NHKスペシャル取材班のレビュー一覧

  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    ネタバレ

    「多様性」「共進化」をキーワードとして腸内細菌に関する最新研究の結果を紹介、改めて日本人にとっての和食の重要性を再認識。

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    2016年07月25日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    怒られそうだけど、端的に言うと野菜が食べたくなる本だった笑


    下記ばっくりメモ。

    肥満の人と痩せている人の腸内フローラを無菌マウスに移植すると同環境でも、肥満フローラを移植されたマウスは脂肪量が増えた。(やせフローラの方は何も変わらなかった)

    肥満フローラには、主にバクテロイデスというグループに属する菌が極端に少なく、これらの菌を与えると肥満体質は治った。

    東京農工大学特任准教授 木村郁夫
    短鎖脂肪酸(天然の痩せ薬)に着目した人。
    短鎖脂肪酸は私たちの食事をバクテロイデスなどの腸内細菌が分解して作られる。脂肪蓄積をストップしてくれたり、代謝を活性化してくれる。

    短鎖脂肪酸を作るバクテ

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    2016年06月24日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    人間が持つ遺伝子の数は2万数千個。腸内細菌たちが持っている遺伝子の総数は、その100倍。その中には、人間と細菌のお互いが生き残っていく為に必要な遺伝子がたくさん入っている。



    私たちは、腸内細菌と共に生きている。



    肥満を防ぐ細菌がいる。



    短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を抑え、消費を増やす両面から肥満を防ぐ働きをしている。



    バクテロイデスなどの短鎖脂肪酸を作る細菌たちは食物繊維を餌として生きている。大切なのは腸内細菌に餌を与えるという考え方。



    ダイエットしたければ、野菜を多めに食べる事。食物繊維が不足すると肥満フローラになる。



    糖尿病は肥満を防ぐ短鎖脂肪酸で改善できる。

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    2016年02月16日
  • ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか

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    NHKスペシャルの番組の取材を書籍にしたものだ。NHKスペシャルは『沸騰都市』や『ヤノマミ』など書籍化されるものも多い。NHKスペシャルのような人と手間をかけた作品においては映像と書籍とは、相補的な関係にある。枠が決められた放送番組だけでは伝えきれないものを書籍で伝えることができる。また文字だけで伝えられないことを映像で表現することができる。たとえば『ヤノマミ』はまさしくそのような作品であった。

    「この本は、人類の壮大な歴史のなかに、私たちの心の進化を追いかけるものだ」

    グレート・ジャーニーと呼ばれるアフリカからの出発と全地球規模の人類の拡散。この過程において、人間の心はどのように発展して

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    2015年05月11日
  • 老人漂流社会

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    まっとうに働いて税金払って体が駄目になったら施設をたらいまわしにされて家賃滞納で自己破産。
    人事で済まされない未来に見える地獄絵図。
    その地獄も金次第と言わんばかりの施設一覧も掲載。

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    2014年08月16日
  • 老人漂流社会

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    ことばがありません
    安心して歳を重ねられる制度や施設を作ってください。
    本当にそう思う。

    それがあったら日々が充実したものになるのだろうか。

    家族から離れてしまった個人、親族集団から離れてしまった家族、地域から離れてしまった親族集団、私たちが選んだライフスタイルが漂流する自分を作ってしまうのか。

    密な地域共同体の中で生きていけば、漂流することはなくなるのか。幸せに生きていけるのか。

    いろいろな答えの出ない問いを考え続けています。

    ただ、安心して歳を重ねられる制度や施設があれば、こんな過酷な状況に身をおかずにすむことは確かだろう。

    安心して歳を重ねられる制度や施設を作ってください。

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    2015年04月04日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    東アフリカ(ケニアやエチオピアなど)のマラソン選手がなぜ速いのかについて分析した本。
    マラソンで世界記録を出すのに一番重要な要素は、生まれ育った環境だということ。

    市民ランナーの自分としては、高地生活も高地トレーニングも長時間トレーニングにも取り組めないが、今意識して取り組んでいる「つま先着地」が間違っていないということを再認識できたので満足。

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    2014年01月25日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    アフリカの現実を、現地の人々のそれぞれの視点から語られていて面白かった。
    また、非常に読みやすく、ざっくりとした歴史の概要もわかり、読みやすい。

    「開発」する主体が旧植民地国からアフリカのそれぞれの国に移ってきていることが強調されていたが、結局それぞれの国の上流の、資本を持ち、人脈を持ち、海外で教育を受けた人たちの話が中心に思えた。
    これはかつて南米で起きたことにも似ているような気がする。
    つまり、ナオミクラインが「ショックドクトリン」で描いたような、新自由主義的な政府が主体となって、公共物を私物化していく。その利益は「国益」とされるが、国民には還元されない。テクノクラートと呼ばれる、アメリ

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    2014年01月01日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    VO2Max,LT( もしくは、Maxlass)、ランニングエコノミー
    つま先着地の際に、後ろに引くことで、衝撃を和らげる。
    間買う選手は、跳ばない。10000mのランナーのように飛び跳ねる時代は終わった。
    やっぱり、すり足。設置時間は長い。

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    2013年12月28日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    非常食の基準 カロリーメイト1グラム当り5kcal

    スタートは、8月12日0時
    早月川河口~馬場島~北アルプス(剱岳~槍ヶ岳)~上高地(cp)(8月14日8時)~
    境峠~木曽駒高原スキー場~中央アルプス(木曽駒~空木岳)~駒ヶ根~市野瀬(cp)(8月16日17時)~
    南アルプス(仙丈ヶ岳~三伏峠~茶臼岳)~畑薙第一ダム(cp)(8月19日0時)~
    井川~大日峠~静岡~太平洋/駿河湾・大浜海岸(8月19日24時)
    丸8日間

    レイドゴロワーズ

    北アルプスのルート 
    早月尾根~剱岳山頂~別山乗越~立山~一の越山荘~五色ヶ原~越中沢岳~スゴ乗越~薬師岳~太郎平小屋~黒部五郎小舎~三俣蓮華岳~双六

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    2013年12月26日
  • がん 生と死の謎に挑む

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    印象に残った文章。
    がんとは、細胞の病気です。正常細胞が狂いだして、無限の増殖能を持つがん細胞になってしまう病気です(37ページ)。
    がんは、遺伝子の病気、DNAの狂いによってもたらされる病気です(38ページ)。
    人間は物質としての同一性は短時間しか保持できないですが、情報(DNAあるいは、脳の中の記憶)の同一性が相当の長期にわたって維持できるので、個体としての同一性も一生保ち続けていると思うのです(40ページ)。
    がんがなぜ生まれるかは、まだ十分にわかっていませんが、DNAのコピーミスによる変異の蓄積が最大の要因の一つにちがいないと考えられています(40ページ)。
    人間の体は、すべて新陳代謝

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    2013年10月25日
  • がん 生と死の謎に挑む

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    立花隆の本ということで買って読んだ。国民の2人に1人がかかり、3人に1人の死亡原因であるがん。まさしく身近になっているがんだが、意外に知らないことが多い。科学的に知ることで、いたずらに怖がる必要もなく、冷静に向かい合えるような気がする。立花隆の本にしては、分かりやすく書いてあるが、もう少し突っ込んで知りたいと思うようになった。

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    2013年08月25日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    すごく面白くて一気に読み!エキサイティングなレース展開はもちろん、選手一人一人のキャラが漫画のように個性豊かで、このレースをめぐるそれぞれの人生ドラマがこの闘いをより興味深いものにしている。

    読む前はフィジカルエリートたちが颯爽と山を走り抜けるレースを想像していたが、実際は全然違っていた。参加者は、もともと驚くほど『普通の人』である。メタボ対策に40過ぎてから走り始めたサラリーマンだったりとか、学生時代は帰宅部でリレーのお荷物だった青年だったりとか。とても意外であった。(もちろんスポーツエリートもいる)。

    そして、走り抜くために必要なのは、(走力は基本条件として、)不屈の精神力なん

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    2013年08月24日
  • がん 生と死の謎に挑む

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    「がんと闘う」のではなく「がんと共生する」
    抗がん剤の副作用について、メリット(延命効果)とデメリット(QOLの低下)を秤にかけて選択。
    良質な知的消費活動(良質の読書、頭をかなり使わないと読めない本を読んで楽しむ。)あるいは良質な芸術鑑賞活動の維持を犠牲にするような副作用を起こす抗がん剤は受けない。。
    著者とはレベルが違いすぎるが、全く同感。

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    2016年03月21日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    富山から静岡迄、日本アルプスを突っ切って415kmを一週間で走り切るトレイルレースを追い掛けたNHKドキュメントの書籍化。
    スゲエです。
    ただし、すげえのは文章でも構成でもなく、そんなレースに挑む人がいると言う事実。
    文章は平坦でさくっと読める割には、読み辛い。登場人物が多くて視点がくるくる切り替わる、そのテクニックが稚拙。
    何度も前を見返さないと、判らない。
    放映された番組の方を見てないのだが、そっちに興味湧き。

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    2013年07月02日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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    ネタバレ

    最初は ジョブズの対談を 英語と日本語でのせてある。

    親友 ウォズや いろんな人から見たジョブズについての話。
    京都が 好きだったっていう話は なんだか嬉しいような。


    交渉力に長けていたこと
    罵倒しながらも よりよい製品を作るために試行錯誤していたこと
    革命
    芸術家のような こだわり
    逆境から立ち直ること
    シンプル。美。完璧さ。


    まわりがついていけないくらい先を見越していたり
    スタッフの モチベーションをあげて 不可能に思えそうなことも実現させてしまったり。
    違う道に 進んでいると思ったら 捨てて新しく案を練り直してみたり。

    奔放で こだわりが強くて
    でも納得して最高のものを作り

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    2013年05月29日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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    いやぁ面白かった。仕事に対するモチベーションが上がりました。

    スティーブジョブズは尊敬しています。情熱の傾け方、生き方、素晴らしいと思います。

    この書籍ではジョブズを取り巻く人物たちの思い出話が綴られています。みんなそれぞれに感じることがあり、それを読んでいくとジョブズの人物像が浮かんできます。

    ただジョブズのやり方に対しては納得できません。プロジェクトの進行を覆してでも良い製品を作ろうとする姿勢にはとても感心しますが、それはそもそもプロジェクトの進め方や途中途中で出てくる成果物に対して、ちゃんとレビューできていないのだろう、と思います。割といろいろなところでジョブズの情熱が人々の心に響

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    2013年03月28日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    マラソン選手、それも世界1位だった選手たちを、インタビューはもちろん、高速撮影、採血、実家に行くなどして、その秘密を研究。つまさき着地がどのようにして出来上がったのか。なぜ、東アフリカ勢が強いのか、2時間を切る日がいつ来るのかなど、興味深い。マカウはマラソンで、肉体よりも頭脳が疲れると、そんなこと言ってみたい。われら素人ランナーにどこまで参考になるのかは、わからないが、マラソンを見る楽しみは増える。

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    2013年02月28日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    科学的な視点が多く取り上げられており興味深かった。運動生理学を学ぶ学生さんにもオススメ。
    ただ、つま先接地や裸足で走ることの実践に対する注意が少し欲しかったなぁと思います。

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    2013年02月19日
  • 「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

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    【読書その116】平成19年3月に放送されたNHKスペシャル「介護の人材が逃げていく」を書籍化した本。自分自身が仕事で担当する分野も多く、一気に読み切る。理解できるところ、できないところがあるが、しっかりとしたエビデンスを調べながら自分の中で消化したい。立場は違えど想いはみんな同じだと思う。それにしても、自分が今の場所にいることの重さを痛感する。一方で、その幸せを噛みしめる。今まで以上に頑張らないといけないと気持ちを新たにする。

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    2012年11月16日