野村美月のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ今回は遠子さんが添い寝してくる位でれでれで、かわいかったです。心葉君もいつにもまして男らしく毅然としている。めんどくさがりなのに、スリッパでがんばってお屋敷まで歩いて行く、そして出迎える遠子さん。麻貴先輩とデートしてきた心葉君にヤキモチを焼く遠子さん、あまりにもかわいすぎます。時系列的にはこの後美羽が現れて、ななせとの交際めいたことも始まるのですが…夏休みにこんな体験をしたら、遠子さんにでれでれになりそうですが。エンディングのように、この二人はもう一緒にいるしかないんじゃないですかね。
それとユリのおこさんのお話はなんかの伏線?ちょっと思いつきません。 -
Posted by ブクログ
正直この話は素晴らしかった。
野暮なことは言いたくない。(とてつもなく言いたいけど)
先が気になって仕方がなかった。ドキドキした。
月夜子に対しては、私は同情する。胸が痛む。
一朱はもちろんのこと、ヒカルにも一発殴ってやりたい。
やっぱりヒカルは嫌いだ。これは一巻から変わらない。
そして是光には幸せになってもらいたい。これも変わらない。
月夜子が、葵が、これからどう生きていくのか、気がかりだし、そのまま幸せになれるとは思えない。
アフターフォローをきっちりしてくれることを求める。
まぁこのままでもいいけどね。葵の方はまだ何かありそうだし。 -
Posted by ブクログ
葵に告白され、帆夏とはギクシャクし、そんな中で月夜子先輩が接近してきてさぁ大変。今回は是光の修羅場回となってます。逆に今までこうならなかったのが奇跡なんだろうけど。
今回は雰囲気がかなり文学少女に似てた気がする。ダークでミステリアスなところとか。決してハーレム展開のことではありませんよ?
月夜子先輩の苦悩とかが読んでて辛い。読んでいて是光と同じようになんとかしてあげたいという気持ちにさせられた。
そんな中で物語の鍵を握る「六条」がもう人間として最低すぎて、ハッキリ言うと気持ち悪いです。キモいです。キショイです。
そんなSAN値ダダ下がりな中で最後にしーこが癒してくれます。しーこちゃんペロ -
-
-
-
Posted by ブクログ
面白かったー!
もともとこの「ヒカルが地球にいたころ」は大好きなシリーズですが、
この巻でさらに評価が上がりました。
今回のテーマは“朧月夜”。
花は艶やかで誇り高い“枝垂桜”。
この“朧月夜”にして”枝垂桜”な月夜子先輩が、すごく魅力的なキャラだった。
誇り高くカッコよく、小悪魔のような無邪気さもあり、だけど臆病でコンプレックスを抱えている月夜子。
ヒカルがいたころは、そんなコンプレックスを肯定してもらい、咲き誇る枝垂桜のように強く気高くいられた。
ヒカルがいなくなってからは、過去のしがらみの糸に捕らわれ拠り所をなくし、踊れなくなってしまった。
僕はけっこう登場人物に感情移入して読むタ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「文学少女」や「ヒカル地球にいた頃…」の野村美月先生のもう一つの新作。「ヒカリが」シリーズと同時にネットで連載が始まった作品の書籍化。
突然双子の姉のかわりに女装して外国の皇子達の教育係になってしまう。
今回はコメディメインで、短編集やバカテスとのコラボでその片鱗をうかわがせていた野村先生のコメディが丸々1冊楽しめます。
ただ、ストーリーやキャラクターはしっかりしていて、シャールがエーレン王家の人たちと仲良くなっていく様子が読んでいて微笑ましい。
挿絵も素敵で絵師買いも悪くないんじゃないかな?
最終的にシャールはロリとショタとナルシスト(男)に好意を持たれ、シャール本人は人妻メイドに恋をす