NHKスペシャル取材班のレビュー一覧

  • 人工知能の「最適解」と人間の選択

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    これから人工知能が実社会で活用されていくことになるが、はっきりしているのは人工知能を使いこなす人と使われる人とで格差が大きく広がるということだ。

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    2020年12月28日
  • 半グレ―反社会勢力の実像―(新潮新書)

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    半グレというと、まさにこの本でも触れられている「六本木クラブ襲撃事件」や「市川海老蔵暴行事件」のような暴力的な面の印象が強かったが、ヤクザと同様インテリ化が進んでいるのが興味深い。
    優秀なリーダーによる配下の人たちを洗脳する手法は、一時期問題になったブラック企業とも非常に似ており、稼げさえすれば良い、騙される方も悪いという反社会性パーソナリティ障害の人たちがのし上がる構図が見て取れる。
    また、ちょっとしたバイト感覚で他人を転落させながら逃げ切った配下の彼らも、優秀な営業マンになっていくんだろう。

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    2020年12月27日
  • 高校生ワーキングプア―「見えない貧困」の真実―(新潮文庫)

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    この「見えない貧困」(相対的貧困)がその内ありふれた貧困になってしまう(或いは昔に戻ってしまう)のではないか、と考えてしまう。

    自分は裕福な家に生まれた訳ではないが、それでも金銭面を心配する事無く私立大学の一人暮らしをさせてくれた両親に感謝。自分に子供が出来たらお金の心配だけはさせたくない。

    この本に出てきた高校生のみんなが今も続いているであろう逆境を跳ね返し、確固とした生活を成り立たせる日が来る事を願う。

    中公新書「ヤングケアラー」と併せて読んで頂きたい。

    ヤマダ電機LABIoneなんば店にて購入。

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    2020年12月06日
  • 高校生ワーキングプア―「見えない貧困」の真実―(新潮文庫)

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    NHKスペシャル取材班『高校生ワーキングプア 「見えない貧困」の真実』新潮文庫。

    家計のために、通学や進学のために働かざるを得ない高校生の実態から日本の貧困層の現実を描いたノンフィクション。NHKにしては挑戦的なテーマである。本書に描かれた子供たちは、貧しい家庭に育ちながらも親思いの努力家で、心豊かなように思える。それだからこそこの日本の現実は悲劇に見える。

    数年前から普通にスマホやPCを持ち、100均やファストファッションを利用するなどして見た目は普通なのに実は貧困に苦しんでいる『隠れ貧困』の若者が増えているようだ。家計のためにアルバイトをし、家事をこなして夜学に通ったり、進学のために奨学金という名の大きな額の借金を背負う高校生。この国の向かう先は……

    かつての日本には、高度経済成長期に年功序列や終身雇用などが根付き、1億総中流家庭などと呼ばれる時代があった。この時代は勤勉に働けば、それに見合うだけの対価が得られ、持ち家や自家用車、家電などが手に入れられるそこそこ豊かな時代であった。

    国内外で経済競争が激化すると企業はより安価な労働力を求めて海外に進出し、国内の競争はさらに激化する。国内では労働者派遣法という悪法を背景に安価な非正規労働者や海外からの技能実習者や留学生を労働力として活用してしまう。

    これにより豊かな時代の基盤であった年功序列や終身雇用は崩れ、成果主義やリストラ、雇い止めなどが始まり、中流以下の家労働者の労働により得られる対価は目減りしていく。競争社会という名の格差社会の到来である。

    国内の労働者を蔑ろにし、競争社会を加速させたことに加え、持てる者も持たざる者も税金や社会保障費を強制的に搾取されると、さらに格差は拡大していく。将来に抱くのは不安だけしか無く、さらに貧困層が増加するという負のスパイラルへの突入であり、今の日本の現実なのだ。

    こうした時代に生きる若者たちには、経済的な豊かさだけを追い求めることなく、そして現実に決して諦めることなく、心豊かに未来を目指して欲しい。

    本体価格550円
    ★★★★

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    2020年10月31日
  • ミッシングワーカーの衝撃 働くことを諦めた100万人の中高年

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    中高年の介護問題は、どこか他人の問題と考えてが、ちょっとしたボタンの掛け違いで、誰しもミッシングワーカーになりかねない。
    介護のための退職、その後のリスクを考えると、安易にその選択はベストなのか考えてしまう。
    親が大事だからこそ、一緒に居たい、介護したい、その気持ちが今後の自分や親を苦しめる要因になろうとは、なんて皮肉なんだろう。

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    2020年10月30日
  • 老後破産―長寿という悪夢―(新潮文庫)

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    とにかく怖かった。本ばっかり買って読んでないで、ちゃんとお金が貯めて人間関係も大事にしようと思った。でも逃げ場ない。

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    2020年10月07日
  • 地方議員は必要か 3万2千人の大アンケート

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    この本、面白かったよ!

    なれあい議会とか
    女性議員に対する、セクハラ、票ハラとか
    議員になり手がいないという問題とか
    あと、都議会のドン内田氏への取材内容とか、都議会の特殊性とか

    ドラマとか映画による政治のイメージが強かったけど、やっぱり地方議会は生活に近い場で、国政ほど注目されないし、地味だと思う。
    地域事情も課題も違う。
    なんだろう、ただただ知らないことがたくさん知る事ができ、勉強になった。これから、どうやって捉えて考えていくか、考えようかと。

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    2021年09月24日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    なるほどと思ったのは、エクオールを作る腸内細菌を持つ人の割合は日本や韓国など大豆を多く食べる国ではおよそ二人に一人。欧米人にはほぼいないということでアメリカでは大豆を食べることをあまり推奨されていない、と聞いたことがあったので納得しました。

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    2020年08月22日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    腸内フローラがこんなにも人間に影響を及ぼしていると思うと、毎日ラーメン食べてちゃいかーん!と思うけど、やめられない。

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    2020年07月24日
  • 人体 ミクロの大冒険 60兆の細胞が紡ぐ人生

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    ネタバレ

    タイトルと表紙に魅せられて手にした一冊が非常に学び多き一冊でした。

    人を構成する最小単位である「細胞」。

    1人の人間は約60兆のもの細胞で構成されている。

    全体の約1/3にあたる約20兆個は赤血球で、最大の細胞は卵子。

    いやはや本書を読めばすんなりと理解納得出来る。

    そんな細胞はひたすらに生殖できる年齢まで生き延び、次世代を残すことだけが細胞たちの関心事といっても過言ではない。

    生命が40億年もの歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みは全て次世代を残すため。

    人は何で出来ているのか?人とは何なのか?

    その答えが得られた気がする。



    説明
    内容紹介
    生命が40億年の歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みを巡る旅へ――

    人はどのような細胞の働きによって生かされ、そして、なぜ老い、死ぬのか。本書は私たちが個として生まれ、成長し、死ぬ仕組みを読み解こうという壮大な「旅」である。大反響を呼んだ番組を文庫化。

    【目次】
    はじめに
    第1章 「私たちが生きている」ということ
    第2章 成長とは何か ~誕生から思春期まで~
    第3章 あなたを変身させる“魔法の薬”
    第4章 老いと死 宿命との戦い
    終章 もうひとつのエピジェネティクス
    あとがき
    内容(「BOOK」データベースより)
    人はどのような細胞の働きによって生かされ、そして、なぜ老い、死ぬのか。生命が40億年の歳月をかけてつくりあげた壮大な仕組みを知り、命の尊さ、命を育む環境に思いを馳せる。本書は私たちが個として生まれ、成長し、死ぬ仕組みを読み解こうという壮大な「旅」である。遺伝の仕組みに比べて解明が遅れていた「育ちのメカニズム」が今、明らかに―。大反響を呼んだNHKスペシャル同名番組を文庫化。
    著者について
    ●NHKスペシャル取材班:高間大介:NHKエンタープライズ制作本部 番組開発エグゼクティブ・プロデューサー
    遠藤俊太郎、植田恵子、坂元志歩

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    2020年06月10日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    NHKスペシャル取材班による、私たちの心と体をむしばむストレス=キラーストレス。その研究と実践の最前線をまとめた一冊。ストレス対策には、やはり「運動」「食事」といった生活習慣、加えて「コーピング」「マインドフルネス」といったセルフケアが必要。生きることはストレスと共にあることは逃れられないことであるが、いかにうまく付き合っていくか。生きていくか。そのことを考えさせられる。

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    2020年04月29日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    とてもわかりやすく、興味を持って読むことができた。少し大げさに描かれる傾向はあるが、重要なポイントをしっかり主張しているので頭に入って来やすかった。

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    2020年04月17日
  • 老後破産―長寿という悪夢―(新潮文庫)

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    老後破産のケーススタディ。ノンフィクションなだけ深刻に訴えるものが強い。日本の終身雇用が見直され、欧米の実力主義の時代となった。健康面で満足に動けなくなった、介護のため退職を余儀なくされた、等のバックアップがない。男女平等で結婚する人が減った。都市集中で実家を離れる若者が後をたたない。貧富差拡大はますます激しくなる。表面上欧米化しても社会保障の面では貧困。貧しくても幸せなんて言ってもいられなくなってきた。現実を直視し、今後この方面の多くの提言が必要だ。2020.3.16

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    2022年08月14日
  • やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実

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    腸内フローラのマネジメントが何故必要なのか、何故直接的に改善する術がまだ無いのかなどが詳しくわかる。間違ってもとりあえず何をしたらいいのかをすぐに知りたい人向けの本では無い。

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    2020年03月09日
  • 老後破産―長寿という悪夢―(新潮文庫)

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    押しとどめる事は難しい超高齢化社会。僕自体があと20年もすると高齢者の仲間入りなのですからそりゃそうだ。順送りで年齢を重ねて行くのだから当たり前の事であります。
    年金を納めていればとりあえず暮らしていけるという安心が有った時代というのはいつの事だったのでしょうか。そもそも働き始めた頃には年金はいつか破綻するからあてにならないなんて事を片耳で聞いていた記憶があります。
    この本は今この時、わずかな年金、または無年金の状態で辛うじて生存している老人たちのリアルな今を取材した本です。
    一日一食しか食べられない、一日100円で生活しなければならない、介護サービスを十分に受けられず不自由な体で過酷か毎日を送っている。
    取材班の人達も自分たちの手で助けてあげたかったんだろうと、文章からにじみ出ています。一生懸命生きて納税してきたのに地獄のような老後を送っている人々。これからもっと老人が増えて非正規で働いている人が山盛りいる中で、この本に取り上げられた人々は特殊な人ではなく、ありふれた老人の姿になっていくのだと思います。
    これ読んだら、急に自分の足元に大きな穴が開いているような気分になりました。今はまだまだ若いし何をしても生きては行けると思うけれど、夫婦で高齢化して日々の生活を豊かに営めるほど潤沢な資金が有るわけではありません。
    この本の人々も今の自分のような老後を送るなんて夢にも思っていなかった人々ばかりです。老後の生活が破綻してこの本で描かれる「老後破産」は誰の身にも起きる事です。
    お金を使い果たし持家を売らないと生活保護を受けられないという事は、現実に即して無茶な人達が沢山います。そうは言っても最低限の貯蓄は必要だし、持ち家を処分するという事は家賃が今後発生する訳で余計な出費が増える事にもなります。この本の中に、どうしても思い出の家を売る事が出来ず困窮して、病院に行けず体の状態が悪化する人もいました。
    他人事どころか自分の親の事が心配になりました。うちの親はまだ若いのですがあっという間に後期高齢者になってしまいますからね・・・。
    僕は団塊ジュニアなのでこれから世の中に負担をかける世代であります。僕が後期高齢者になった時には世の中どうなっているのでしょうか。何とか家族を守っていきたいですがそれにはまず健康ですね。健康第一です。めざせピンピンコロリ!

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    2019年12月23日
  • 激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

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    報告書では書ききれないエピソードが多く面白い、知ってる人にしか興味は持たれないマニアック本だと思うけど

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    2019年11月27日
  • ロストフの14秒 日本vs.ベルギー 未来への教訓

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    14秒の出来事をここまで深く掘り下げられることに驚き。何度もハイライト動画を見直しながら臨場感を楽しんだ。あの瞬間に選手たちが考えたこと、感じたこと、プレーの裏側がビシビシ伝わってきた。

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    2019年11月22日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    ストレスの脳や身体への影響と、その対処方法に関する最新の知見をコンパクトにまとめた本。敵を知り己を知れば百戦危うからず、ストレスがホルモンや自律神経に影響を及ぼし体を蝕むメカニズムの説明が分かりやすい。またストレスへの対処も運動、コーピング、マインドフルネスの三つが挙げられているがどれもすぐに取り組めそうなものばかり。
    NHKスペシャル取材班がまとめた本は外れがない。

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    2019年11月17日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    2012年時点での最速選手を取材したマラソンの新書。
    市民ランナーとして読んだ場合、速い理由が「遺伝」だけじゃあ納得できんわな。かといって、今更環境どうこうを変えることもできやしない。その行き着いた先が、「つま先着地」優位…になるんだろうか。
    「2025年には二時間きりが現れる」。非公式とは言え、2019年夏、キプチョゲが達成。さて、壁の意識が取り除かれるのだろうか。

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    2019年10月20日
  • キラーストレス 心と体をどう守るか

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    序盤のストレスチェックリストで、いきなりストレスない人に判定されたので読む必要が無くなったのですが、これはとても素晴らしい本でありました。
    ストレスがどういう風に体に影響を及ぼすのか、科学的な実証を基に書かれているので、漠然とストレスへのモヤモヤした恐怖を煽るのではありません。
    ストレスを受けた時に発生する物質が、遺伝子や細胞に直接影響を与え、様々な病気の原因となっていることがものすごーく分かりやすく書かれています。
    今まで関係無いと思っていた疾患が、慢性的なストレスが原因で発生した可能性が高かったと分かって、怖いと同時にストレスにしっかり対処する事で可能性の芽を摘むことが出来る希望になりました。
    前半はストレスが心と体に与える科学的な実証。そして後半はストレスにどうやって対応していくかの具体的な技術。ストレスを感じている人もいない人もこれを読むと色々考えさせられると思います。ストレスで悩んでいる人がいたら是非勧めたい。そんな本を見つけました。

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    2019年10月18日