西尾維新のレビュー一覧
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やっぱり終わらなかった物語シリーズ、今回は老倉育、神原駿河、斧乃木余接の3人の話が収められている。一応メインの物語は終わっているということで、3話ともスピンオフ的な内容。阿良々木さん一度も出てこなかったし。
表紙になるだけあって、余接ちゃんの話が一番おもしろかったかな。なんで魔法少女っぽいコスチュームなのかも分かってすっきり。そしていいところを持ってく真宵大明神かっこいい。
でも、全体的にまどろっこしいというか、くどい感じがして読みにくかった。言葉だけが上滑りして意味を追うのが辛い。それが西尾維新の特徴と言えばそうなんだけど・・・。うまくストーリーとハマっておもしろい時と、冗長に -
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ネタバレ相変わらずの西尾維新しているなーと、のっけからやらてます。
これがないと西尾維新らしくないので。
言葉遊びが彼の作風であると思っているもので(^^;)
3つのお話からなっています。
そだちフィアコス
老倉育の物語。
育が暦が嫌いな事から始まり、直江津高校から転校。
転校先でも上手くやれずにウロウロして。
しかも育の愚痴満載です。
育は親が居なくなって一組の老夫婦の元で生活。
そんな時父親と名乗る酔っ払い男が育を訪ねてくる。
育は、そんなところから育っていく。
するがボーンヘッド
駿河のお話です。
駿河、暦と喧嘩して一人で部屋掃除。
掃除途中で扇が登場。木乃伊の左 -
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ネタバレ主人公は櫃内様刻と櫃内夜月は現在進行形で、禁じられた一線を踏み越えつつある。
その友人である迎槻箱彦と琴原りりす。
そんな彼らの学校では、密室殺人事件が起こり、様刻は保健室のひきこもり、病院坂黒猫とともに事件解決に乗り出す……という話でした。
いや……なんというか、さすが西尾維新先生! としか言いようがないですね。
「常識ってなんだっけ?」というような全てをぶっ飛ばした倫理観の欠如。
そして、わけのわからない日本語……。
西尾維新ワールド全開です。
結局は、すべてを様刻がすべてを飲み込むことで完結してしまうのですが、正直、これでいいとはまったく思えない。
ただ、西尾維新先生の作品が、そ