西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホントはあんまり買う気はなかったんだけど、あんまりにも、実家でやることなかったから…。
でも、これ12ヶ月連続出版だし、1冊買うと、結局12冊買うことになるからなぁ…。
もうすでに、現時点では4冊も出てるし…。
というわけで、ちょっと困ってます。
続きを買うかどうか微妙。
それなり?
つまらなくはないけど…。
なんだろ?
ストーリーにしても、人物描写にしても、甘い感じが否めない。
薄い本で、戦闘メインの本だからかなぁ…。
世界に入り込むにはいろいろもの足りない感じです。
ちゃんとした西尾ファンだったら、おそらく毎月買うんだろうし、そういうファン層の中心は中高生だろうから、仕方ないと言えば仕方ないんだけど…(内容増やせば、ページ数が増えて、お金も高くなるから)。
てか、でも、『ザレゴトディクショナル』にも書いてあってびっくりしたのだけれど、西尾維新って、マジで執筆、速っ!!
あたしはこの前、修士論文、原稿用紙でおよそ300枚分書いたのだけど、それにかかった時間はたぶん1ヶ月くらい。
なのに西尾維新は1日に「100枚200枚」って…。どんだけだよ。
(『ザレゴトディクショナル』、「クビシメロマンチスト」の項など参照)
でも、だから1ヶ月に1冊刊行なんて無茶ができるんだな〜…と感心。
ただし、この企画によって、あたしは、好きな作家の本は、早く出ればいいってもんではない、…ということを初めて知りました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレきみとぼくシリーズ第三弾。
なんか、舞城王太郎の『九十九十九』の前半と同じノリ。
次の章に進むごとに、前の章が作中作だったとわかり、若干ややこしい。『九十九十九』ほどではないけれど。
んで、最後の最後で、「結局、ロンドン行かねぇのかよっ」みたいなw
西尾維新は「後書」で、「病院坂黒猫と櫃内様刻の仲良しな日常を書くことができたので、作者的には嬉しい一作です」と言っていますが、なんか…もやもや。。。
あくまでそれは、作中作における「仲良しな日常」だからっ!
「仲良しな日常」書きたかったのなら、ふつーに書いてよ><!! みたいな。
まぁ、西尾維新はそのすぐあとに「いや、書けてないかもしれませんが」とも言ってるけどw
ついでにこれ、ミステリー作品としてもなぁ…微妙。
西尾維新には珍しく、アームチェア・ディティクティブっぽい内容ですが、あんま向いてな…や、普段の方が断然イイですw
アームチェア・ディティクティブものは、王道のパズラー好きが書くべきだというのが、あたしの持論w
というわけで、世界シリーズの中では、やや中途半端な感じが否めない一冊。
まぁ、番外編らしいから、いいんだけど。 -
Posted by ブクログ
“「……待てよ。本当に厳密なことを言うなら、お前が僕の影に封じられペアリングされる前から、つまり春休みの段階から、僕とお前ってセット化のみされているわけだよな。で、そもそもはお前から僕へのセット化のみだったわけだ。最初はお前が僕の主人で、僕がお前の従僕だったんだから。つまり、今、お前が僕から影響を受けているように、春休みは、僕はお前から影響を受けていた。じゃあひょっとして、僕のクールキャラが春休みから崩れたのって」
「ぎくっ」
「ぎくって言ったか、今!」
シリーズが続いたせいで、思わぬ事実が明らかになった。”[P.46]
君の影、探してまよう帰り道。
“「たったひとりの人間には世界を変えることは難しいが、世界を傾けるくらいなら、できなくはないのかもしれんのう」
「世界とは言わずとも、物語くらいなら、誰にだって傾けられるだろ」
「傾物語か」
「この場合、傾くのは僕達だけどな」
「この格好つけが」
「否定はしねーよ」
「かかか。お前様、そして傾くというのなら、どう傾く?」
「そうだな。まあとりあえず、目の前の女の子のために世界を傾けてみるか」
「世界と女の子を天秤にかけて、女の子を選ぶという奴か。今時じゃの」
「もう古いよ」
「かかか」
「世界も救って、女の子も救う。そんな強欲さこそが今時のヒーロー像だろ」
「じゃな」”[P.314]