西尾維新のレビュー一覧

  • 不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界

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    「世界」シリーズ第4作目。時系列は思い切って先へと飛んでいる。次巻が最終巻らしいから、この流れで「きみとぼく」サブシリーズと「囲われた」サブシリーズの主人公同士を対決させるのかと思いきや、あとがきでの予告によると「きみとぼく」側の前日譚のような話になるらしい(最終巻が出版されればだけど)。
    事件は小粒ながら、登場人物が面白いから楽しく読めた。挿絵があることを最大限利用した書き方も上手い。

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    2017年11月19日
  • きみとぼくの壊れた世界

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    カタルシスのない青春ミステリ。キケロの「私は最も正しい戦争より、最も不正な平和を選ぶ」という言葉を思い出させるような、捻じ曲がった情愛と調和が描かれる。
    登場人物は魅力的だけれど、彼らの清濁併せ持つというより、もはや濁々としたエピソードの数々に、読んでいて体力を使わされた。

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    2017年11月16日
  • 業物語

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    ネタバレ

    読み終わってしばらくしてから気づいたが、ということはキスショットは今も、内面も非常に美しいということであり、その内面が春休みの行動に繋がっていくんだなと思った。
    そこまで内面も美しいキスショットが、あんなにも阿良々木くんに執着するというのはすごいことだな。

    火憐ちゃんが自分と会いに行くことで、蜂を克服したのもスッキリした。
    羽川さんの吸血鬼化は、絶対に映像で観たい。

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    2017年11月04日
  • 美少年椅子

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     何の因果か新たな生徒会長に任命されることになった、自他共にクズと認める男装の少女、瞳島眉美。そんな彼女に副会長の長縄和奈から、「美少年探偵団を叩き潰しましょう!」という物騒な提案が。加えて他校の生徒会長、札槻嘘からはデートのお誘いを受けることに。
     果たして長縄和奈と札槻嘘は敵か味方か。眉美は学園と探偵団、二つの危機にどう対処するのか。
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     特に劇的な展開があったわけでもなく、淡々と話が進んだという感じ。和奈と嘘が敵か味方かは未だ判断保留の状況だが、副会長の意外な趣味には口

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    2017年10月29日
  • 美少年椅子

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     シリーズ七巻目。

     前巻で選挙の末に生徒会長になってしまった瞳島眉美は、事故で入院していなければ本来、眉美の席だったであろう副生徒会長の長縄さんに好かれてしまう。彼女は眉美に隷従状態だ。なぜだ。

     そんな生徒会長の初仕事として長縄さんが提案したのは「美少年探偵団という怪集団を叩き潰すこと」だった。
     戦々恐々の眉美だったが、何とかごまかしてやり通す。

     どうにかこの状況を単身で打開すべく、協力を仰いだのが髪飾中学校生徒会長、札槻嘘だった。
     眉美は、隠す気が一つもない下心を前面に押し出してのゲスい交渉に単身で髪飾中学校に乗り込む。
     バニーガールのコスチュームで!

     というシリーズ七

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    2017年10月28日
  • 美少年椅子

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    相変わらず、美眼のマユミのクズっぷり。やっぱりみんなかわいい。そしてなんでだろう、特別すごい答えではないのに、美しさを求めた結果のこの答えはいつも胸にストンと落ちてくる。

    にしても。
    次回からマユミも頑張らねばならないのだろうか。それでも、彼らは彼ららしく変わらず美しく挑んでもらいたい。

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    2017年10月25日
  • 忍物語

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    もはや惰性で読んで幾年月というシリーズだけど、今作からモンスターシーズンに入り若干期待していたもののまぁこんなものかと。
    あまり話の盛り上がりも大きくなくキャラの動きもそれほど良くなく相変わらず読みにくい名前のキャラが連発して何が何だかと言う感じ。大学生の暦君の生活が垣間見えたのが良かったところか。おまけの★3つで。

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    2017年10月22日
  • 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星

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    ネタバレ

    美少年探偵団シリーズ第一作。
    謎解き要素も多少あるけれど、ミステリーというより探偵活劇といった趣き。美学を語る団長の話し方が、古き良き探偵たちの傲岸さを彷彿とさせて、読んでいてニヤニヤさせられる。

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    2017年10月13日
  • ニンギョウがニンギョウ

    購入済み

    夢現の路地裏を彷徨い歩くような

    他の方のレビューにある通り、私たちの暮らす世界の、常識が通じない世界の、視界の前後もふわつくような、ふしぎな小説でした。
    言葉自体はそれぞれきちんと意味を持ち、私の理解の届く場所にあるのに、前後左右が分からなくなるような感じでした。

    私はこういう文章を読んでいくのが好きなので、楽しかったです!

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    2017年10月11日
  • 偽物語(下)

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    ネタバレ

    偽物のほうが圧倒的に価値がある
    そこに本物になろうという意思があるだけ
    偽物のほうが本物よりも本物だ

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    2017年09月27日
  • 忍物語

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    ネタバレ

    西尾維新の〈物語〉シリーズ、モンスターシーズン第一巻とのこと。
    今巻はミステリ回(道具立てはオカルティックだけど)。忍とその吸血主・デストピアを軸とした吸血ミステリ。

    一体どこまで続くのかとオフシーズンの頃は思っていたけれど、ここまで来ると、まあ、続く限りのんびり追いかけようかと思う。時間が流れ、関係性が変わっていくことが本シリーズの特徴のひとつでもあると思うので、長丁場となるのもある意味では当然なのかもしれない。

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    2017年09月20日
  • 撫物語

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    物語シリーズの通巻21巻目にしてオフシーズン第3弾。

    本巻は短編集ではなく、千石撫子の物語のみで、撫子につぐ撫子プラス余接でした。
    このシリーズで最も本心が量りがたいキャラクターだったのですが、かなり成長した感じがしました。
    オフシーズンは暦から離れてヒロインたちが独り立ちしていくのがテーマになっているようで、それが前面に押し出されていたと思います。
    ただ、撫子の語りはちょっと自分には合わなかったかな?

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    2017年09月03日
  • 結物語

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    一気に時は進んで大学卒業後の話。
    色々な人物の将来というかその後みたいな感じだけれど、やっぱりなんでそうなったって思うのは羽川さんでしょうか。
    彼女ならそれだけの知力も精神力もあるのだろうけど、人間なのにより人間外になった感がある。
    あと、老倉さんにはマイホームも手に入れたことだし、幸せになってほしい。3人のキャンパスライフも読みたい、

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    2017年09月03日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    寝てしまえば、その前のことをすべて忘れてしまう忘却探偵。

    突拍子もないこのシチュエーションをただ、楽しめばいいのだが、ふと考えてしまう。

    一日一日を積み重ねていくのが人というもの。
    その積み重ねができない人生とはどういうものなのか。
    「私」の存在があやふやであるとき、人は明日をどう生きればいいのだろうか。

    こういう人を目の前にすると、昔流行った「自分探し」なんて、恥ずかしくて口にできそうもない。

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    2017年09月03日
  • 掟上今日子の旅行記(単行本版)

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    しまった家計簿を読み忘れていた。
    しかし特に支障はなかった。
    というわけで、忘却怪盗華麗に参上であった。

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    2017年09月02日
  • 青春奇人伝!240学園(1)

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    "「友達作ると煩わしくて人間強度が下がるだって?
    上等じゃん
    そんなもん 下げて下げて下げまくって
    今を楽しめ馬鹿者が」"

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    2017年09月02日
  • 美少年探偵団(2)

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    やっぱこのシリーズ面白いなー。なんか原作は佳境に入っちゃったのかな感あるけど。
    ただやっぱりこのコミカライズはちょっと耽美すぎるかな…濃ゆいよ。
    そして創作のキャラデザ変更が納得いかない(前も書いた)

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    2020年12月01日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    男性警部編4作。2話の叙述トリックは、まさにこのシリーズの説明みたいで(笑)その中でもこの家計簿は強引、無理さがきつい。犯罪の解明が目的で、犯人の人間性、動機には興味がないと言いながら・・文章で騙そうとされても、納得できる筈ないなぁ~
    まぁ、このシリーズは時間潰しと割り切っているので、あまり期待はしていない。読みやすさで合格ですね。

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    2017年08月21日
  • 忍物語

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     新シリーズ、<モンスターシーズン>が開幕! 今回は決死にして必死にして万死の吸血鬼が再登場!

     真相には目を丸くした。らしくないのはわかっていたので「血を吸われた被害者が加害者に」という展開は予想できたが、まさかもう一捻りあったとは。「自分に何かが起きて、そして何かがどうにかなってしまえばいい」という、醜くも生々しい、誰もが抱く想いから端を発する動機も、現役の学生だけでなく誰もが共感できるのではないだろうか。私だって同じ想いを抱いたことが少なからずあるが、実際に事が起きると「起きなければ良かった」という気持ちを抱くものだ。

    「何かが起きてほしい。でも本当に起きてほしくはない」

     ゆえに

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    2017年08月19日
  • 結物語

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    「化物語」の後日譚。成長した暦が、キャリアの警察官として再び直江津市へやってくる。そこで、様々な怪異を事前に防ぐというお話。羽川翼や神原駿河、老倉育、戦場ヶ原ひたぎなどのその後も描かれる。しかし、残念ながら、蛇足の感は拭えない。

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    2017年08月16日