野村美月のレビュー一覧

  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    安定の面白さ。
    今回のヒロイン月夜子さんも大変魅力的でした!
    さて、今後物語を大きく左右しそうな、ヒカルの死の謎については、まだまだヒントすらもありませんが、ヒカル兄もなんだか悪そうな事企んでるようですし、早く次巻が読みたいです。

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    2012年05月02日
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    ラストの舞台上の月夜子さんは好き。
    今巻は文学少女・狭き門の話のリベンジな気がするが、あっちよりはこっちが好き。理由はわからん。

    あと、葵さんも帆夏も見せ場というか、口説かれる場面が実に良い。

    あと口絵の着物姿が超エロい。

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    2012年05月02日
  • “朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4)

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    面白かったー!
    もともとこの「ヒカルが地球にいたころ」は大好きなシリーズですが、
    この巻でさらに評価が上がりました。

    今回のテーマは“朧月夜”。
    花は艶やかで誇り高い“枝垂桜”。
    この“朧月夜”にして”枝垂桜”な月夜子先輩が、すごく魅力的なキャラだった。

    誇り高くカッコよく、小悪魔のような無邪気さもあり、だけど臆病でコンプレックスを抱えている月夜子。
    ヒカルがいたころは、そんなコンプレックスを肯定してもらい、咲き誇る枝垂桜のように強く気高くいられた。
    ヒカルがいなくなってからは、過去のしがらみの糸に捕らわれ拠り所をなくし、踊れなくなってしまった。

    僕はけっこう登場人物に感情移入して読むタ

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    2012年09月23日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

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    文学少女シリーズ、最後の一冊。
    ラストにふさわしいお話でした。
    本編の語り手であった心葉君はほんのりしか出てきませんが、
    ゛文学少女゛と゛見習い゛が繋がり、一つの物語になります。

    最後を飾る雀宮君、心葉君と色々な意味で正反対で
    痛快でした!
    巻き込まれ体質は似てるかもですが(笑)。

    大人になった遠子先輩も、相変わらずです(^.^)

    最後まで良かったなぁ。

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    2012年03月22日
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

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    思っていたよりいい作品でした。
    買おうか悩んで買わなかったら後悔していたかも。
    番外編のギルマーが突っ込みどころ満載で良いw

    とりあえず聖羅が一番可愛い。

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    2012年03月14日
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件

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    ネタバレ

    「文学少女」や「ヒカル地球にいた頃…」の野村美月先生のもう一つの新作。「ヒカリが」シリーズと同時にネットで連載が始まった作品の書籍化。

    突然双子の姉のかわりに女装して外国の皇子達の教育係になってしまう。
    今回はコメディメインで、短編集やバカテスとのコラボでその片鱗をうかわがせていた野村先生のコメディが丸々1冊楽しめます。
    ただ、ストーリーやキャラクターはしっかりしていて、シャールがエーレン王家の人たちと仲良くなっていく様子が読んでいて微笑ましい。
    挿絵も素敵で絵師買いも悪くないんじゃないかな?

    最終的にシャールはロリとショタとナルシスト(男)に好意を持たれ、シャール本人は人妻メイドに恋をす

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    2012年03月04日
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】

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    この終わり方はズルい!とにかく早く次が読みたくてたまらない。
    魚谷さんの出番がもっとほしかったです。

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    2012年01月31日
  • “文学少女”と恋する挿話集4

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    先に「半熟作家」を読んで、これだけを残した状態で読んだので、本当に「おやつ」といった趣きでした。

    心葉くん、いっそ出なくても、女子陣だけで語ってもよかったかしら。逆に男の子からだけってのが別にあっても楽しかったかも。朝倉さんと芥川くんが、素直になるところとか読みたくなります。

    ごちそうさまでした。

    薔薇の香りのマカロンか…いいですね。乙女が乙女らしくいられるって、やっぱり私正しいと思うの。

    ラノベに好きな作品、他にもいっぱいあるけど、遠子ちゃんは永遠の私のフェイバリット・ヒロインです。

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    2019年03月22日
  • “若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)

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    新年一冊目です。

    前巻でまさかの帆夏の告白があったのだが、結局うやむやにしてしまうあたりがかわいいけど、あの人と同じ路線っぽくてちょっとハラハラ。

    今回は全世界待望(?)のロリっ子・紫織子が登場。
    もう完全にしーこの為だけの3巻でした。ヒカルの死の謎や葵の上は完全にほったらかしw
    とりあえず是光さん相変わらずマジイケメン。

    しかしラストで遂に葵の上が動く・・・次巻の「朧月夜」の伏線か、いやそうであって欲しいと思うのはやっぱ帆夏の存在なのか。。。

    あとまさかのカピ◯ラさん登場に吹いたw

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    2012年01月15日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    ネタバレ

    大好きだから。
    大好きだからこそ、前を向いて歩いていく。

    そんな夕雨と、それを精一杯応援する是光。
    この二人の想いに心打たれました。

    次会うときは笑い上戸に

    いいお話でした。

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    2011年11月18日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    ネタバレ

    シリーズ2巻目です。
    今回は怨霊とかあるのでちょっぴりホラーというかミステリーや推理要素もありつつ話は進んでいきます。

    ところで思ったんですが、だんだんぼっちではなくなりそうな予感がしてきた是光ではありますが、ヒカルの二の舞というか第二のヒカルになりそうで怖くなってきました。
    だって、まぁしょうがないのかもしれないけど、男がでてくるのは今回一人新キャラでてきたけど後はヒカルだけですよ?主人公合わせても3人。
    しかもヒカルは幽霊っすよ!??
    生きた友達はできるんですかね?(汗)と不安に思ってきました。
    いや可愛い女子は大好物なんで全然構わないっちゃ構わないんですけどね。

    うん、ヒカルがハーレ

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    2011年11月17日
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)

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    ”文学少女”で知られる野村美月さんの新シリーズ。

    若くして死んでしまった学園の皇子ヒカル
    そして強面の所為でヤンキーだと思われ、ぼっちな是光。
    葬儀から帰ってみれば幽霊が憑いてきた!!
    それはヒカルの幽霊で・・・ってな感じで始まる物語です。

    源氏物語がベースというかなんというか
    ってことでヒカルは女ったらしです。
    そして是光。読んでてこいつ等足して2で割ったら丁度良くなるのか?などと思いながら読んでました。
    まぁ最後にはそうでもないかもwなんて思いましたけど。

    ヒカルと是光の友情と後は恋の物語ですね。
    でも、ヒカルの君は既に幽霊なんで恋がなんともまぁ切ない。
    読んでてハンカチやらティッシ

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    2011年11月17日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    今回のヒロインは両親の離婚や嫉妬によるイジメなどが原因で引きこもりになってしまった内気で儚げな感じのある少女「夕雨」
    そんな彼女を放っておく事ができず、外の世界へ導くべく不器用だけど一生懸命な是光の姿が今回はとても印象に残った。(その分、ヒカルの影が今回は薄かったかもしれない)夕雨や前作のヒロインである葵、同級生の帆夏でなくても是光に好感を持ちそうな女の子って実は多いかったりするのではないだろうか。
    また、その他の登場人物達のキャラクターが前作以上にはっきり表れてたんじゃないかって思う。特に一番最後のおまけ話は本編との性格的なギャップが出てて面白かった。

    登場人物達の関係を含め、次の話も目の

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    2011年09月25日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    ネタバレ

    待ちに待った2巻。今回は引きこもり系美少女・夕雨のお話。

    今回もヒカルの約束を果たすため是光が奮闘。しかしヒカルは内容を教えてくれないばかりか全然ヒントもくれないくて・・・是光の不器用だけど突っ込んでいく姿に今回も感動させてくれる。
    最初は是光に対し怖がっていた夕雨も次第に打ち解けて、最後の雨の中のシーンとか・・・ラスト切なすぎるよ(いろんな意味で)。

    次第にヒカル周辺の事、とりわけ闇の部分が明るみになってきたが、その先はもっと深い闇だった。ヒカル自身の事についてはまだまだ先になりそう。

    そして、一番最後に葵さん登場で次巻何かありそう。帆夏にも動きアリで・・・!?でも帆夏はこのままだと前

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    2011年09月02日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    夕顔は源氏物語の中ですごく好きなので、夕顔のはかなげなイメージが壊されず綺麗に書かれていたことが嬉しかったです。次は若紫!楽しみです!

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    2011年08月31日
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)

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    やっぱり一番好きなラノベ作家だと改めて感じた。心理情景描写が秀逸すぎる。夕雨が是光になびくとこなど気持ちの変化早いなとか思ってましたが、成程そういうこかと最後で納得。ラストの雨中の花達の中を進みながらヒカルとの思い出や是光への思いが思考を巡り、溢れんばかりになる夕雨の描写には感動し涙腺決壊。雨と花々と是光と夕雨が織りなすスペクタクルには美しいという語彙が貧弱に思えるほど。展開も早めで、帆夏がまさかあんな行動にでるなんて、、ななせと重ねて見ていたので予想より早い展開に年末まで待てそうにありません。

    切なすぎて、もどかしすぎて、綺麗すぎる。
    最後のショートストーリーもほっとできて、良い後味だった

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    2011年08月30日
  • “文学少女”と飢え渇く幽霊1巻

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    ななせ可愛いよななせ。


    おっとつい本音が。


    ではレビューを。原作読んでるときはなんとか自分で数字をといてやろー、と思ってましたが間に合いませんでしたねー。


    天野美月本人が言うとうり幽霊が一番解りにくかったですね、心情とか構成とかが。でも蛍の最期には感動しました。イラストも素晴らしい出来でした。

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    2011年08月29日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    刊行当初に購入して、それから積ん読していたわけだけれど、この本を読まずにおいて置いたことにすごく勿体無いと感じると共にすごく贅沢なことをしたようにも思う。

    個人的には本編文学少女を超えた。
    菜乃のがんばりやで友達思いな性格が存分に発揮された3巻でした。

    菜乃が瞳を引き止め、そして送り出すシーンは涙が滲んだし、

    ラストシーンの告白、それに対する心葉の返答、
    なんて、贅沢な片想いだったんだろう。と前向きにまた歩き出す菜乃。

    卒業の物語でこんなにあたたかいラスト。

    文学少女見習いの卒業。正直星5つで足りないです。

    きっと何度も読み返す一冊になりそうです。

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    2011年08月23日
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者

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    快斗の突っ走る姿がおもしろかったです^^
    私にとってはスルメな本でした。

    遠子と出会って変わっていく登場人物たちの姿がすごく好きです。

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    2011年08月13日
  • “文学少女”と恋する挿話集4

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    ネタバレ

    ひとつめの話で、菜乃の印象がすごく変わりました。
    言葉で表現しにくいのですが、なんだか菜乃が『大きな』人に思えました。
    菜乃いいですね!
    菜乃の“想像”でいろいろ納得させられると同時に、つらく悲しかったです。
    この話を読んだ後は、ページをめくることができませんでした。

    そして心葉の妹ちゃんのお話。
    すごくすごくつらかったです。
    「行かないで」って叫びたかったです。
    涙腺崩壊しました;;

    蛍の話では私も変になっちゃいそうになりましたが、
    麻貴先輩の言葉に胸を打たれました。
    麻貴先輩かっこよかったです! よすぎです!
    こういうお母さんになりたいなぁ、と思いました^^*

    大学生の遠子のお話。

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    2011年08月27日