野村美月のレビュー一覧

  • “末摘花” ヒカルが地球にいたころ……(5)
    今回はコメディー成分多めで精神的に楽に読めた。前巻はちょっとシリアス多めだったので良いバランス取れてるんじゃないかと思った。
     あとこの巻の凄いところが、本当に不細工なヒロインを出したところ。読んでる途中は不細工とか言いつつ本当はそうでもないんだろ?とか思ってたのに見事にミスリードに騙されてた。

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  • 半熟作家と“文学少女”な編集者
    "文学少女"シリーズ最終作。
    新キャラの高校生作家雀宮快斗君を主人公に編集者となった"文学少女"のその後を描く。
    快斗君にはその性格、言動(中には危ない?発言も)等色々と笑わせてもらった。遠子さんへの恋は破れてしまったけど、初恋の人へ頑張ってアタックしていってほしい。
    遠子先輩と心葉君も幸せそうで、...続きを読む
  • “文学少女”と恋する挿話集4
    "文学少女"短編集第4巻。今回も様々なキャラを主役にしたエピソードが盛りだくさん。心葉君の妹舞花ちゃんの初恋?を描いた「不機嫌な私と檸檬の君」や、うぶな遠子先輩の姿を拝める、指輪を発端としたドタバタエピソードの「"文学少女"と騒がしい恋人たち」がお気に入り。ななせちゃんには次こそ幸せになってほしいで...続きを読む
  • “葵” ヒカルが地球にいたころ……(1)
    「文学少女」シリーズが終わり、寂しい…と思っていた巻末、次作の予告が出ていて、ヤッターーー!!と楽しみにしていました。
    そして、「そうきたか!」ニヤリ、としてしまうような新シリーズのスタートですね。「文学少女」ファンならまたファンになってしまったのではないでしょうか。なぜなら、私がそうだからです。
  • “文学少女”見習いの、卒業。
    外伝"文学少女"見習いシリーズ完結編。菜乃ちゃんと心葉君にもついに別れの時が…。作家としての心葉君から菜乃ちゃんへの特別なプレゼントがとても素敵だった。菜乃ちゃんもななせちゃんもこれから新しい物語を紡いでいってほしい。
  • “文学少女”と恋する挿話集3
    "文学少女"短編集第3巻。バリエーション豊かなサブキャラ達を掘り下げる話が多く楽しめた。まさかの再登場、柔道部の牛園君の恋の決着が一番せつなかった。
  • “文学少女”見習いの、初戀。
    "文学少女"外伝の第一弾。3年生になった心葉君に惹かれて文芸部に入部した新入生の少女、日坂菜乃を主人公にした新たな物語の始まり。ただひたむきに心葉君へ想いをぶつける菜乃ちゃんの姿がほほえましい。ななせちゃんともども彼女たちの想いがいきつく先がどうなるのか楽しみ。
  • “文学少女”見習いの、傷心。
    "文学少女"外伝の第二弾。夏の文芸部の合宿?を描く短編と、文化祭でまたもや劇に参加することになった文芸部を描く長編の二本立て。天使の歌声を持つ彼の再登場にはとても驚いた、複線の回収が素晴らしかった。
    ななせちゃんの恋心もまた前に進み始めたようで先が気になる。
  • “文学少女”と恋する挿話集2
    "文学少女"の短編集第二弾。ななせちゃんの親友森さんと反町君の恋の話とななせちゃん視点の本編の話などが収録、①巻のあとがきで予告の通りななせちゃん成分が多く、そのかわいさに悶えました。その恋が報われることがないのが分かってしまっているのが残念だが、外伝の方でどのような展開になるのか楽しみ。おやつシリ...続きを読む
  • “文学少女”と恋する挿話集3
    牛園くんがあんまり好きなキャラではなかったのですが、告白シーンが良かったです。すごく切なくて、綺麗でした。
    ちぃちゃんと流くんの話が好きだな。
    けっこう、満足な一冊でした。
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】
    "文学少女"シリーズ第6巻。番外編として過去の時間軸の話。夏休みに姫倉の別荘を舞台に文芸部の面々を襲う過去の惨劇の影とは…。遠子先輩と心葉君の関係性を掘り下げるエピソード、次の話は遠子先輩に焦点が当たるようでどのような話になるのか。麻貴先輩と流人君との組み合わせは意外だった、先輩のその後も気になりま...続きを読む
  • “文学少女”と恋する挿話集1
    "文学少女"シリーズの短編集第一弾。遠子先輩の可愛い姿が満載で本編中でもふれられていたエピソードもあったりして楽しめるものが多かった。お気に入りは大学進学後の遠子先輩の姿を描く特別編~「スノーグース」~。ななせちゃんの出番がほとんどなかったのが残念(次の巻に期待)。
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者
     高校生で有名作家の仲間入り!私が何度も夢見た(諦めていない)環境ですよ。なんともうらやましい。
     私も嫉妬してしまう今回の主人公はまだまだ垢抜けない高校2年生。「俺最高」と発言をするナルシストぶりを発揮する反面、清楚な遠子さんに対する熱々な恋心を見せるところが実に面白い。
  • “文学少女”と恋する挿話集4
    やっぱり菜乃と遠子は似てるんだなぁ。

    〈それぞれの思い〉が特に良かった。
    中でも『蛍』が一番好き。蛍も複雑だけど、黒崎も複雑だよね。どんな気持ちだったんだろう。

    『百年後』もすごく良い。『スノーグース』の設楽さんが、また登場するとは。

    あと、やっぱり心葉は天然タラシ!
  • “文学少女”見習いの、卒業。
    櫂の“雪を降らせたい”っていう台詞が、結衣(と遠子)の“マナのようなお話が書きたい”っていう台詞と重なった。

    菜乃とななせのやりとりが良かった。
    菜乃は遠子に似てるけど、ななせにも似てるんだよなぁ。
  • “文学少女”と恋する挿話集3
    遠子と心葉以外の面々の話が沢山読めて嬉しい。

    どの話もすごく良かったけど、『〜女給』と『〜歌姫』が好き。
    夕歌が歌を諦めてたら、2人は幸せになれたのかな…。

    先生になった千愛の話も良かった。
    このまま流人と幸せになってほしい。

    ふと思ったのだけど、叶子さんは千愛のホントの顔を知ってるのだろうか...続きを読む
  • “文学少女”見習いの、傷心。
    まさか、あの人が出てくるとは…!
    全然気がつかなかった。

    菜乃は勇気があるんだか、無謀なんだか…。

    何はともあれ、ななせが前に進めて良かった。
    少し出てきた、美羽と千愛と3人のやりとりが好き。
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    「こんな夜遅くに申し訳ないけれど、雨宿りをさせてくれないかい? 雨に濡れた美しい花に傘を貸してしまって、困っているんだ」
  • “文学少女”見習いの、卒業。
    日坂菜乃シリーズになってから、ふわふわとしたストーリーばかりでしたが、久々にどろどろのお話でしたね。それと心葉が「青空に似ている」を客観的に扱えるようになり、作家として本格的に歩み出した姿が印象的でした。
  • “文学少女”と月花を孕く水妖【ウンディーネ】
    今回は遠子さんが添い寝してくる位でれでれで、かわいかったです。心葉君もいつにもまして男らしく毅然としている。めんどくさがりなのに、スリッパでがんばってお屋敷まで歩いて行く、そして出迎える遠子さん。麻貴先輩とデートしてきた心葉君にヤキモチを焼く遠子さん、あまりにもかわいすぎます。時系列的にはこの後美羽...続きを読む