野村美月のレビュー一覧

  • 楽園への清く正しき道程 国王様と楽園の花嫁たち

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    カテリナのヒロイン力が発揮されていてとても良かった。

    7番目を手に入れられないとはこういうことか。

    結末は違ってもハッピーエンドなら問題ない。

    話がきれいにまとまっていて楽しめた。

    4番目、5番目は1巻分使って書いて欲しかったなと。

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    2017年05月12日
  • 楽園への清く正しき道程 1番目はお嫁さんにしたい系薄幸メイド

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    ミーネがとてもかわいく書かれていてとても良かった。

    1番目が手に入ったという表現があったので、7番目が手に入らないというのは7人目が手に入らないということなのだろうか。

    それとも別の何かを指すのだろうか。

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    2017年05月09日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる ~Long Long Engage

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    ファミ通の方では残念ながら打ち切りになった物語の後日談……というか描かれるはずだったエピソードを詩也の娘ミナ目線で綴ったシリーズ最終巻。
    うん、読んでよかった。
    すっきりした。

    野村さんらしく、実に切なく苦しく、それでいて愛おしい物語だよなあ。
    詩也に永遠に生きることの目的を教えてくれたアリスちゃんのエピソードも
    もう一人の吸血鬼の生き方の選択も
    そして、雫と詩也との関係の真相と結末も
    きっとシリーズでもっと詳しく描かれるはずだったのだろうけれど、でも、十分神髄は伝わった。
    むしろぎゅっと凝縮されて心に響いてきた。
    シリーズとして描かれた前半よりも、描かれなかったこの後半の方がもっと切なかっ

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    2017年01月28日
  • 晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子

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    前回から引き続き読んでいます。
    有海さんの正体もそうなのですが、晴追町のこともだんだん明らかになってくる、そんな物語だと思いました。表紙も相変わらず素晴らしいです。

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    2016年10月17日
  • 晴追町には、ひまりさんがいる。 恋と花火と図書館王子

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    全巻からの登場キャラクターをふまえつつ、
    4つのストーリーがオムニバス形式で
    進んでいく話だった。
    それぞれの話はミステリー風でもあり、落ちがわかると
    全体が違った雰囲気で読める、っていうのが
    面白いと思う。
    あと、有海さんがどうなったか、というのは
    このシリーズ全体を通しての最大のミステリーに
    なっているんだろうなぁ、と思ったりもする。
    次巻も気になるところだ。

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    2016年08月27日
  • “文学少女”見習いの、卒業。

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    文学少女見習い。最終巻。報われないことが決まっている恋について、どう決着をつけるのか。そして前巻の「傷心」のラストは?と、面白くないわけがない内容で、その期待どおり、すっごく面白い話だった。「文学少女」で太宰治から始まり、「見習い」で夏目漱石で締めくくられる流れも素敵。読んで良かった。

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    2016年12月12日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    シリーズ4巻目はある意味一つのハイライト回。

    前巻では結局自分の気持ちしか考えられず、そうじゃないだろうと突っ込むしかなかった詩也。
    今巻では綾音の気持ちもちゃんと考えることが出来るように成長したのが嬉しいかぎり。

    今回も演じる劇の展開と二人の関係が実によく重なって、さすが作者と感心した。
    暗闇のなかで詩也が自分の正体を明かす場面から、その後のクリスマス劇の本番を経て、ラストの告白までの流れが、とてもよかった。
    息詰まるような緊張と切なさを経て解放される想い。
    うん、こういう場面を見たかったんだよ。
    涙を浮かべながら微笑む綾音の姿に胸がキュンとしてしまった。

    それにしても綾音のブラ姿とい

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    2016年05月19日
  • 下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。

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    文章を書くってことを通じて、いろんなことが広がっていく
    ところが面白かった。
    この小説は、2重構造になっていて、その両方が
    うまく絡んでいって、最後に結びつくのがいいんだろうなぁ、
    と思ったりする。
    こういうのを読んでいると、小説を書く人っていいなぁ、
    と思ったりしてしまう。
    あと、登場人物、青いなぁ!

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    2016年03月24日
  • SとSの不埒な同盟

    匿名

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    ふとした事がきっかけで陸上部を退部し、美術部【鑑賞部】に所属する事になった主人公と、ふとした事がきっかけで鑑賞部に入部する事になったヒロイン。
    最初は鑑賞を楽しんでいたが失恋などをきっかけに鑑賞だけでなく、策を弄じて鑑賞対象を落としにかかるようになる。
    というのが、今作のあらすじだが主人公とメインヒロインの感情の機微を丁寧に描いていたり、鑑賞対象の女の子がもはやギャグ路線に走っていったりと大変面白い作品で楽しませて貰いました。
    ただのラブコメ小説を読むことに飽きた人には必見です!

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    2016年03月11日
  • “文学少女”と恋する挿話集2

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    野村美月&竹岡美穂が2009年に発表した"文学少女"シリーズの外伝第2巻。FB Onlineで公開されていた短編をまとめたもので、本編に比べ、軽いノリで読みやすいです。今回は、ななせと森ちゃんのお話が中心です。心葉や遠子先輩が色々な事件に首を突っ込んでいる間にも色々な事がありました。本編とのリンクも素晴らしく、これを読むと、また本編を読みたくなる衝動に駆られます。森ちゃんと反町くんの初々しい感じが本当に良い。色々な事に一生懸命なななせは応援したくなります。それにしても、森紅楽々…すごい名前だ。

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    2016年01月16日
  • “文学少女”と恋する挿話集1

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    野村美月&竹岡美穂が2008年に発表した"文学少女"シリーズの外伝第1巻です。FB Onlineなどで公開されていた短編をまとめたもので、本編に比べて、軽いノリの作品が多いので読みやすいです。短くてもきちんと文学少女しています。あのシリアスな展開の裏では、どんな事があったのかが分かってとても面白いです。こういう世界観が広がる作品は読んでてて楽しい。芥川くんと美羽の物語は初々しくて良いですね。遠子先輩のクラスメイトの話って、ここに出てくるのが初めてかな。

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    2016年01月15日
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件8

    ネタバレ 購入済み

    9歳の時の聖羅の視点の話から始まり、時系列で結婚までの流れが書かれている。

    他のキャラにもきちんとスポットを当てており、素晴らしかったのだが、展開が駆け足だった様に
    感じられ、少し残念だと思った。

    あと結ばれたあとの話が書かれていないのが非常に残念と言わざるを得ない。

    短編集かなんかで書いて欲しいと思う

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    2015年12月07日
  • 晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と

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    春近とひまりさんのなんとも言えない甘酸っぱい距離感がすごく心地よい。
    また、似た悩みを持つ者同士である春近と巴崎が恋愛感情なしで仲良くなっていく様も面白かった。
    文章が綺麗なのでサクサク読めて、読後感も爽やかな者でした。

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    2015年11月28日
  • 下読み男子と投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。

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    この人の読み切りは、ラノベではなくて、少女小説である。それも創設された頃のコバルト文庫のような、少女漫画をそのまま活字にしたような。
    つーか、美月たんがほんとうに書きたいのは、そういうお話なのだろう。
    …もう死に絶えたという噂も…

    むしろ、そんな思いは、アラサーフォー女子向けの作品にちりばめられてる気がする。

    モジモジした2人の関係「いいかげん、くっつけ!」と周りが思ってるのに、ぐずぐずとしてるカップルはもう絶滅してしまったのかなぁ。

    私も伏線がしっかり回収されるお話は大好きだ。しかし、伏線とバレないように、しかも読者にしっかり覚えさせる伏線をはるように!と明言して、しかも、ホントにその

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    2015年07月06日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    プシケーから秘密を知られないように、けど一緒にいるために距離を置くエロスと詩也&綾音の関係がリンクしていて、倍増しで気になって仕方なかった。

    ラストに恋を始められてよかった。

    ここから、愛にどう変えていくのか凄く気になる。(始める相手も気になるし、、)

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    2015年05月18日
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4)

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    ネタバレ

    メインシリーズなのに、今回はイマイチだなぁ、と思っていこのシリーズですが、ごめんなさい。すっごい面白かったです。秘密を隠すために、プシケから少し距離を置こうとするエロスと、リアルでも綾音と距離を置こうとする詩也の心が重なり、大円談のラストとなりました。そしてもちろん、今回一番いいところを持っていったのはカレナ様。そして乃木阪ナイツに拉致されていった時はどうなるのだろうと思ったら、モブキャラにも人格がふきこまれ、益々世界観が広がりました。
    後は雫の思い出と、綾音も思い出になっていくところが描かれるのかな?

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    2015年05月01日
  • ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件7

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    予定調和の大円談エンディング。うん、よかった。でもいっつも最終巻でばたばたと終わらせちゃうのね…と思ったら、おまけ巻がある!
    この作者は蛇足やオマケが好き。作品の完成度は逆に下がってしまう感じがするが、蛇足感も楽しみたい、と思わせるラストでした。

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    2015年04月08日
  • 陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女

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    大きなことが起きるお話ではありません。
    一夏、ただ毎朝出逢うだけの少女と少年の、淡い恋のお話。

    読んでいて悲しくて、胸が痛くて。何度も本を置きました。

    終りが来ると分かっていて、
    どうしてそれでも惹かれていくのでしょう。

    絵を描くことで自分を支えている少年、陸。
    彼は最後に、初恋の少女を画布に写し、賞を取ります。

    彼はきっと孤独の中で自立して、名のある画家になるかも
    しれません。

    その受賞と、彼の想いを受け取る千星も、今のまま
    ひとりで日常を丁寧に生きて、多分進学し、いずれ
    静かな家庭を持つでしょう。

    いつか届けば。

    そう願いながら、きっと彼女たちは
    名実ともに大人になっても、思

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    2015年03月08日
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)

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    どうやってまとめるのだろう?と思って読んでいたら、なるほどな展開。
    少し弱いかな?と、思っていたら、意外な展開。
    あなどれない。

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    2015年01月20日
  • “文学少女”と恋する挿話集3

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    今回は毬谷先生と竹田さんにスポットが当てられている作品になっています。毬谷先生の話は読んだのがだいぶ前で思い出すのに時間がかかってしまいましたが、本編前、本編後の話と収録されていて、思い出すと同時にかなり切なくなりました。竹田さんのその後の話では人間として成長している竹田さんの姿が見れて満足でした。 あとは牛園さんの再登場に個人的に沸きました。本当にこの人には幸せになって欲しいです。

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    2015年01月09日