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Posted by ブクログ
リポグラムといって、50音の中から使ってはいけない音を決めて、その音を使わずに小説を書くという方法があるそうだ。
例えば、「あ」を使ってはいけないとすると、「ありがとう」とか「愛」とかは使えないので、「感謝している」、「ラブ」と表現するみたいな方法だ。
この本は短編集になっていて、それぞれの短編をまず制限なしで書いたものがあって、その後にそれぞれ違う音を制限したリポグラムバージョンが複数書かれている。
さすがは、言葉遊びの天才・西尾維新という感じの小説ではあるんだけれど、
小説として物語を楽しもうと思うとちょっと読んでいて退屈してしまった。
リポグラムで表現が変わっているとはいえ、ストーリーを繰り返し読む事になるので、ストーリー展開に飽きてしまうからだ。
それでも、西尾維新の言葉遊びを堪能できる、おもしろい本にはなっている。
Posted by ブクログ
特定の語、文字を使わない制約のもとに書かれた小説のことを「リポグラム」と言うと知った。
以前、筒井康隆の『口紅に残像を』を読んだのを思い出した。
制約のない短編小説のあと、それぞれ10字、15字の禁止ワードを設けて、同じ話を書き直していくんだけど……。
「妹は人殺し!」という話が、「妹は殺人犯!」になり、「殺め人間•妹!」になり、「実妹の犯行だ!」になり「愚妹、人を殺しし話」になる。
殺め人間、妹て。
タイトルだけで笑ってしまうんだけど、それぞれのパターンに、真面目なんだか、不真面目なんだか、テーマがあって、やっぱり笑ってしまう。
オリジナルの話も、「妹は人殺し!」も「ギャンブル『札束崩し』」も、面白かった。(倫理社会はよく分からなかった)
実験的、ウェルカム!な人にはオススメ。
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