西尾維新のレビュー一覧

  • 猫物語 (黒)

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    今までも何度かチラつかせていたゴールデンウィークの話。

    冒頭から時系列を無視した掛け合いが続き、いい意味で相変わらず。
    肝心のブラック羽川との対決はややあっさり気味なような気もしますが、前作で散々バトルしてましたし案外ちょうどいいのかな。
    とはいえ、もちろん阿良々木くんは酷い目にあってますが(笑)

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    2017年01月09日
  • パノラマ島美談

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     シリーズ五巻目、美少年探偵団は冬合宿へ。

     冬合宿を行うにあたり、指輪学園元芸術教師、永遠井先生の住む無人島へ。
     その無人島は、先生のパトロンがカネをつぎ込み作った琵琶湖に浮かぶ人工島だった。

     この人工島に先生が作った五つの美術館、その館が持つそれぞれの絵画の謎を解き明かす。

     烏館、孔雀館、白鳥館、雲雀館、そして鳳凰館。
     探偵団は謎を解き明かすことができるのか。

     
     五巻になってくると眉美ちゃんのキャラ崩壊激しい。こんなずうずうしい子だっけ?
     そしてまだまだ面白みが分からないけど、読んでるものは仕方がない。

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    2017年01月09日
  • 押絵と旅する美少年

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     シリーズ4巻目、ロリコン先輩の小学一年生の許嫁が登場。西尾維新っぽい毒舌幼女が絡んでくる。

     あるひ、眉美が美少年探偵団のアジトに行こうとすると、廊下の向こうから座敷童がやってきた。
     自分よりも重そうな和服をきた女の子に唖然としていると、その座敷童ちゃんは口を開いた。

    「どけや、貧困層。ひき殺されてえのか」

     一瞬の嵐が過ぎ去ってのち、部室に行くと自分の背丈並の大きな羽子板が残されていた。
     川池湖滝、彼女が咲口先輩、もといロリコン先輩の小学一年生の許嫁だった。

     つーわけでシリーズ四巻目、一巻に比べると眉美ちゃんのずうずうしさがひどくなってませんかね。
     四巻にもなるが、それほど

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    2017年01月09日
  • 屋根裏の美少年

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     シリーズ三巻目、秋田へのグルメ鈍行列車旅中に一気読みのもよう。

     美少年探偵団の天才、指輪創作は脚立の踏面を背に当てて器用に天井画を描いていた。
     ある部分に差し掛かり筆を当てたとき、天井が外れた。

     天井裏のスペースには絵画が33枚残されていた。
     その絵画のモチーフには見覚えがある。それが何かと気が付くと、名画から人だけを抜き取った背景画であることに気が付く。

     その絵を描いた人物は芸術家然とした破天荒な元教師で、最期には指輪学園から追われることになる。
     その元芸術教師さ最後に言い残したのは「全校生徒を誘拐する」という脅迫めいた言葉だった。

     今巻で元美術教師の永遠井先生が登場

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    2017年01月09日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ第6弾。厄介さんが語り手の長編である。
    冤罪体質についてインタビューを受けた厄介だが、インタビュアの女性が「好きになった男性をすべて破滅させる」運命だという話をきき、今日子さんにある依頼をする。しかし今回は今日子さんに悪印象を持たれてしまったようで…
    ミステリというには薄味だが、序盤の冤罪の考察についてはちょっと考えさせられた。
    今日子さんがとったモチベーションアップのズルは面白かった。

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    2017年01月06日
  • 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星

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     去年から積んでいた美少年探偵団シリーズを消化にかかる2017年正月。


     子どものころ、見上げた空の一瞬の瞬きを忘れずに宇宙飛行士になることを夢見た瞳島眉美は、その夢をあきらめる日に校舎の屋上で星空を眺めていた。

    「探し物かね?」

     誰もいないはずなのに声をかけられ、驚いた悲鳴が絶望的に可愛くない私。

    「そうだとすれば、この僕は手伝うにやぶさかではないよ」

     こうして、指輪学園にまことしやかに流布する噂、美少年探偵団に関わることになってしまった。

     子どものころに見た瞬きを一日にして解き明かす探偵団。しかし、それは眉美にしか見ることができないものだった。

     彼女を追う犯罪集団「

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    2017年01月05日
  • 掟上今日子の家計簿(単行本版)

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    掟上今日子の謎にかんする部分の
    進展が特になくがっかりでした。

    そんなに物語に引き込まれなかったなぁ~
    って感じでした、

    今回はただ、2話目の物語が
    特徴でしたね。
    まぁ話を読んでいく中で
    この人が犯人なんだろうなぁ~
    とは思ったのですが
    殺害のトリックがなんだったのか
    真相っというか、どうやって
    こんな事が起こったのかが
    私にはさっぱりでした。

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    2016年12月29日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    ドラマで見てしまった内容なので読むのがちょっとしんどかった。
    ドラマ見てなかったら星四つ(マチアキさん風)。

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    2016年12月29日
  • 憑物語

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    ネタバレ

    うーん。兄と妹の関係が気持ち悪いなーでも楽しいなーって感じた。
    あと何かを得るための対価って考え方も、ごもっとも。
    そりゃ何も犠牲にせず、全てを手に入れることなんてできないよね。知識を得るにも、その分時間を犠牲にしているし、体力を犠牲にしているし。

    ラッダイト運動…機械使用の普及により、失業のおそれを感じた手工業者・労働者が起こした運動。
    返報性の原理…何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情。
    宮沢賢治のスマイルズ…SとSに1マイルあるよ。
    博多時間と沖縄時間…博多出身の人と沖縄出身の人が遅刻したときにはこのことがを使おう。

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    2016年12月25日
  • 続・終物語

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    続き。

    読んでみようと思ったSF。
    たった1つの冴えたやり方
    目は無慈悲な夜の女王
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか※既読

    オズマ問題
    異星人に左右を正しく伝えられるか

    ジャメブ
    見慣れたはずのものが未知に見えるもの。
    逆のデジャブは、未知を既知と認識してしまうこと。

    出来杉君と結婚できたはずの静香ちゃんが、のび太と結婚することになり、同感じたのか。は、考えさせられます。

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    2016年12月24日
  • 終物語 (下)

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    最終巻。

    正しさ、正義とは。

    正しいことをすることか。
    間違ったことを正すことか。

    ただ、正しさというのは、宗教によっても、親から受けてきた考え方によっても変わるもの。

    押し付けることもできないものだと思う。

    だから、後で間違いだったということも起こるのだろうし、正しいと思っていたことが間違っていたという時に、自己批判が起きるのだと思う。

    人間って難しい。
    面白いんは、人間、勝ち続けることは難しく、どこかで負けなくてはいけないってところ。それなら、早めに負けておく方が、あとあと役に立ちそう。

    蛇使い座は、医聖であり、アスクレピオス。

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    2016年12月24日
  • 暦物語

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    シミュラクラ現象を題材にしたものが多かった印象。人間は顔らしいものを見れば、それを顔のように見てしまうってもの。3つの点が集まった図形を人の顔のように捉えてしまうこと。

    好きな言い回しは以下。
    ・正直、僕には絵心がないんだ。意外に思うかもしれないけどね。
    ・エロい人を見て、武天老師さまから、強さを取った人みたいだね。
    ・お菓子あるよー
    お茶もあるよー
    相談事もあるよー

    雑学的なのは以下。
    ・都市伝説。フォークロア。友達の友達から。
    ・伝染病の三原則。パンデミックの三原則。感染速度が速い。感染範囲が広い。歯止めが利かない。
    ・生活に余裕がある人間は、心にも余裕があるので、騙されにくい。
    ・テ

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    2016年12月23日
  • 偽物語(上)

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    年末年始、アニメがabematvで一挙放送されるということで、久しぶりに「物語」シリーズを読んでみました。

    今回は化物語のその後、阿良々木の妹たち、ファイヤーシスターズのお話。

    やっぱり西尾維新の言葉遊びはすんごいなー、とただただ感心しました。
    どこから浮かんでくるのか凡人にはさっぱりですが、そんなことはどうでもいいことなのでしょう。
    ただただ感心する勇気!

    後半の姉妹たちと阿良々木のぶつかり合いも読みどころなのですが、やはり軽妙な会話劇全開な前半が面白い。
    小生意気な八九寺との掛け合い、千石のかなり際どい暴走、神原の肉体美…いや花札勝負など、盛りだくさん。

    テレビや漫画に勝るとも劣ら

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    2016年12月19日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    シリーズを読む順番は適当、時系列あまり関係ないので問題ない様子。
    安定のキャラ萌え小説で、トリックや推理は強引で非現実的。しかもドラマ版がとても良く、納得度も上だったので、その分残念な気持ちに。
    でも読んでいて楽しいので、小説単体なら気にしなかったと思う。

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    2016年12月06日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    変わった死体にまつわる4つのエピソード。
    ミステリとしてはイマイチ。
    キャラに救われている感じ

    2016.12.1

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    2016年12月01日
  • 症年症女 2

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    ネタバレ

    12歳になるまで死ねず、他の人の個性・顔が見えない少女・少年の物語。
    原作:西尾維新
    漫画:暁月あきら
    めだかボックスのコンビなので雰囲気めだかボックス。
    他人の顔は見えないけれど。
    元気で明るい少女と、暗くて眉毛の太い少年。

    とらのあなで購入。特典はハガキサイズのイラスト。バスケのユニフォームの絵。

    ハッキリ言ってエグい。
    鬱な気分を一掃するときに読むべき本でない。
    最後の最後はさらに鬱になる絶望的。
    でも続きは気になる。

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    2017年01月15日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    今回は一冊1つの事件でした。

    いやでもさー、そんな浅はかなことってある?
    ないとは言い切れない?
    いやーでもやっぱないでしょー
    という動機でした

    2016.11.18

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    2016年11月18日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    今回はキャラよりミステリの内容に重きを置いていた感じあり。3話とも語り部が異なるからそう感じたのかな?すっごい凝ってるミステリではないですが、楽しめました!

    2016.11.16 150

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    2016年11月18日
  • 症年症女 2

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    "「THE『死体写真』!
    なにせこちとらあと二週間で死んじゃう身だからね
    悔いのないよう一日一個 芸術作品作っとこーと思ってさ!
    十三通りの芸術作品 この僕の命がけが果たして何を生むのか
    考えただけでもわくわくするぜ☆」"

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    2016年12月10日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ第5作。
    4つの作品からなる短編集で、今回はそれぞれ女性警部が相棒をつとめる。今日子さんに対する心証がさまざまな女性たちの視点から見た彼女の仕事ぶりが読みどころだが、個人的には相方は女性より男性の方が面白い気がする。
    どれも変死事件であるが、ミステリとしてはあっさりしており、今までのこのシリーズと同じく読みやすいけどちょっと物足りないかも。

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    2016年11月11日