花房観音のレビュー一覧

  • 檸檬の味

    ネタバレ 購入済み

    ベッドの中では....

    気分転換を兼ねての京都旅行で知り合ったのは薄化粧で眼鏡をかけている地味でおとなしそうな女性だがベッドのなかでは豹変し.....

    #エモい

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    2025年06月15日
  • 超怖い物件

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    家や土地にまつわるホラーアンソロジー。
    事故物件だけでなく住民そのものが怖いヒトコワものまで豪華11話収録。

    糸柳寿昭氏『やなぎっ記』軽い雰囲気の日記だと思っていたら最後のメールで鳥肌立っちゃうやつ。

    澤村伊智氏『笛を吹く家』この方の描く歪んだ家族っていつも気味が悪いし悲惨…本当にいそうなのがまた怖い。

    芦花公園氏『終の棲家』宗教が関わるホラーではやっぱりこの方。得体が知れない信仰の気持ち悪さと逃げられない絶望感。

    平山夢明氏『ろろるいの家』ホラー描写が本書で一番怖かったかもしれない。不気味な現象に徐々に侵食されていく感じがゾクゾクした。

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    2025年06月10日
  • 女の庭

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    恩師の葬式で再会した五人の女。近況を報告しあううちに、教室で見たビデオの記憶が蘇り――。先生と濃厚なセックスをしていた、あの女は誰だったのか。互いに互いを疑いながら、女たちは今日も淫らな秘め事を繰り返す。不倫、密会、出会い系……。秘密を抱える腹黒い女たちと、それを監視する街、京都。重ねた噓が崩壊する時、女の本性が放たれる。

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    2025年06月03日
  • 京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男

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    生前は所得番付に載る流行作家であったが、現在では絶版になっているものがほとんどという。
    時代の流れを感ずる。

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    2025年05月23日
  • 鳥辺野心中

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    産寧坂(さんねいざか)は京都市にある坂。三年坂(さんねんざか)とも呼ばれる。 東山の観光地として有名である。狭義には音羽山清水寺の参道である清水坂から北へ石段で降りる坂道をいうが、公式には北に二年坂までの緩い起伏の石畳の道も含む。

    わが恋は松を時雨の染めかねて真葛が原に風騒ぐなり――。

    「ほんまやで、一か月ほど前や。転んで足をくじいたって、片足引きずりながら帰ってきたわ。三年以内に私は死ぬんやって、自分で言うとった。そやから、早かったんやな」

    わが恋は松を時雨の染めかねて真葛が原に風騒ぐなり――。

    「せんせぇ、三年坂はな、産寧坂とも言うんやで」

    中学校教師の樋口は、ある女生徒の母の死

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    2025年05月12日
  • 超怖い物件

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    物件ホラーが好きなのと芦花公園先生の短編が入っているので手に取った。他の参加メンツも豪華すぎる、、、バラエティに富んだ様々な物件の嫌な話が入っていて満足度が高い。
    福澤先生の話読んだことある、、、?って思ったけど「怪を訊く日々」のエピソードと若干重複してた。「忌み地」のシリーズも好きなので糸柳さんの日記っぽいやつも好き。晩御飯の献立書いてあるのかわいい。
    郷内心瞳は拝み屋怪談しか読んだことなかったのでカニバリズム百合姉妹ホラーみたいなのお出しされて新鮮だった。よかった。
    芦花公園先生のやつもかなり邪悪だったけどそれに続く最後の平山夢明先生のやつがあまりにも凶悪すぎて最高だった。何この流れ。助か

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    2025年04月13日
  • すきもの

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    セックスだけが好きな女性の年代記。
    性欲の描写が本格的で、今まで読んだ中でも群を抜いてリアルだったな。
    共感できるかっつーと判らないけど、こういう人もいるだろうと思う。

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    2025年03月13日
  • どうしてあんな女に私が

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    ネタバレ

    『女が女を悪く言うと、男たちはすぐに「嫉妬」と言うが、そんな単純な話じゃないのだ』…自覚したくはないけれど、どうしても抱かずにはいられない感情をまざまざと見せつけられた作品でした。
    木嶋佳苗の事件をモチーフにした話とは知らずに読み始め、比較しまくりドロドロするのかと思いきや…ホラーでした。

    女性たちの、「モテ」まで行かずとも、周囲の人間関係に波風立てないくらいな最適レベルの生き方すら否定されてしまう春海さくらの存在は脅威です。
    あんな存在もあって、しかもかなり成功している…というのを視界の片隅に置いたり置かなかったりして、自分は自分のやり方を信じて貫くしかない。ないけれど。
    それに疲れてしま

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    2025年02月23日
  • シニカケ日記

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    ネタバレ

    51歳の作者が、体調不良を更年期のせいだと思いほぼ放置していたため(着圧ソックス、更年期障害の薬、血圧の下がるお茶と対策していたが)心不全で倒れ、緊急入院やICUを経て退院。そしてその後の生活を語る。まさに『シニカケ日記』

    倒れる前の生活が、加齢に対する、生きることに対する心持ちが、他人事とは思えない。
    そして、入院中の食事についてやシャワーへの欲求、必要な物、同室の人の声などが赤裸々に書かれていて、ちょっと笑ってしまったり感心したりしたが、何より、死を身近に感じてしまった人の心の揺れが、実際に体験してしまったからこそ生まれる生々しさを感じた。
    同年代としては、気づかされることが多かった。中

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    2025年01月02日
  • 京都伏見 恋文の宿

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    京都伏見の旅籠・月待屋に、訳ありで離れに暮らすようになったお琴。
    素性や顔を隠したまま懸想文売りをすることに。
    月待屋の女主人・お由井と娘・真魚のの協力もあり、懸想文で依頼人の思いを伝え問題を解決していく時代小説。
    依頼を受けるときに、離れの床の間に飾られる花の花言葉とリンクするようなお話で心に沁みます。
    お琴さんの活躍はまだまだ続きそう。続編を期待します。

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    2024年12月23日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    テーマに惹かれたのと、澤村作品目当てと、ホラー作家を発掘したくて手に取った。

    イマイチなものもあったが、いくつか好きな話が読めたのでトータルでは良かった。
    芦花公園先生の「終の棲家」がとても良かった。この人の作品は他にも読んでみようと思った。

    ①氷室
    家のつくりはワクワクしたが、主人公の罪は余計だった気がする。地域活性化おばちゃん大暴走のサスペンス仕立てで最後に元住人に殺されるの方が良かった。途中からカラクリが見えてしまったし、おじいちゃんが普通に話し始めた時点でちょっと冷めちゃった(笑)

    ②倒福
    軽い読み物としてはギリギリ許せるけど、詮の文字を小さくしてほしかった。読むのに邪魔過ぎた。

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    2024年11月21日
  • 京に鬼の棲む里ありて(新潮文庫)

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    京都を舞台にした時代短編集
    6編ある中で最も印象的だったのは「母たちの大奥」
    それぞれ味わい深い作品でした。さすが、花房ワールド。

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    2024年09月27日
  • 超怖い物件

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    ネタバレ

    家についての怖い話短編集。わりと家より人間メインみたいな話も多かったけど面白かったです。
    個人的には「笛を吹く家」、「トガハラミ」、「ろろるいの家」が個人的に性癖に刺さります。
    ろろるいの家とトガハラミは結構ファンタジー味が強いかも

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    2024年09月26日
  • 女の庭

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    結構好きだった。自分には遠い、フィクションの中でしか出会えないような女も、親近感を抱く部分もあるような女も、いろんな女と欲望の描かれる連作短編集。大きな謎が冒頭にポンと置かれて、それに少しずつ触れながら5人の女たちをめぐる物語があって、最後に謎が解かれる構成も面白い。性的すぎる要素が入ってくる小説って途中で嫌になることが多いけど文章が好きなせいか、出てくる女たちが大概自分たちなりのセックスを自ら楽しんでいるせいか、最後までするすると読めてしまった。わかりやすい結論はないけど、閉じ込められているような女たちが自ら出て行ったり、残ったり、色々なあり方を見せてもらえたのが良かった。

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    2024年09月15日
  • 京に鬼の棲む里ありて(新潮文庫)

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    いつものような直接的な表現はなく、カバーをよく見たら「時代小説」との事だった。ならば物足りないのかと言われると全くそんな事はなし。
    基本短編集は軽い感じがしてあまり好きではないのですが、本書は一編一編どれもページ数以上の内容で、描かれている時代に共にいるような感覚になり、こういう花房ワールドもありだなぁと思いました。
    京都という魅力的な土地に花房さん特有の女の情念、そして、すんなり終わらない展開など、とても面白く読めました。

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    2024年09月01日
  • 超怖い物件

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    結構好きだった。有名な事故物件サイトの方も実話系の方も小説家の方もふんだんに入ってて、お話の並びもリレー小説かのように必然性のある並びをしていて良い。平山夢明さんのトリの小説が本当に怖かった。花房観音さんのも情念って感じで良い。文章が好きだった。

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    2024年08月31日
  • 超怖い物件

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    家系ホラーが好きなので読んでみた。
    あんま怖くないなーって読み進めてたけど、最後2篇が怖くてびっくり。

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    2024年07月19日
  • 情人

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    神戸で震災に遭った日、母親は若い親戚の男・兵吾と寝ていた。体裁だけの家族となり、家族から逃げるように大学入学と同時に京都へ、そして結婚し東京へと。慣れない東京暮らしの上、夫は仕事が忙しく女もいる様子。そんな時に兵吾に再会し、孤独から逃れるかのように情交に溺れていく。笑子は自分勝手で、人には弱みを見せないが本当は弱い所など痛いほどわかるが、最後はそうなるのも自業自得だよね。でも、夫だって…とも思わずにはいられない。

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    2024年05月27日
  • 超怖い物件

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    普段から心霊系の動画をよく鑑賞しているので、興味があり読んでみた。
    うん、物件にまつわる怖い話がギュッと詰まっていました。
    「終の住処」「ろろるいの家」等、海外でのホラー作品にはない日本ならではの、背筋の凍る感じの怖さがありました。
    また、「笛を吹く家」や「トガハラミ」は、”ホラー“を意外なところで感じさせてくれて、オリジナリティがあって新鮮でした。
    面白い話しかなかったように感じます。

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    2024年05月25日
  • 果ての海(新潮文庫)

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    花房観音『果ての海』新潮文庫。

    逃げる女を描いたサスペンス小説。既視感があると思ったのは、『福田和子事件』と酷似した設定のためか。

    真相が明らかになる結末は有りがちなもので、何故、整形した圭子が逃亡犯と見破られたのか疑問が残る。


    愛人の糸井慎吾を階段から突き落して殺害した鶴野圭子は、全てを捨てて逃げることを決めた。圭子は出会い系サイトで知り合い、何度か肌を合わせた自称元ホストと言う怪しげな男の鈴木太郎に逃亡の手助けを頼る。鈴木の紹介でモグリの医者で整形した圭子は、さらに鈴木から倉田沙世という偽名で身分証明書まで準備してもらう。

    新たな身分を手に入れた圭子は福井の芦原温泉へと向かい、住

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    2024年03月08日