【感想・ネタバレ】むすぶと本。 七冊の『神曲』が断罪する七人のダンテのレビュー

あらすじ

中学生の清良は図書室登校をしている。他人の大声や暴力的な言葉が怖くて、教室に入れなくなってしまったのだ。けれど静謐で穏やかだった図書室も最近すこしおかしい。生徒の集まるネット掲示板に不穏な噂話が書き込まれ続けているのだ。特に“ダンテ”の発言は過激で、皆がその話をするようになっていた。そんなある日、清良は同じ図書室登校だという眼鏡の少年と出会う。しかも彼は本と話せると言い、黄金の『神曲』を紹介してくれるのだけれど――。

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購入済み

拒食、教師との恋愛、部活の先輩後輩の軋轢等、中学校で起こる問題を不思議な少年むすぶが癒やし解決していきます。
思春期ならではの風景の数々は切なく痛みを感じますが、やわらかいむすぶの言葉に救われます。
一連の事件の真相が分かるとまた読み返したい気分になりました。

#癒やされる #感動する #深い

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2021年07月25日

購入済み

最高だった

相変わらずの伏線というか、叙述トリックで読んでいて、楽しかった。
独特の世界観、文章のリズムはどのタイトルも共通していて、読みやすい。

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2021年04月20日

Posted by ブクログ

中学で神曲に出会うのか…。いまだに出会ってないというのに。本と会話ができるむすぶも謎だけど、もっと謎の人物が出てきてちょっと混乱。

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2021年05月29日

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