NHKスペシャル取材班のレビュー一覧

  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    2009年GDPの280%に及ぶ債務残高でワースト1の財政赤字国だったジンバブエ。白人の農園を黒人に強制的に再分配したムガベ大統領。 反発した欧米が経済制裁を課し、財政赤字が膨らんだ。赤字補填のために通過を大量発行したためインフレが起きた。 人々が食品を買い占めたためにモノが不足し、さらに物価が急上昇。紙幣がどんどん発行されるなかで、物価コントロールができなくなった。ジンバブエの通過は消滅し、アメリカドルが使われている。

    戦後、世界に例のない猛烈なインフレの中でも、財産を築いた人たちがいた。ワニを飼育して革をグッチやプラダなど欧米の高級ブランドに売り、ワニ肉を中国に売って外貨を稼いだ企業。 

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    2013年05月18日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    NHKのロンドンオリンピックに向けたスペシャル番組の詳細版でも映像話みたいな内容。当時38歳の世界記録保持者ハイレ・ゲブラシラシエを追っていたら、東アフリカ勢の若手がどんどん台頭していった。彼らの共通の強みは、高地に住み、トレーニングの強度に応じて高度を下げていること(Living High, Training Low)。それにより、血液の粘度が低く酸素を効率よく供給できるようだ。
    また、ほぼ裸足同然で育っているため、つま先着地を行っていること。特に現世界記録保持者のパトリック・マカウは加えて他の東アフリカ勢と異なり、腿を大きくあげるスプリントスタイルではなく、おそらくそのことにより、着地の衝

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    2013年05月11日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    ネタバレ

    科学はモノゴトの真理を解き明かすが、その種明かしにより夢が覚める、希望が遠のく、ちょっとそんな感覚を味わった。努力だけではたどり着けない、“才能”という持って生まれたもの、あるいは生まれ育った環境に結果は大きく左右されるという、うっすら感じていたことを科学的調査とデータで裏付けしたという内容。頑張ればフォースの力も身に付けられると一生懸命、机の上の消しゴムに念を送っていた子供時代。でも21世紀になって観た新作では“ミディクロリアン”という血中に含まれるフォースを司る物質の濃淡でその能力が決まるという設定に、なーんだやっぱそうか~と残念に思ったあの感覚に似ている(笑)

    NHKの番組放送はダビン

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    2013年05月02日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    私の場合、色々知った結果、
    もうかかと着地はしていない。
    けれど、その違いを深く知るために、
    読んでみた。

    <本から>
    マラソンは、″重心の移動″ と呼ばれる程、いかに効率よく
    重心を水平へ移動させるかが重要だと言われている。
    そのため、飛ぶような走り方では、本来なら水平方向に
    向けたい推進力が垂直方向(上下方向)に向いてしまう。
    その点、マカウの走りは、垂直方向への無駄な動きが
    少ない分、水平方向へ力を効率的に向けることが出来るのだという。

    マカウ自身も、こうした上下動の少ない走り方を強く意識している
    という。
    「飛ぶように走るとすぐに疲れますし、多くのエネルギーを無駄に
    してしまいます

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    2013年09月01日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    マラソン選手に興味がないなら読まないほうが良いです。

    持久力よりも耐久力。
    かかとで着地するよりもつま先のほうが衝撃が少ない。
    誰かが記録の壁を破ればそこは壁ではなくなる。

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    2013年03月30日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    エチオピアの先週の強さの秘密として、高地トレーニングなどが紹介されている。
    ランニングエコノミーに関する部分、特につま先着地の話は面白かったのですが、マカウという天才だからこそなせる業という印象もあります。

    ・マカウは着地の瞬間に一瞬足をスッと戻す。これによって、足が地面にぶつかる衝撃を和らげている。

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    2013年04月14日
  • 42.195kmの科学 マラソン「つま先着地」vs「かかと着地」

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    NHKスペシャルの再現らしい。ゲブラシラシエ、マカウ、キプサングの3選手に注目し、男子マラソンが2時間4分台まで早くなってきていることを運動生理学的なアプローチやビジネスモデルから現状をレポートしてくれる。”よみもの”としては面白い、が内容や情報のソースには物足りなさを感じる。

    本書より、勝ってもストイックでいられるかが、一流と二流を分ける。なるほどと感じた。ベアフットランニングを実践するには足底の筋トレが大切だ→だが、なぜ足は細くていいのだろう。

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    2013年02月26日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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    ジョブスが上司なら、ついていけない上司で文句を言って辞めていたどろう。そんな奇人変人で、日本では考えられないリーダーだったようだ。出生からか独立心が強く、発想も奇抜だったようだが、商品の先見性、こだわりは随一だった。日本では、「お客様の声を聴け」というが、先進的な商品はお客様に聞いても何も答えてくれないため、自分たちで決めていかないとならないことから、誰の意見も聞かず、自分だけを信じていたのだと思う。

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    2013年01月20日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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    サブタイトルにもありますが、ジョブズとジョブズにゆかりがある11人に対するインタビューをまとめた一冊。

    一つ一つのインタビューは読み応えありますが、値段の割にはもう少しボリュームがほしいところ。

    また、出来れば動画もあわせてみたい。本書にシリアル番号がついていて、サイトにアクセスすればインタビュー動画が見れるようになるとか、そういう事ってできないものだろうか。

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    2012年12月31日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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    No.496
    スティーブ・ジョブス氏のインタビューの記録から。

    「インターネットには感情がない。感情まで伝えるにはもっと通信速度が必要。

    ビデオを持ってもそれを見るコトがない。それじゃもったいない。

    iMovieで感動作品ができる。誰にでも。」

    この一言に共感し、ポチッとiMovieを買いました。

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    2012年11月24日
  • Steve Jobs Special ジョブズと11人の証言

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     Steve Jobsが亡くなってから1年ほど経過しましたが,彼と関係の深かった11人の方々へのインタビューが収録されています。公式の伝記と重複する内容が多いのですが,それぞれの方々にJobsがどのような影響を与えられたのか,それぞれの方々のインタビューでの言葉で知ることができたというのは興味深いと思って読みました。公式伝記では少し量が多いと思われる方には,ちょうどいい量の作品かもしれません。

     個人的にはアメリカ人とのインタビューは原文で読みたいなと思いました。翻訳にはかなり注意を払っていらっしゃるとは思うのですが,やはり,原文のニュアンスを知りたいです。

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    2012年10月04日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    天然資源に頼る国
    一部の富裕層が殆どのマネーを握る国
    周辺国との格差にあえぐ国
    政治腐敗が進む国
    中国という「巨龍」に開拓され、携帯を持つマサイ族

    その他、知らなかった国々が沢山。
    非常に興味深いルポ。象牙海岸地域の本も読みたい。

    ビジネスチャンスは多分にある地域、アフリカですが、全ての人々が平和に発展させるには、多くの問題があるな、と考えさせられました。

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    2012年04月13日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    小難しくなく読みやすい。

    最近のアフリカ情勢に疎くなっていたが、刻一刻と変化している状況を改めて実感。

    良い方向にせよ、悪い方向にせよ、大きな変化がある時は儲けるチャンス。アフリカはまだまだ変化の余地が大きいようにて、どこかでチャンスを見つけたい。

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    2011年08月30日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    アフリカの現状が、取材班らしく現場目線でわかりやすく書かれている。アフリカの光と闇の部分がうまく描かれている。複数の国の記述があって、国ごとの状況の違いもおもしろい。

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    2011年10月24日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    NHKスペシャルの本は、『インドの衝撃』に続き2冊目。このシリーズはとても読みやすい。
    アフリカといっても、東側の一部ですけど、かなり熱いらしい。インドもすごかったし。。。まあ、テレビだし、本当はもっと黒いところもあるんでしょうけれども、少なくともこういうのは今までの「アフリカ」の印象とは全然違うし、相当盛り上がってるみたいだ。
    うーーん、なんというか、ほんとに日本は10年後とかどうなってるのか、心配しか湧いてこない・・・。

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    2011年07月19日
  • アフリカ―資本主義最後のフロンティア―

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    アフリカ大陸南西部の国々についてのルポである。意外なIT普及や豊富な資源を持っていたりもする反面、大半は政治的に優位な立場にある者達に搾取されたり、政治的な拙さから貧困がなくならない。でも20年もすれば今のインドの様になるのかもしれない。今のうちかも。

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    2012年02月19日
  • ひとり誰にも看取られず 激増する孤独死とその防止策

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    「どうして孤独死を防がないといけないのか」
    この本を最後まで読んでもこの答えは分かりませんでした。

    「周囲のおせっかい」「住居の管理人が後始末をする手間省き」
    そんな印象を受けました。

    「孤独死」の定義にもよるかもしれませんが、1人で死ぬことが誰にとっても本当に「孤独」なんでしょうか?

    死に対する価値観についてもっと議論が欲しかったな、と思いました。

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    2011年01月25日
  • ひとり誰にも看取られず 激増する孤独死とその防止策

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    レポートの参考文献 孤独死についての色々を述べた本 NHKの番組のノベライズっぽいものともいえる 実例が載ってて役立ちました

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    2010年11月08日
  • 「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

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    介護保険が開始されてからの介護業界の現状をしっかり書いてあります。
    日本は恵まれていると思ったら、実は老後に対してはとても厳しい国であるということが分かりました。


    今の高齢者達の現状をしりながらも国はなんで予算を回してくれないんだろう....。

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    2009年10月04日
  • ひとり誰にも看取られず 激増する孤独死とその防止策

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    自治会での敬老会のきっかけとなった、NHKの報道番組である。常盤平団地の孤独死である。それを詳細に纏めている。

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    2009年10月04日