NHKスペシャル取材班のレビュー一覧
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2016年の国勢調査によって、明治維新以後増え続けてきた日本の人口が減少に転じたことが確認された。
それは、いわゆる過疎地域、僻地のみに起こる話ではなく、東京都豊島区が消滅可能性都市と名指しされたように、都市部においてさえも人口が減少して行く、日本が縮小するという近い将来の事実を象徴している。
本書は、縮小する日本にフォーカスしたNHKスペシャル取材班が、全国に広がる取材網を通じて収集した既に起きている縮小日本の予兆を紹介している。
恐らくその人口縮小化、そして極端な高年齢化は日本の近未来の姿として避けることはできない。
直近の豪雪であっても孤立する集落を救う姿はまだ見られるが、いつまで -
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ほとんどの自治体が、人口増加に合わせて拡大してきたインフラを今後、大幅に縮小していかなければ財政がもたなくなっている。現状の公共インフラをそのまま維持し続けるのはほぼ不可能。地方の若者たちをブラックホールのように吸い上げることで、繁栄を生み出してきた東京でさえも。地方からの流入は確実に減っていく一方で、より深刻な状況を生み出す問題が既に始まっている。かつて高度成長期に東京へ集まってきた人々が一斉に高齢世代にさしかかっている。高齢者の集中は、介護施設に入ることができない、待機老人の劇的な増加、介護を受けたくても受けられない介護難民の出現、それに伴う介護離職の増加。などなど、様々なひずみを近い将来
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がんとは、
遺伝子に傷がついて異変を起こし異常な細胞になり、無制限に増えてしまう病気。
次世代シーケンサーで(160種の遺伝子で64万円)
がんを引き起こしている遺伝子でがんを分類。
最適な薬を投与。
耐性ができると薬を変えていく。
(一カ月の治療費が90万円にも)
分子標的薬。
免疫チェックポイント阻害剤。
薬は臓器別から遺伝子変異別へ。
プレシジョンディシンを受けるには、
薬の臨床試験に参加、医療機関の研究に参加。
スクラムジャパン
TOP-GEAR
OncoPrime
MSK-IMPACT
リキッドバイオプシー
血液によるがん遺伝子検査 -
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高岡寿成としなり エチオピアのアベベ ぶいおーつーまっくす最大酸素摂取量 スポーツカー並のエンジン 経済性のいい走り メキシコの秘境に住むタラウマラ族 ハイレ・ゲブレシラシエ オールアウト=疲労困憊 スポーツ心臓 高地に住むことで赤血球の量やヘモグロビン濃度が増す 「走ることは自分の血の中にあります。走ることは自分の人生の一部なのです」ゲブレシラシエにとって、マラソンを走ることは生きることと同義であり、「どれだけ速く走れるか」が問題なのではなく、「自分はこれを成し遂げたいと決心する」ことだという。そして、私たちが持っている年齢に対する固定観念を打ち破りたいとも言った。すなわち「年齢というのはた
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医療や介護費用を切り詰めてギリギリの生活を送る高齢者。一人暮らしの高齢者には老後破産という厳しい現実がのしかかる。ただ、厳しい情況は一人暮らしの高齢者だけの問題ではないことを本書は教えてくれる。収入もないのに、息子が同居するというだけで生活保護の受給が止められる。家族がいても、ではなく家族がいるからこその厳しい境遇も多々ある。頼みのわが子が、ひきこもりであったり、介護離職の状態であったり、非正規であったりと、家族と暮らしていても「老後破産」に陥るケースは決して特別なことではなくなってきている。親と同居する壮年未婚者が急速に増えている。親が万が一の状態になった時は、即座に親子は共倒れ。しかも、こ
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ネタバレ現生人類でもっとも遠い祖先であるブッシュマンで有名なアフリカ南西部のサン族。彼らの社会でもっとも嫌われるのはケチと自慢。生き残るために、分かち合う事がとても重要だった。自ら作る装飾品はすべてプレゼント用。AさんがBさんに首飾りをあげると、BさんはCさんにあげる。最後にAさんに誰かがあげるまで続く。首飾りが少ない人は交友関係が少ない人。首飾りが多いと困った時に助けてくれる人が多い。彼女たちにとって、首飾りは仲間との絆を大切に思う心。このネットワークの距離が長ければ長いほど、飢餓対策の保証となる。
人間の乳児の最初の行動のひとつは物を拾って口の中に入れる事。次の行動は拾ったものを他の人にあげるこ -
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マラソン界を席巻するケニア人、エチオピア人ランナーの秘密をNHKが最新テクノロジーで解明。マカウは乳酸のでない肉体をしている、とか、つま先着地とか、ECの子供の8倍の運動量を平均的に子供時代にしてるとか信じられない話のオンパレード。
以下引用:
記録との間に大きな相関関係がみられるのが、個々人の最大酸素摂取量(2max)
「長年、1マイル四分の壁は破られませんでした。四分一秒や四分二秒で走っていて、誰もが四分の壁を破ることが出来ず、『レンガの壁』とさえ呼ばれていました。しかし、ロジャー・バニスターが三分五八秒で走り、この壁を破りました。すると一~二か月しか経たないうちに、一人、また一人と記録