NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2016/9/25に放送されたNスぺの文字起こしみたいな感じなので、番組を視た人には既知の話ばかりではある。
やはり衝撃を受けたのは東京都豊島区という大都市が消滅危機に襲われている事実。
ポジティブ集中(東京でデカイ一旗あげるために上京。かつての高度経済成長期やバブル期にみられ、20代が多い)でなく、ネガティブ集中(田舎には何もない。東京に希望があるわけではないが田舎にはない安くても仕事があるから集中。40代にみられる。よって少子化は解消しない)という分析は、九州の中心である福岡市にもこれからよそ事ではなくなる。
財政破綻を経た、北海道夕張市は「サービスは最低。負担は最高」というスパイラ -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
完全な流し読みで終わり
IT知見が無い人には「なんか怖いなぁ」という内容だろう
というか、IT知見が無い人は読まない本か
Linuxの事等にも触れられていて、さすがNHKだなぁという感じ
ハニーポットはいわゆるITセキュリティで言うハニーポットの事かと思ったら、英語のハニーポット、価値のあるものを溜め込んでおくツボの意味だけみたいだったな
車もなんもかんも全部ハッキングされちゃうぞー怖いぞーという内容
Web関連の仕事をしていて、自分のハニーポット監視もしている
多少のセキュリティ対策も知っている
という感じなのですが、自分の関係しているサーバのセキュリティ対策でやる事ってのはある程度決 -
Posted by ブクログ
読み終えてみて、これほどやられるまで何故にやられるままになったのか、理解できないというのが最初の感想。やられてやられて感情が先走り、仇を討つまではということなのか。それでも国家としてこのやられる状況を放置していたことに合理性があったと言えるのか。
実はこれほどの空襲を受けるようになったのは、1944年11月末から1945年8月半ばまでであり、9ヶ月ほどの間の出来事なのである。それまで砲火が銃後の人々の生活に及ぶことはなかった。弾が飛んでこないうちは実感はないだろう。
B-29はボーイング社が開発した飛行機である。今、多くの人たちがボーイング社が開発した飛行機で旅をしている。現代は過去から -
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Posted by ブクログ
2016年の国勢調査によって、明治維新以後増え続けてきた日本の人口が減少に転じたことが確認された。
それは、いわゆる過疎地域、僻地のみに起こる話ではなく、東京都豊島区が消滅可能性都市と名指しされたように、都市部においてさえも人口が減少して行く、日本が縮小するという近い将来の事実を象徴している。
本書は、縮小する日本にフォーカスしたNHKスペシャル取材班が、全国に広がる取材網を通じて収集した既に起きている縮小日本の予兆を紹介している。
恐らくその人口縮小化、そして極端な高年齢化は日本の近未来の姿として避けることはできない。
直近の豪雪であっても孤立する集落を救う姿はまだ見られるが、いつまで -
Posted by ブクログ
ほとんどの自治体が、人口増加に合わせて拡大してきたインフラを今後、大幅に縮小していかなければ財政がもたなくなっている。現状の公共インフラをそのまま維持し続けるのはほぼ不可能。地方の若者たちをブラックホールのように吸い上げることで、繁栄を生み出してきた東京でさえも。地方からの流入は確実に減っていく一方で、より深刻な状況を生み出す問題が既に始まっている。かつて高度成長期に東京へ集まってきた人々が一斉に高齢世代にさしかかっている。高齢者の集中は、介護施設に入ることができない、待機老人の劇的な増加、介護を受けたくても受けられない介護難民の出現、それに伴う介護離職の増加。などなど、様々なひずみを近い将来