野村美月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ書店でこの本の紹介ポップを見た時に郡山の駅前にあった某書店が話の舞台のモデルになっていると書いてあり妙に懐かしい気持ちになり迷わずに即購入してしまった。作者の野村美月さんが福島県出身と言うのもありました。
物語の主人公である高校生のむすぶ君は本の声が聴こえるという何とも羨ましい特殊能力?があり1冊の本の中の女の子を彼女と呼びたまに人前でも会話をしている。周りの人には独り言を言っているように思われる(笑)
そんな主人公むすぶが街で最後の1軒になってしまった。書店の最後の営業日の様子やきっかけになった悲しい出来事の真相を本の声を聴いたりしながら明らかにしていくといった興味を惹かれる内容だった。最後 -
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購入済み
閉店が決まった街で最後の本屋さんを舞台に、本の声を聴くことの出来る少年むすぶが本と人を繋いでいく物語。
本好きにはたまらなく悲しいシチュエーションで文庫より少しシリアスな雰囲気に胸が締め付けられます。
本を愛し本に愛された幸本店長。本達が口々に語る店長への想いに泣けました。
『ほろびた生き物たちの図鑑』に形を変えつつある本と書店の姿を重ねてしまいもの悲しくなりました。
残された希望と暖かな繋がりが芽吹いていくことを願っています。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ地味で目立たなかった洋菓子店だった店が一転。イケメンのストーリーテラーが居る店になった途端に大盛況。冴えなかったパティシエの糖花も、ストーリーテラーの語部のお陰で本来の美しさを取り戻した。
そんなストーリーテラーのいる洋菓子店を舞台としたオムニバス短編集。
糖花の事が好きでそれを拗らせた、糖花の妹の同級生・令二。イケメン優等生の表の顔とは裏腹に、中身は真っ黒。これは糖花が最も苦手とするタイプだなぁ、と。糖花は語部に片想いで、語部とも良い雰囲気かと思ってたけど、語部にはタイプじゃないから仕事以外では近づくなと言われてるし…
でも、語部の本意は両思いで。これは令二に勝ち目は無さそうです -
Posted by ブクログ
町の最後の本屋さん
その店長が不運な事故でなくなった
店は閉店することに
その前に1週間だけ本屋を開けることに
バイトの円谷水海が準備をしていると、遺言で店長に残りの本を任せると言われた男子高校生むすぶがやってきて,,,
初めて会う、しかも自分より店長との付き合いが短い彼になぜ店長は任せたのか、
イライラする水海にむすぶは言う
自分は本と会話ができると
感動させる的な本だなぁと引いて読んでたのに、泣いたー
悲しいじゃなく、優しくて
あまりに優しくて泣いた
そして東北の震災は、当事者の方々にとってまだ終わってないんだと実感する
もう11年
まだ11年
誰かの心に寄り添う
本は必要だ -
購入済み
久しぶりに
文学少女からずっと野村先生の作品を読んでいて、久しぶりに新作が出ているのを知り、ファミ通とあわせて購入。
独特の世界観があり、引き込まれながら、一気に読めました。 -