【感想・ネタバレ】出生前診断、受けますか? 納得のいく「決断」のためにできることのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年02月05日

◯内容を踏まえると、妊婦向けに書かれたのか、挿絵も可愛い。
◯全体の構成も分かりやすく、読みやすいため、悩んでいる人や、そうでない人にも、みんなに読んでほしいという気持ちが伝わる。
◯事例がよく取材されていて、とりわけ子どものことがよく書いてある。
◯子どもの名前の由来、諦めた子が男の子でした、とい...続きを読むうエピソード、一つ一つが心に響き、期せずして、涙をさそう。家族の気持ちになったような気がしてくる。
◯また、あくまで客観的に事例を紹介しているが、諦める判断をした場合も、そうでない場合も受け入れて、とにかく寄り添う支援の必要性を説いている。(エピソードもその流れを組んでいる)
◯新しい出生前診断が広まりつつある中、様々な議論が行われているが、そういった議論とは別に、行政の支援として、寄り添うかたちでのアプローチが必要なのではないか。

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Posted by ブクログ 2023年04月08日

また大人になってから、
もし妊娠したら、してから読みたい、読むべきだ
出生前診断=すべきではない
と思っていたけど一概にそうとも言えない。
読んでよかった!
リアルなエピソードに泣きそうになった

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年01月28日

子供を産むという一大プロジェクトにおいて、「自分でコントロールできない未来との折り合いをつける」ということはとても重要なプロセスだと思います。
(ネガティブな意味ではなく)

この「コントロールできない未来」には色々な要素がありますが、そのひとつが子供の先天的な障害であり、その一部の可能性を事前に把...続きを読む握するのが出生前診断です。

本書は、さすがNHKスペシャル取材班だけあり、出生前診断を通して胎児と向き合ったさまざまな家族のドキュメンタリーがとても心に刺さるものでした。

流産・死産・人工死産が特別なことではなく、非常に身近なことだということに、気付くとともに、出産ということを生々しくリアルに理解するために、とても大切な一冊だと思いました。

「あなたが決めていい」
「子供への期待を手放すのが子育て」
という言葉が、印象に残りました。

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