西尾維新のレビュー一覧
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ネタバレ戯言シリーズ、四作目下巻。
なるほど、こう来るのか……。
トリックそのものはもうノーコメントなので、もう少しキャラクターの内面を深く描いてほしかった。
これからクライマックスだから、まだ助走段階なのかな。
主人公はしかし、痛々しいな。物理的な怪我の問題として。
「戯言」の説得力に関してもノーコメント。
説得力がないから戯言なのかな。いやしかしなぁ。
小唄さんは好きでした。
と思ったら哀川さんだったか(笑)
犯人役と被害者と探偵が手を結んだら……。
うん、どんな結末でもアリだなぁ。
友の壊れっぷりが今後楽しみ。
そして、主人公はどうするんだろう。
主人公の方が先に壊れそうだけど、それ -
Posted by ブクログ
戯言シリーズ、四作目。上巻。
ミステリーじゃなくて、ファンタジックなライトノベル。
そういう風に読めるようになってきた。
これも順応というのだろうか。
今回は、言い回しの独特さが執拗に感じられてやや疲れた。
だから、二行に渡って繰り返される表現を、二文字の熟語だけに置き換えて読み飛ばす。
そうすると、少しだけ読みやすくなる。
言葉、にどれだけの力があるのだろう、と、ここになって少し考えてしまう。
戯言と、戯言殺し。
「戯言」にも、「戯言殺しの言葉」にも、そういう意味での説得力を感じられないのが、このシリーズにのめり込めない最大の理由なのだろう。
だけど、ライトノベルとして読むなら、設定は -
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“「そう言えば球磨川まだ貴様に聞いておらんかったな貴様の望みはなんだ?」
『え?』
『僕も言っていいの?』
『えっとじゃあ』
『僕がお宝を発見できたらあ』
『女子は全員裸エプロンで』
『僕に傅け。』
この発言を受けて生徒会役員は全員『だから勝てないんだよお前は』と思い
候補生の間で球磨川禊のニックネームが『裸エプロン先輩』に決定した”
希望が丘ちゃんが可愛いくて。
...あれ?善吉くん...あれ?
“{それもノン——機械的な言い方に聞こえるかもしれませんが
私達はルール違反を犯したつもりもありません
何故なら私達が用意した一食は『満漢全席』!中華最高峰の『コース』ですから}
「満漢全席.. -
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『いやー、参っちゃったよ参っちゃったよ参っちゃったよ参りましちゃったよ参拝しちゃったよ!』
『まったく、こぐ姉はひと昔前なら感動的な映画の原作にされていただろうってくらいに記憶力が悪いですね…』
『ドラゴンボールで最後のほう、よく「悪人以外を生き返らせる」って願いを神龍に叶えてもらっていたけど、それって結果的にはデスノートで夜神月がやろうとしていたことと一緒じゃないの? とか、そんな難しい話は、いーのー』
『弔士くんギタリストになりなよ! お姉ちゃんはドラミストになるからさ!』
『神の誤解がありますように』
『要するに人間とは何にでも慣れられる生き物なのです、負けることにだって、逃げ -
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“「長者原二年生 戦争が終わったばかりのタイミングに恐縮だが
新たなる九十九代目の生徒会長としてさっそく選挙管理委員会に報告がある」
「報告?はあ なんでございましょうか?」
「生徒会執行部副会長に球磨川禊を任命する
受理と手続きをよろしく頼む」
「ええええええええええ ええええええええっ!?」
「くっ…黒神さま正気でございますか…?」
「?何を驚く?副会長と言えば私の対抗勢力だぞ
ならば球磨川以上の適任は他におるまい
もとより副会長の不在から今回の選挙は始まったのだ
要するに私の不始末だな なんであれそこは大いに反省しなければならないだろう
ならば私は副会長の任命をもってこの一連の騒動にピリ