野村美月のレビュー一覧
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シリーズ4巻目はある意味一つのハイライト回。
前巻では結局自分の気持ちしか考えられず、そうじゃないだろうと突っ込むしかなかった詩也。
今巻では綾音の気持ちもちゃんと考えることが出来るように成長したのが嬉しいかぎり。
今回も演じる劇の展開と二人の関係が実によく重なって、さすが作者と感心した。
暗闇のなかで詩也が自分の正体を明かす場面から、その後のクリスマス劇の本番を経て、ラストの告白までの流れが、とてもよかった。
息詰まるような緊張と切なさを経て解放される想い。
うん、こういう場面を見たかったんだよ。
涙を浮かべながら微笑む綾音の姿に胸がキュンとしてしまった。
それにしても綾音のブラ姿とい -
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ネタバレ 購入済み
9歳の時の聖羅の視点の話から始まり、時系列で結婚までの流れが書かれている。
他のキャラにもきちんとスポットを当てており、素晴らしかったのだが、展開が駆け足だった様に
感じられ、少し残念だと思った。
あと結ばれたあとの話が書かれていないのが非常に残念と言わざるを得ない。
短編集かなんかで書いて欲しいと思う -
Posted by ブクログ
ネタバレこの人の読み切りは、ラノベではなくて、少女小説である。それも創設された頃のコバルト文庫のような、少女漫画をそのまま活字にしたような。
つーか、美月たんがほんとうに書きたいのは、そういうお話なのだろう。
…もう死に絶えたという噂も…
むしろ、そんな思いは、アラサーフォー女子向けの作品にちりばめられてる気がする。
モジモジした2人の関係「いいかげん、くっつけ!」と周りが思ってるのに、ぐずぐずとしてるカップルはもう絶滅してしまったのかなぁ。
私も伏線がしっかり回収されるお話は大好きだ。しかし、伏線とバレないように、しかも読者にしっかり覚えさせる伏線をはるように!と明言して、しかも、ホントにその -
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大きなことが起きるお話ではありません。
一夏、ただ毎朝出逢うだけの少女と少年の、淡い恋のお話。
読んでいて悲しくて、胸が痛くて。何度も本を置きました。
終りが来ると分かっていて、
どうしてそれでも惹かれていくのでしょう。
絵を描くことで自分を支えている少年、陸。
彼は最後に、初恋の少女を画布に写し、賞を取ります。
彼はきっと孤独の中で自立して、名のある画家になるかも
しれません。
その受賞と、彼の想いを受け取る千星も、今のまま
ひとりで日常を丁寧に生きて、多分進学し、いずれ
静かな家庭を持つでしょう。
いつか届けば。
そう願いながら、きっと彼女たちは
名実ともに大人になっても、思 -
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Posted by ブクログ
野村先生新作、やっと読めました。
出たばかりの3巻が凄く読みたくて、まだ1巻を
読んでないじゃないか!ということで
年末年始の友にしてきました。
…物凄い好みでした。キャラが凄く好みなので
楽しみにはしてましたが、ここまでとは。
前作と違い、今回は主人公・詩也が否が応でも「核」に
なるであろうお話なので、そういう意味でも楽しみ。
ヒロインの綾音先輩も、最初遠子先輩と似てるかなと
思いきや、結構本人自らが暴れる子で好みでした…(*´▽`*)
他のキャラ達も華やかなので、今後も楽しみ。
凄い好みすぎたので、まだ3巻までなのがもどかしい…
楽しみなシリーズになりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレついに完結巻です。
ほぼ新刊を読んでいた(即ではないですが購入はしていた)
文学少女に比べのったり追いかけてしまいましたが、
今回のクライマックスも秀逸でした。
そして、1巻から書きたかったことがやっと感想に書けます。
帆夏ちゃん、おめでとう!
他の巻の感想でも散々書いてますが
彼女が是光のパートナーになってほしいは、ずっとありました。
というのも、彼女が好きだからもありますが、
是「光」と(紫)「式部」。
この「紫」って紫の上(若紫)とも言われるので、
もう1人の源氏と若紫とずっと思っていました。
ただ、逆に言えば是光は光の君でないし、帆夏ちゃんも
紫の上でないので、
源氏物語のように切な