西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
西尾維新の<物語シリーズ>第7作。『猫物語(白)』ぶり、暦以外の視点で描かれる物語。語り部は勿論、表紙の少女「神原駿河」。
暦とひたぎが卒業した直江津高校で、三年生に進級した駿河。高校生活から敬愛する先輩二人が居なくなり、ぽっかりと穴が開いたような日常を、目的も目標もなく無気力気味に過ごしていたところ、「願いを絶対に叶えてくれる"悪魔様"」の噂を耳にする。願いを叶える"悪魔の左手"を持つ彼女はこの噂を捨て置けず、調査に乗り出すが―――。
「願いを絶対に叶えてくれる"悪魔様"」の噂に関わることをきっかけに、自身と向き合い、"解き放つ"姿を描いた、神原駿河のための物語。『化物語・するがモンキー』の完結編といった感じか。
暦視点でないのもあってか、終始シリアスな雰囲気。このシリアスさが、暦がいない空虚な高校生活や、「他者からの評価(暦視点の駿河)と、自分自身の評価(駿河視点の駿河)の違い」を表しているようで、なかなかに趣があって良かった。(とはいえ、やはりギャグとシリアスの絶妙なバランスを見せる暦視点の方が好みだが。) -
Posted by ブクログ
お正月、実家でいつもとそれほど変わらない、毎回同じような話をして、みんなでご飯を食べたりしたあとだったからか、最後じんわりきた。
死んでもいいけど生きててもいい。
すごく落ち込んだときとか、さみしくてしょうがない時とか、小説の力に救われることがあったなーと思った。
推理作家の私のもとに、小説の力を利用して寂れていくまちを自殺の名所として蘇らせるためと町おこしコンサルタントの男から依頼されて…
というストーリーと西尾維新さん面白そうと読んだけど、
お話が複雑でもないし変わった設定の面白さとかより、言葉がやさしいなーと思った。
死んでもいいけど生きててもいい。
好きなものも楽しいこともあるし。
明日から仕事だから、今読めて良かった。 -
購入済み
作者の世界に没入できるならあり
文章が回りくどくて同じことを何度も何度も言い、それがおもしろいときもありますが一冊読む頃にはうんざりしました。
くすっとなるときもあったんですけどね。
推理もので当然踏む手順に則っていないので、推理もの好きの人はきついかもしれません。
逆に作者が作る世界感に没頭できる人ならすごく楽しめるのではないかと。
最後まで明かされなかったので言いますが、双子がA班とB班だったはずですがどうやって実験してたんでしょうね。策士策に溺れるってところですかね。