西尾維新のレビュー一覧
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”憑物語”西尾維新著 講談社BOX(2012/09発売)
・・・己の身体の変異に気づいた阿良々木暦は”不死の怪異殺し”を専門とする影縫余弦に相談をするが・・・。
・・・”物語”シリーズ・ファイナルシーズンの開幕巻。
(あとは”暦物語””終物語”(上中下)””続・終物語”で終了。)
前巻から2年以上空けて読んでるんですが、正直、このシリーズの”軽妙な会話”にだれを感じてしまった。
(アニメ・ガイドブック類をぼちぼち見ていたせい、かも?(笑))
ちょっと会話文を減らすだけで半分にはなりそうな感じがなんとも言えん。
ストーリーに関わる手折正弦とのエピソードやラストの印象良かっただけに残念な一冊 -
Posted by ブクログ
人吉母子VS球磨川・江迎の会計戦の続きからスタートです。
死に際したときに出会った安心院なじみによって、相手の視界を獲得できる「欲視力」(パラサイトシーイング)の能力を与えられた善吉は、江迎を圧倒します。これに対して球磨川は、巨大な植物を作り出すよう江迎に命じ、人吉母子を追いつめます。善吉は江迎をマイナスから救い出そうとし、彼の説得に江迎の心は動かされますが、それを見た球磨川は、彼と人吉瞳の手首にはめられた爆弾の鍵穴をなかったことにしてしまい、引き分けに持ち込もうとします。が、爆発の一瞬前、江迎が2人のブレスレットを腐敗させて自身の身体の内に取り込み、2人の命を救います。
これで、誰も死ぬ -
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引き続き、マイナス十三組との戦いです。
一度は死の淵にまで行くことになった人吉ですが、そこで出会った不思議な女性に助けられ、命を吹き返します。こうして人吉の勝利が決まりますが、次の書記戦までの1週間、凶化合宿中の日之影たちに襲撃を加えたり、くじらを自分たちの陣営に引き込もうとしたりと、マイナス十三組は次々と手を打ってきます。
そしていよいよ書記戦。生徒会からは黒神くじらが、マイナス十三組からは志布志飛沫(しぶし・しぶき)が出ることになります。冷凍室の中でおこなわれる戦いで、敵の古傷を開く志布志の「致死武器」(スカーデッド)の能力に翻弄されながらも、頭脳戦で勝利を収めます。
志布志の敗北を -
Posted by ブクログ
マイナス十三組と戦うため、めだかは先代の生徒会長である日之影空洞(ひのかげ・くうどう)に協力を要請します。めだかの依頼を受けた日之影は、さっそく球磨川のもとを訪ねますが、そのモンスター級の力には太刀打ちできないことを悟り、めだかたちに「凶化合宿」を施して能力の底上げを図ろうとします。
しかし球磨川は、不知火半袖の入れ知恵を受け入れ、めだかたち現生徒会長のリコールを突きつけるという手を打ってきます。これに対してめだかは、箱庭学園の前身である黒箱塾時代の塾則を持ち出して対抗し、マイナス十三組との決闘を提案します。
このめだかの提案が受け入れられ、いよいよ球磨川たちとの戦いがスタートします。まず