NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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NHK番組の本。フェイクニュース、デジタル監視、デジタルツイン、プライバシーデータ活用の問題など、番組で紹介できなかった部分も含む。 インターネットスマホの普及により便利になった一方で、フェイクニュースが蔓延して社会問題になっている。 フェイクとリアルの境界があいまいになって、ネットリテラシーの低い人は何が正しいか判断できず、自分の嗜好に合う人の情報や誤った情報を鵜呑みにする傾向になってきている。 また、ビッグデータを活用すると、個人の行動を推定することができるため監視ツールに利用することもできる。 読んでいてこの先の展開が恐ろしくなってきた。
昨年中国スマホの情報流出の危険性が話題になったけ -
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ネタバレ老後破産
長寿という悪夢
著者 NHKスペシャル取材班
2015年7月10日発行
新潮社
今年は「下流老人」という文字も目についたが、こちらは「老後破産」。2014年9月に放送されたNHKスペシャル「老人漂流社会~“老後破産”の現実~」をベースに、番組で紹介しきれなった高齢者の例を含めてまとめた本。「老後破産」は番組プロデューサーの造語だが、こちらもしばしば見かける言葉になった。
年金収入だけでは生活できず、わずかな蓄えを減らしながら暮らす高齢者。いずれ底つきることは分かっているが、何も出来ない。1日1食しか食べないとか、2束100円のそうめんのようなもので食いつないだりとか、もちろんだ -
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Nスぺで同タイトルにて放送された内容を書籍化したもの。
放送された内容と変わるところはほぼ無い。
終章にオシム、ザッケローニ、リトバルスキー、ファビオ・カペッロのコメントが入ってるところだけ新しい内容だった。
映像だと聞き流してしまうところもあったかもしれない。文字として読みなおすことであらためて選手たちの気持ちがより感じられ、大層感心した。ルカクのインタビューがその典型だった。
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日本とベルギーの違いは何かと聞かれたルカクは、こう答えている。
ルカク 「意思」だと思います。プレミアリーグで2-0というのは、最も危険なスコアです。2-0は、私にとっては0-0です。一つ -
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失業統計に現れない中高年無業者=「ミッシングワーカー」の実態と支援の取り組みを取材したルポルタージュ。専ら「親の介護」のために就業できなくなった人々に焦点を合わせているが、そのこと自体「正当な理由」がなければ「無業」自体を問題にしにくい現状を反映している。取材過程や伝え方がワイドショーやドキュメント・バラエティのような情緒に訴えるような側面があり、かえって大衆の啓蒙には逆効果な感もある。結局のところ不安定な有期雇用の横行に根本原因がある以上、「労働市場への復帰」をゴールとしている限りは、「みじめさ」を再刻印するだけで問題は何も解決しない。本気でこの問題に取り組むのならば、現在の雇用の二重構造
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NHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃」を書籍化した一冊。東京特別区の中で唯一消滅自治体と指摘された豊島区、財政破綻自治体・夕張市、極端な自治体以外の例として、雲南市、益田市、京丹後市、横須賀市などの事例が紹介されています。世界に類を見ない高齢化・人口減少を迎える日本の今後の覚悟を問う内容となっています。
▼日本では戦後、地方から東京への一極集中は、大きく分けて、3回起きている。
・①高度経済成長期 ②バブル期 ③2000年以降
・①と②の共通点は好景気。ポジティブ(積極的)な理由で、多くの人々が地方から移り住むことによって引き起こされた。
・③は過去2回と異なる異質なもの。「地方から逃げ出す -