西尾維新のレビュー一覧
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名瀬と古賀の2人と戦い、戦闘不能に陥っためだかは、都城のもとに連れて行かれて、別の人格を刷り込まれてしまいます。
途方に暮れる人吉たちの前に、雲仙冥利や鍋島猫美たち6人の「負け犬軍団」が現われ、13組の「裏の六人」(プラスシックス)を引き留めます。その隙に人吉たちは、めだかと都城の待つ地下13階へと急ぎます。
しかし、地下12階には、行橋未造(ゆきはし・みぞう)が待ち構えていました。催眠ガスが充満し、人吉たちは倒れてしまい、息を止めてガス攻撃を防いだ鬼界島だけが残されます。彼女は、相手の心が読める行橋の能力を逆手にとって、辛くも勝利を収めますが、そこにめだかの洗脳を終えた都城が立ちはだかり -
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都城王土との戦いに向けてめだかと善吉は、かつて箱庭学園の十三組に所属していた兄の黒神真黒(くろかみ・まぐろ)のトレーニングを受けることを決意します。
プロデュースの才能に突出している真黒のトレーニングによって能力を開花させためだかは、王土からの呼び出しに応じ、そこでフラスコ計画の概要を聞かされることになります。そこで、天才を生み出すというフラスコ計画は箱庭学園の全生徒を犠牲に完成すると知っためだかと善吉は、フラスコ計画を叩き潰すため、学園の時計台の地下にあるという研究施設に向かいます。
地下の研究施設内では、「十三組の十三人」の高千穂仕種(たかちほ・しぐさ)や宗像形(むなかた・けい)が、め -
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雲仙との戦いの中でめだかは乱神モードに目覚めてしまいます。抑えの効かなくなった彼女を止めたのは、善吉たち生徒会のメンバーでした。
ところで、「十三組の十三人」(サーティーン・パーティ)の一人である雲仙は、不知火の祖父にして箱庭学園の理事長学園を務める不知火袴(しらぬい・はかま)の推し進めていた「フラスコ計画」に参加していました。めだかとの戦いで雲仙がフラスコ計画から離脱することを余儀なくされたことを受け、理事長はめだかに、雲仙の代わりにフラスコ計画に参加することを打診しますが、めだかはこの提案をはねつけます。
ところが、彼女を倒してフラスコ計画に参加しようとする刺客たちがめだかのもとへと押 -
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部費増額の申し出が殺到して困った生徒会は、部活動対抗水中運動会を開催することを決定します。優勝した部が学園の増額予算を総取りに、さらに生徒会チームに勝利した部は、めだかの私費で予算を3倍にするというルールが決められます。そしてこのイベントに、金の亡者として知られる競泳部の3人組が参加し、生徒会チームと熱戦をくり広げることになります。
後半は風紀委員との対決です。風紀委員の鬼瀬針金(おにがせ・はりがね)が、めだかたちの服装の乱れに目をつけたことから、生徒会と風紀委員会との戦いが勃発します。風紀委員長にして異能集団十三組の雲仙冥利(うんぜん・みょうり)が、めだかに勝負を挑んできます。
前半まで -
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箱庭学園の1年生にして生徒会長の黒神めだか(くろかみ・めだか)と、彼女の幼なじみの人吉善吉(ひとよし・ぜんきち)の物語。
「貴様たちの悩みは私の所有物だ。ひとつ残らず私に貢げ」という演説で、全校生徒の98%の支持を得て生徒会長に当選しためだかは、目安箱、通称「めだかボックス」を設置して、生徒たちの悩みの解決に尽力します。
さっそく彼女は、剣道場にタムロしている不良たちを更正したり、陸上部の女子生徒のイジメ問題を解決したり、逃げ出した飼い犬を探したりと、生徒会の活動に邁進します。
そんな彼女たちのもとに、柔道部長の鍋島猫美(なべしま・ねこみ)から、時期部長を選んでほしいという依頼が寄せられ -
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ネタバレ結晶皇帝の「崩子は、こうして立派に生きておるし、萌太もまた、崩子の内で、立派に生きておるではないか」っていう台詞、これずるいよなー。定番だけどずるいよ。悪の権化みたいな人物がこういうことさらりと言っちゃうの。結局彼らは濡衣の「停止させた」という言葉故に崩子を亡き者と扱っていただけであった、というオチは拍子抜けではあるが、良いものを見た感じがする。
アトガキで言われなくとも戯言の打ち上げ会場である。まさかの人類最終まで出てくるとは。こいつ何しに出てきたんだろう?って、家族物語に入り込めなさそうな死色の真紅にとっての「家族」ってことだったのかな。これが時間軸的に最終作ということは、人識のこの後に