野村美月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回はバレンタインデーとホワイトデーのお話なので、チョコレートのように甘い作品でした!
文学少女がむしゃむしゃ食べたら、甘過ぎて悶絶するに違いない。読んでいて鼻血出るかと思うくらいの甘さでしたもの。
チョコレートに思いを乗せるバレンタインデー。最近では自分用にばかり買っていて、本命チョコなど遠い昔の話……、懐かしい青春がよみがえる。
前作までの登場人物たちの人間関係にも変化が訪れて、面白くなってきた。
それぞれの恋の行方やいかに。次作もきっと甘くて美味しい作品になることでしょう!
ところで、スイーツかなり出てきたし、お店開けそうなんですけど、コラボカフェとかないですかね?
あったら絶対行っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ三途の川にある書店。
人生最後で最良の本を選んでくれる店……
店主は、胡散臭そうな関西弁の男性…
いつも何かを食べてるイメージがあります!
おらんだ書房が何者か気になります!
店主の全てが謎に包まれており、何者か…
何故、生者が三途の川で書店を営んでいるのか……
謎が謎を呼びます!
死者の記憶を頼りに作られる本棚…
もし、自分だったらどんな本棚が現れるか気になります!
死者に寄り添うおらんだ書房が最後は、可愛く思えてきました!
皆さん、様々な想いでおらんだ書房を訪れます。
死んだあとも漫画を描き続けるのはしんどいですね…
しかも、新刊は三途の川に行かないと読めないなんて……
生者に優しく -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回はキツネの男の子が世々にプロポーズして海くんがやきもち焼いたり、海くんのお母さんに世々の正体がバレる騒動があったり、海くんがカレンダーに付けた花丸マークの理由に世々が頭をひねったりする話の三本。
相変わらず可愛くて甘い!甘すぎるうう^^
読んでて胸が蕩けそうだよ。
いや好きだけど。
でも内容的にはこれで最終巻なのかな。
ラストはなんだか強引に終わらせた感が漂ってしまった。
そこは残念。
それにあの終わり方は、ひょっとしたら悲劇が待ってるかもっとドキッとしてしまう。
大丈夫だとは思うけど、あの後の海くんの反応まで書いて欲しかったかな。 -
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ネタバレ 購入済み
終わっても続いていくもの
"文学少女"シリーズの短編集第3弾ですが、その面白さは本編のそれと変わらずです。そう、本当に変わらないです……。時折のぞく人の持つ「暗さ」も「容赦のなさ」も、「逃げようもない現実」も。それでも希望の仄見える展開も少し、本当に少し見えたりして、この読後のほろ苦さ加減こそが正に"文学少女"シリーズだなあと思います。
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ネタバレ 購入済み
脇役にも物語がある
心葉、遠子先輩が物語を紡いでいた裏で、その周りの者達も「自分の物語の主人公」をもちろん演じていた訳で、今巻ではその辺がメインとして描かれています。
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ネタバレ 購入済み
短編だけど、
なんだか本編で残されていたパズルのピースが1つずつ埋まっていくような印象を受ける。各話の面白さとともに“文学少女”の世界全体のさらなる拡がりを予感させる粋な一冊と言えよう。
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ネタバレ 購入済み
文学少女の最終巻
今作は、新たな登場人物である“半熟作家”と、編集者となった遠子の物語です。 位置づけとしては番外編で、構成は非常にコミカルになっております。