西尾維新のレビュー一覧
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これまでのアレコレがあって不登校児として漫画を描いている撫子ちゃんが、両親に中学を卒業したら働きなさいと言われたことから始まる物語。
残りの1年弱で漫画家として成果をあげるため過去の自分を式神として4体召喚するが、制御出来ず街に放ってしまう。それらを回収する中で見える撫子の成長物語、というか成長した撫子の物語。
これまで物語シリーズのなかで撫子は好きではなかったのですが、成長して落ち着いた姿、自省しながら努力する姿を見て少しすきになりました。
老倉さんが出てきて、遠回りをしながらも乗り越えて成長している姿を見れたのもよかった。
あと、変わらない(ちょっとポンコツになってるけど)斧乃木ちゃ -
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ライトノベル感覚で読みやすくすすんで行く。色々とあり孤島殺人になり、さてどうするかだが。
登場人物が何かしらの才能を持っておりますが、あまりいかされていなかった。大丈夫かなとおもったがなんとかなった。
とにかく面白かった。
絶海の孤島に隠れ棲む財閥令嬢が“科学・絵画・料理・占術・工学”、5人の「天才」女性を招待した瞬間、“孤島×密室×首なし死体”の連鎖がスタートする! 工学の天才美少女、「青色サヴァン」こと玖渚友(♀)とその冴えない友人、「戯言遣い」いーちゃん(♂)は、「天才」の凶行を“証明終了(QED)”できるのか? 第23回メフィスト賞受賞作。 -
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ネタバレ表紙のヒグチユウコの絵目当てで買いました。
西尾維新は学生時代にクビキリシリーズを読破していたので、久しぶりに西尾維新作品を読見ましたが、相変わらずの作風です。
最初は西尾維新の小説が久しぶりすぎて、読みづらいなぁ…とイライラしてましたが、中盤超えたあたりから癖になる感じに変わりました。
随筆ということを念頭において読むと良いかも。
以下ネタバレに近いこと書きます。注意
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謎があっても解決はされないですし、随所に -
購入済み
軽快でごちゃごちゃ
ストーリーは意外性があるものだった。ただ、記載が軽快な一方、ごちゃごちゃした感じがしてしまった。もっとシンプルなものの方が好みに合ったかな。
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美少年探偵団の一員となった堂島眉美。個性的な仲間と過ごす日々にもだんだんと慣れてきたある日、探偵団の事務所に巨大な羽子板が出現する事件が。
敵対勢力からの挑戦なのか、置いたのは果たして……。
指輪学園を舞台に、「美少年探偵団」の活躍を描く美少年シリーズの第4作目。
今回は、生徒会長でもある”美声”のナガヒロこと咲口長広にスポットを当てた巻。ずっと話だけ出てきていた婚約者が登場します。噂の幼女の婚約者、まさかあんな感じの子だとは思っておらずびっくりでした。
また、”美脚”のヒョータを描くショートストーリーもザ・青春という感じで鮮やか。
美少年シリーズは、西尾さんの小説の中でも特にライトとい -
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ネタバレまさかの魔法少女バトルに展開!
しかしポップなものではなく、やはり血腥い……。
空々くんはやはり空々くんのままでした。
対地球戦という部分は一度脇においておく感じでしょうかね。
読み終えてから、空々くんの四国入りからまだ24時間しか立っていないことにビビりました。その間に魔法少女が3人も死んでいるのですが…。
この四国の戦いだけで何巻続くのだろうか、と今から怯えています。
空々が、例の彼女のことを頻繁に思い出しては心のなかで『あの人』という呼び方をすることに、色々感じるものがあるけれど、これは読者の勝手な感傷であり、空々くんはやはり何とも思っていない…のでしょうね…。