野村美月のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ書店でこの本の紹介ポップを見た時に郡山の駅前にあった某書店が話の舞台のモデルになっていると書いてあり妙に懐かしい気持ちになり迷わずに即購入してしまった。作者の野村美月さんが福島県出身と言うのもありました。
物語の主人公である高校生のむすぶ君は本の声が聴こえるという何とも羨ましい特殊能力?があり1冊の本の中の女の子を彼女と呼びたまに人前でも会話をしている。周りの人には独り言を言っているように思われる(笑)
そんな主人公むすぶが街で最後の1軒になってしまった。書店の最後の営業日の様子やきっかけになった悲しい出来事の真相を本の声を聴いたりしながら明らかにしていくといった興味を惹かれる内容だった。最後 -
-
-
購入済み
閉店が決まった街で最後の本屋さんを舞台に、本の声を聴くことの出来る少年むすぶが本と人を繋いでいく物語。
本好きにはたまらなく悲しいシチュエーションで文庫より少しシリアスな雰囲気に胸が締め付けられます。
本を愛し本に愛された幸本店長。本達が口々に語る店長への想いに泣けました。
『ほろびた生き物たちの図鑑』に形を変えつつある本と書店の姿を重ねてしまいもの悲しくなりました。
残された希望と暖かな繋がりが芽吹いていくことを願っています。 -