西尾維新のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
“大事なものをなくした経験があるのは。
何も、お前だけじゃねえんだぜ。
「そんな言葉で私を説得できるとでも?」
「説得する必要なんかねーだろ」
「さあ、どうかしら。私のことを、あまり理解のある女だとは思わないで欲しいわね」
「でも、戦場ヶ原。だったらお前、僕のどこに惚れたんだ?」
僕は戦場ヶ原に向かって、言う。
真っ直ぐに睨み返して。
「ここで動かない僕を、お前は好きだと誇れるのか」
「......やば。超格好いい」
ぼそっと。
小声で呟く戦場ヶ原。
いや、急に素に戻らないで。
こっちが照れる。
「私が男だったら恋してるわ......」
「女のままで恋しろよ!」
「してるけど」
「う。む」”
-
Posted by ブクログ
ネタバレ二本目の刀ゲット。
何でも切ることができる刀。対、居合い技。
七花ととがめの二人連れは、砂漠の中の城に一人立てこもり続ける男から、二本目の刀を奪おうと訪れる。
刀の特色と、持ち主の技と、それに勝つ方法は、まぁ置いておく。
個人的には、あまり興味のないところ。
今作で、一番心に残ったのは、七花の無垢なところ。
何も捨てることなく、壊れることなく、普通に怒り、笑い、悲しみ、殺す。
ここら辺のアンバランスな感じを絶妙に描くあたりが、うーんさすが、と思う。
書きすぎないけれど、際立つ。
そして対象的なのは、奇策師とがめの、実にまっとうな心根。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戯言シリーズ最終巻。
終わってみると、なかなかに楽しい物語だと思った。
友は、そうか、最後まで外側にいる人だったんだ。
最終戦は、主人公と狐と哀川さんと真心。
主人公が正義の味方になると宣言するところや、きっちりと自分の手で幕を引くところに、成長をみた。
人識と主人公のやりとりが好き。
後日談的エピソードは意外というか、主人公のまともっぷりにちょっと意外な気がした。
哀川さんは相変わらず哀川さんだった。
友とのその後の関係を具体的に見たかったとような気もするけど、ポジションがそこならまぁ、これでいいのか。
西尾さんは、キャラクターを描くのが上手。
ちょっと反則じゃね?というくらいエ -
Posted by ブクログ
ネタバレ戯言シリーズ、最終作、中巻。
ちょっと意外な展開だった。
狐が投了するとは。
でも、投了のタイミングも、宣言した場所も、かなり個人的にツボだった。
面白い。
そういう展開かー。
この小説は、異能力のバトル小説、という認識になっているんだけれど――むしろバトル小説じゃないと嫌――このバトルの決着点がかなり楽しみ。
主人公のモテっぷりと、博愛っぷりも、これぞラノベって感じだ。
人識が登場して、主人公とのやりとりを久しぶりに眺めて、昔より分かりやすいやりとりになってると思った。
友がいつ死んでもおかしくない、という事実が明らかになったところで、最終巻。
哀川さんと、名前のないあの人も気にな -
Posted by ブクログ
ネタバレ戯言シリーズ、四作目下巻。
なるほど、こう来るのか……。
トリックそのものはもうノーコメントなので、もう少しキャラクターの内面を深く描いてほしかった。
これからクライマックスだから、まだ助走段階なのかな。
主人公はしかし、痛々しいな。物理的な怪我の問題として。
「戯言」の説得力に関してもノーコメント。
説得力がないから戯言なのかな。いやしかしなぁ。
小唄さんは好きでした。
と思ったら哀川さんだったか(笑)
犯人役と被害者と探偵が手を結んだら……。
うん、どんな結末でもアリだなぁ。
友の壊れっぷりが今後楽しみ。
そして、主人公はどうするんだろう。
主人公の方が先に壊れそうだけど、それ -
Posted by ブクログ
戯言シリーズ、四作目。上巻。
ミステリーじゃなくて、ファンタジックなライトノベル。
そういう風に読めるようになってきた。
これも順応というのだろうか。
今回は、言い回しの独特さが執拗に感じられてやや疲れた。
だから、二行に渡って繰り返される表現を、二文字の熟語だけに置き換えて読み飛ばす。
そうすると、少しだけ読みやすくなる。
言葉、にどれだけの力があるのだろう、と、ここになって少し考えてしまう。
戯言と、戯言殺し。
「戯言」にも、「戯言殺しの言葉」にも、そういう意味での説得力を感じられないのが、このシリーズにのめり込めない最大の理由なのだろう。
だけど、ライトノベルとして読むなら、設定は -
Posted by ブクログ
“「そう言えば球磨川まだ貴様に聞いておらんかったな貴様の望みはなんだ?」
『え?』
『僕も言っていいの?』
『えっとじゃあ』
『僕がお宝を発見できたらあ』
『女子は全員裸エプロンで』
『僕に傅け。』
この発言を受けて生徒会役員は全員『だから勝てないんだよお前は』と思い
候補生の間で球磨川禊のニックネームが『裸エプロン先輩』に決定した”
希望が丘ちゃんが可愛いくて。
...あれ?善吉くん...あれ?
“{それもノン——機械的な言い方に聞こえるかもしれませんが
私達はルール違反を犯したつもりもありません
何故なら私達が用意した一食は『満漢全席』!中華最高峰の『コース』ですから}
「満漢全席.. -
Posted by ブクログ
『いやー、参っちゃったよ参っちゃったよ参っちゃったよ参りましちゃったよ参拝しちゃったよ!』
『まったく、こぐ姉はひと昔前なら感動的な映画の原作にされていただろうってくらいに記憶力が悪いですね…』
『ドラゴンボールで最後のほう、よく「悪人以外を生き返らせる」って願いを神龍に叶えてもらっていたけど、それって結果的にはデスノートで夜神月がやろうとしていたことと一緒じゃないの? とか、そんな難しい話は、いーのー』
『弔士くんギタリストになりなよ! お姉ちゃんはドラミストになるからさ!』
『神の誤解がありますように』
『要するに人間とは何にでも慣れられる生き物なのです、負けることにだって、逃げ