西尾維新のレビュー一覧

  • めだかボックス モノクロ版 6

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    名瀬と古賀の2人と戦い、戦闘不能に陥っためだかは、都城のもとに連れて行かれて、別の人格を刷り込まれてしまいます。

    途方に暮れる人吉たちの前に、雲仙冥利や鍋島猫美たち6人の「負け犬軍団」が現われ、13組の「裏の六人」(プラスシックス)を引き留めます。その隙に人吉たちは、めだかと都城の待つ地下13階へと急ぎます。

    しかし、地下12階には、行橋未造(ゆきはし・みぞう)が待ち構えていました。催眠ガスが充満し、人吉たちは倒れてしまい、息を止めてガス攻撃を防いだ鬼界島だけが残されます。彼女は、相手の心が読める行橋の能力を逆手にとって、辛くも勝利を収めますが、そこにめだかの洗脳を終えた都城が立ちはだかり

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    2015年02月18日
  • めだかボックス モノクロ版 4

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    都城王土との戦いに向けてめだかと善吉は、かつて箱庭学園の十三組に所属していた兄の黒神真黒(くろかみ・まぐろ)のトレーニングを受けることを決意します。

    プロデュースの才能に突出している真黒のトレーニングによって能力を開花させためだかは、王土からの呼び出しに応じ、そこでフラスコ計画の概要を聞かされることになります。そこで、天才を生み出すというフラスコ計画は箱庭学園の全生徒を犠牲に完成すると知っためだかと善吉は、フラスコ計画を叩き潰すため、学園の時計台の地下にあるという研究施設に向かいます。

    地下の研究施設内では、「十三組の十三人」の高千穂仕種(たかちほ・しぐさ)や宗像形(むなかた・けい)が、め

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    2015年02月18日
  • 終物語 (下)

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    ネタバレ

    一応、物語シリーズの最終巻?(続編がでるの分かってるけど)ということになってるので、楽しみにしてました。
    前の話なんだったっけ?とか思いながら読み始めたら、あ~、前巻は扇ちゃん一色だったんだ、と思い出した。
    扇ちゃんの正体は、前振りを散々して、引き伸ばし引き伸ばし、結局それか~。。。という感じで。
    個人的には、メメさんがもっと活躍してくれると期待していたのに。。。いまいちだったのが残念、でした。

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    2015年02月13日
  • 傾物語

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    ネタバレ

    物語シリーズのセカンドシーズン2巻目。

    語り手は暦に戻ったものの、セカンドシーズンはバイオレンス的怪異との戦闘がなく、冗長的漫才的会話を少なめに、ラスト近くの長手紙で盛り上げる手法とするのでしょうか。
    ネタ元も拡散しないので読みやすいことは読みやすいですが、何か物足りないような感じもします。
    物語としての本作はパラレルワールドのお話なので、外伝的要素が高いと思います。
    ちょっと息切れ的な印象も受けてしまいましたが、次巻に期待したいです。

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    2015年02月03日
  • 続・終物語

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    これは夢オチだろう。が、祝シリーズ完結。
    今回は大人になったまよいちゃんが出てきて、幸せそうで本当に良かった。

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    2015年01月30日
  • 終物語 (中)

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    駿河が絡んで忍の最初の眷属と暦の対決みたいになるかな。今までのエピソードに挟まるストーリー。それにしてもシリーズで一番魅力的な女の子って誰になるんだろう?ロリじゃないけど撫子と八九寺がわりと好きだったかな・・撫子についてはイメージを崩されたし、まぁみんなキャラが変わっているかなぁ、羽川に戦場ヶ原、火隣と月火、忍に斧ノ木・・多過ぎるでしょう(^_^;)
    アニメのイメージにも引きづられます。しかし、本当に下巻、続終物語で終わるのかなぁ~、維新の約束は信用出来ない(笑)

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    2015年01月20日
  • 零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係

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    ネタバレ

     再読。今回印象的だったのは冒頭の潤さんと小唄の会話。不幸な人間に共通するのは人間関係が満たされていないということだ、という話。これはサン=テグジュペリ『人間の土地』に出てくる箴言を逆の視点から述べているようで面白い。

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    2015年01月17日
  • きみとぼくが壊した世界

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    【よくあるはなしのよくないパターン】

    西尾維新は分かり易い。絶対に起きないだろうを必ずぶっこむのが、彼の趣向だ。つまり、主人公は死ぬし、鉄砲が出てきても発射されない。窮地に立たされたら、必ず次のページでもう解決していて、幸せそうに手と手を取り合ったら、必ず誰かが死ぬ。ルーチンワーク。

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    2015年01月01日
  • ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い

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    『戯言を一つ』

    世界は優しい色をしている。簡単なことを複雑にしてから、もう一度整えるパズルのように。お疲れさまでした。

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    2014年12月30日
  • めだかボックス モノクロ版 3

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    雲仙との戦いの中でめだかは乱神モードに目覚めてしまいます。抑えの効かなくなった彼女を止めたのは、善吉たち生徒会のメンバーでした。

    ところで、「十三組の十三人」(サーティーン・パーティ)の一人である雲仙は、不知火の祖父にして箱庭学園の理事長学園を務める不知火袴(しらぬい・はかま)の推し進めていた「フラスコ計画」に参加していました。めだかとの戦いで雲仙がフラスコ計画から離脱することを余儀なくされたことを受け、理事長はめだかに、雲仙の代わりにフラスコ計画に参加することを打診しますが、めだかはこの提案をはねつけます。

    ところが、彼女を倒してフラスコ計画に参加しようとする刺客たちがめだかのもとへと押

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    2014年12月30日
  • めだかボックス モノクロ版 2

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    部費増額の申し出が殺到して困った生徒会は、部活動対抗水中運動会を開催することを決定します。優勝した部が学園の増額予算を総取りに、さらに生徒会チームに勝利した部は、めだかの私費で予算を3倍にするというルールが決められます。そしてこのイベントに、金の亡者として知られる競泳部の3人組が参加し、生徒会チームと熱戦をくり広げることになります。

    後半は風紀委員との対決です。風紀委員の鬼瀬針金(おにがせ・はりがね)が、めだかたちの服装の乱れに目をつけたことから、生徒会と風紀委員会との戦いが勃発します。風紀委員長にして異能集団十三組の雲仙冥利(うんぜん・みょうり)が、めだかに勝負を挑んできます。

    前半まで

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    2014年12月30日
  • ネコソギラジカル(上) 十三階段

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    『加速する、過疎くする、加速』

    戯言とは。リインカーネーションとは。輪廻とは。運命とは。定めとは。命とは。因果とは。伏線とは。全てとは。終りとは。さよならとは。

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    2014年12月29日
  • 続・終物語

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    本編のオマケ的話で確かに読んでも読まなくてもいい内容ではありますが。
    この期に及んで新キャラ登場かよ、と思わせてからのまさかの再登場でしたね、老倉さん。かなりアレな娘だったしこういう幸せな世界も悪くない。
    そして巻末恒例となった告知。終わる終わる詐欺はいつまで続く?

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    2014年12月28日
  • めだかボックス モノクロ版 1

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    箱庭学園の1年生にして生徒会長の黒神めだか(くろかみ・めだか)と、彼女の幼なじみの人吉善吉(ひとよし・ぜんきち)の物語。

    「貴様たちの悩みは私の所有物だ。ひとつ残らず私に貢げ」という演説で、全校生徒の98%の支持を得て生徒会長に当選しためだかは、目安箱、通称「めだかボックス」を設置して、生徒たちの悩みの解決に尽力します。

    さっそく彼女は、剣道場にタムロしている不良たちを更正したり、陸上部の女子生徒のイジメ問題を解決したり、逃げ出した飼い犬を探したりと、生徒会の活動に邁進します。

    そんな彼女たちのもとに、柔道部長の鍋島猫美(なべしま・ねこみ)から、時期部長を選んでほしいという依頼が寄せられ

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    2014年12月19日
  • 暦物語

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    4月から3月までの各ヒロインの短編集
    最後がえんさんに殺された⇒まよいちゃんによみがえされた?でおわって、終物語に続くってかんじ
    ヒロインたちとのかけあいを読んでて楽しむってかんじの回(いつもそんなかんじかも)
    発展は最後の3月のみ それも続くってかんじ

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    2014年12月14日
  • 憑物語

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    TVオンエアに合わせて、久々にこのシリーズを読む。いよいよ終焉に差し掛かり、登場人物ひとりひとりをフィーチャーしだした。今回は斧乃木余接であるが、彼女は人間ではない人形の式神である。物語は相変わらず言葉遊びがやたらと多く、進行上邪魔なくらいだが、これが面白いという読者もいるのだろう。方向としては忍野の捜索に向かっているようであるが、ちゃんと終わらせることが出来るのだろうか。余接がUFOキャッチャーの賞品になっているところだけは面白かった。

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    2014年12月05日
  • 終物語 (上)

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    いよいよ謎の存在だった忍野扇ちゃんがヴェールを脱いでいく。
    発言が意味深でやけにフレンドリー。そして何故か暦がそんな存在を受け入れてるってのが気になるし、扇ちゃん自身不気味で気持ち悪い。

    友達がいなかった奴が、友達がいらなくなるまでの過程の話と言うことで暦の過去語りが始まるわけだが、過去最多の登場人物で正直動揺しますw

    前半部分のページが重くて重くて。
    老倉ってキャラが分かってきてからはペースは上がってきたが、暦は自分が関わってくると探偵役としては落第点。

    羽川の有能っぷりが今回も素晴らしい。
    結局暦はおっぱい触られてもらったのか?

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    2014年11月29日
  • 零崎人識の人間関係 零崎双識との関係

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    ネタバレ

    無桐伊織、匂宮出夢と続け3作目。これまでで最も「何の関係も語っていない」が、それゆえに語っている感。零崎一賊で一番魅力的なの双識だなぁとはよく思う。しかし『裏切り同盟』の噛ませ感ハンパなかったなぁ。

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    2014年11月28日
  • 終物語 (上)

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    想定外に続いたシリーズ、後付け、辻褄あわせに作者も苦労してる様子(笑)ともあれ敷いた伏線は拾わないといけないものなぁ、その集大成が終物語になるのかな?でも続もあるようだし(^_^;)
    謎の悪役、忍野扇については男性だった事もあったような・・ともあれ彼女の正体は?その伏線は神仏に対する反応?そうすると例の奇怪グループが絡んでくるだろうなぁ~今回は老倉育とのエピソードがメイン。かなり強引で矛盾もある。まぁ、そういうシリーズだし・・読み流しで進みましょう~

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    2014年11月21日
  • 零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係

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    ネタバレ

    結晶皇帝の「崩子は、こうして立派に生きておるし、萌太もまた、崩子の内で、立派に生きておるではないか」っていう台詞、これずるいよなー。定番だけどずるいよ。悪の権化みたいな人物がこういうことさらりと言っちゃうの。結局彼らは濡衣の「停止させた」という言葉故に崩子を亡き者と扱っていただけであった、というオチは拍子抜けではあるが、良いものを見た感じがする。

    アトガキで言われなくとも戯言の打ち上げ会場である。まさかの人類最終まで出てくるとは。こいつ何しに出てきたんだろう?って、家族物語に入り込めなさそうな死色の真紅にとっての「家族」ってことだったのかな。これが時間軸的に最終作ということは、人識のこの後に

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    2014年11月20日