボットになった』
そう思えば、今の生活を受け入れられる」
当初は介護殺人に至る人とそうでない人を隔てる境界線が必ずあると思っていた取材班。
しかし、取材をすすめるうちにその境界線がわからなくなったといいます。
そして「明確な境界線はなく、事件の当事者も越えてみて初めて自分がそこまで追いつめられていたことに気づくのだと実感した」と結論づけています。
”介護ロボット”とまではいかなくても、感情を押し殺し、ジリジリと追い詰められていたならば、ふとした瞬間にこの境界線は無自覚に越えてしまってもおかしくないと思いました。
それぞれのケースを自分に置き換えてみて「思いとどまれるか」と自問してみて「100%で『思いとどまれる』と言えないかも」と感じた瞬間の怖さは、忘れられそうにありません。
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