黄泉醜女

黄泉醜女

1,430円 (税込)

7pt

3.8

婚活連続殺人事件で死刑判決を受けた「さくら」は、稀代の醜女として世の注目を浴びた。
そんなさくらはなぜ男たちに「女神」と崇められ、求められたのか?
事件のノンフィクションを書こうと周辺取材を始めた42歳の女流官能作家と36歳の美人フリーライター。
さくらが男たちを殺めた真相を探っていくなかで、どす黒くほとばしっていく嫉妬と劣等感。
日本神話に登場する黄泉の国の鬼女「黄泉醜女」はさくらのような女なのか、それとも自分なのか。

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黄泉醜女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実際の事件をベースにした作品。
    登場する官能小説家は自身を投影したキャラクター。キーワードとなる「春海さくら」自身の心情はなく、関連する人物に焦点をあてているのですが、それぞれのドロドロした印象が渦巻いている感じで一気に読みました。嫉妬がテーマ。

    0
    2023年12月18日

    Posted by ブクログ

    男が読む本じゃないな。
    かと言って、女にも読んで欲しくない。
    でも面白い。
    ある意味、とてもエンターテイメントな作品。
    それも「負」の。
    お金と時間を費やして、恐怖や実世界で認められない欲望を仮想体験するのは、勿論それが現実では困るから。
    これを真剣にとらえず、作品、フィクションとして楽しんで読める

    0
    2019年09月07日

    Posted by ブクログ

    木嶋佳苗をなぞったような、小説。
    恨みや妬み、嫉妬が前面に押し出されている。

    花房さんの書きたいテーマがしっかり表現されていました。

    0
    2016年09月03日

    Posted by ブクログ

    この『春海さくら』って、あ~、あれか!あの婚活サギ女・・・名前なんだっけ?(とググる)そうそう!これは、あの〈首都圏連続不審死事件〉で4人以上の男性を死に追いやったとされる木嶋佳苗被告に着想を得て書き下ろされた小説なのね~。
    著者の花房さんはインタビューで「あの事件を初めて知ったとき、まず『私はこの

    0
    2016年04月17日

    Posted by ブクログ

    昔知人の知人が自分は太っているから、童貞しか相手にしてくれないと泣いたのを思い出した。
    幸せとは何なのかを考えさせられると同時に女のそら恐ろしい感情が見れて面白かった。

    0
    2015年09月19日

    Posted by ブクログ

    2015年、36冊目は花房観音の新刊。

    あらすじ:女流官能作家、桜川詩子はフリーライターの木戸アミからの誘いで、婚活連続殺人で死刑判決が出た、春海さくらの取材を始める。

    自らも女流官能作家である、花房観音が、木嶋佳苗の婚活連続殺人を下敷きに描いたもの。各章異なる視点で描くのは、『女の庭』にもあっ

    0
    2015年08月24日

    Posted by ブクログ

    あの事件をベースに書かれていると思います。
    それほどあの事件は私たち女性に衝撃を与えたのですね。
    どうしてもランク付けし、「自分はあの娘よりマシ」なのに…こういう嫉妬はいくつになっても、誰に対しても抱きたくなるものね。

    0
    2016年06月08日

    Posted by ブクログ

    『黄泉醜女』
    木嶋佳苗を題材に、それぞれ社会的に違う立場の女たちの嫉妬を書いたもの。
    語り口調がほとんどだから読みやすい。最後仰々しすぎるのでは?と思いつつも、面白くて一気に読んだ!「人について語るとき自分の色眼鏡を露呈させて、自分を語っている」(大意)と『愚行録』の解説で読んだ通りだ。

    バリキ

    0
    2015年12月30日

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