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Posted by ブクログ
この『春海さくら』って、あ~、あれか!あの婚活サギ女・・・名前なんだっけ?(とググる)そうそう!これは、あの〈首都圏連続不審死事件〉で4人以上の男性を死に追いやったとされる木嶋佳苗被告に着想を得て書き下ろされた小説なのね~。
著者の花房さんはインタビューで「あの事件を初めて知ったとき、まず『私はこの女よりまし!』と叫びそうになりました」と語ってるけど、私もそんな風に思いました・・・「これなら私もまだまだイケるんじゃん?」とw
花房さんは事件そのものより「これほどまで多くの女性があの事件に夢中になった、という現象のほうに興味をそそられました」とも語っています。
そして、これまた著者自身をモデルとしたような『桜川詩子』が書き下ろすために、フリーライターの『木戸アミ』と一緒に取材します・・・そんな女たちの内に秘めた嫉妬や欲望、歪みや捩れとは・・・?
女は・・・存在自体がホラー、なのかもw
Posted by ブクログ
2015年、36冊目は花房観音の新刊。
あらすじ:女流官能作家、桜川詩子はフリーライターの木戸アミからの誘いで、婚活連続殺人で死刑判決が出た、春海さくらの取材を始める。
自らも女流官能作家である、花房観音が、木嶋佳苗の婚活連続殺人を下敷きに描いたもの。各章異なる視点で描くのは、『女の庭』にもあったパターン。その六人の女性を通して語られるのは、女の「欲」「嫉妬」「業」。この辺のテーマはこの方が得意とするトコロだろう。そして迎えるのは意外なエピローグ。このエピローグ、キャラ変してるんじゃない(?)的印象もあるが、「一般的価値観とは」みたいでけっこう好き。
性描写、官能場面はそれほどありません。二十代後半以上の女性に読んで欲しいかな。
個人的に評価、★★★★☆は妥当。
Posted by ブクログ
『黄泉醜女』
木嶋佳苗を題材に、それぞれ社会的に違う立場の女たちの嫉妬を書いたもの。
語り口調がほとんどだから読みやすい。最後仰々しすぎるのでは?と思いつつも、面白くて一気に読んだ!「人について語るとき自分の色眼鏡を露呈させて、自分を語っている」(大意)と『愚行録』の解説で読んだ通りだ。
バリキャリの女は木嶋佳苗の男を立てて頼る生き方に注目し、元ブスが努力して綺麗になったあと専業主婦になった女は完璧な自己肯定をする内面に注目する。
いわゆるキラキラ女子を「何にも考えてなさそう」と腐しながら「でも私はブス時代に精神を鍛えられた」と自負する流れがそっくりそのまま書かれてて怖くなった
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