野村美月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ菜乃ちゃんは不思議な魅力の持ち主だと再認識した傷心でした。
菜乃ちゃんって読み始めて中盤くらいまでは本当に苦手意識が先行してしまう珍しいヒロインだと思います。何でしょうね、光が強すぎる故に無粋に感じるのでしょうか。人の心の柔らかいところにズケズケ入り込んで、楽観的な言葉で心を踏み荒らされるような。
彼女が嫌な性格なら良かったのに、これが100の善意だからタチが悪い。
でも、菜乃ちゃんはしっかり「ごめんなさい」ができる子なんですよね。本当に凄い。ごめんなさいってありがとうより勇気がいる言葉ですよ。
だからこそ、物語の中で成長していく菜乃ちゃんを応援したくなるのでしょうね。
今回のテーマはみずうみ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ井上心葉の周りに集まる女の子は一癖ないと駄目という縛りでもあるのか?と思うような新ヒロイン、文学少女見習い菜乃ちゃんが遂に登場ですね。
この初戀、ただ登場人物達だけを見つめると登場人物全員難あり…擁護したくてもあまりできないのでは?と思ってしまうほど問題児が多いような気がします。でも、そんな登場人物を憎ませたり過度な悪役に仕立てるわけでもなく、ひとりひとりが歩んできた人生をしっかり感じさせる丁寧に織られた反物のような濃密な文章で、誰のことも嫌いになれないのが野村先生の凄いところだと思います。
貝殻のシーン、耐えきれずボロ泣きでした。和くんだって悪いのに、彼を責めてバカにするような気持ちは1mm -
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Posted by ブクログ
住宅地に凛と佇むその洋菓子店には、ストーリーテラーと美しいシェフがいる。
以前は地味なシェフが一人、地味な日持ちのしそうな茶色い焼き菓子しか売っていなかった、今にも潰れそうなそのケーキ屋。でも味は良かったのでもう一度訪れたところ、そのお店はガラリと様子を変えていた。
インスタ映えする看板に驚き、何より、ストーリーテラーと称する美形の執事のような人がいるお店へと様変わりしていた。
ケーキが食べたくなる、するすると読めてほんのり温かい気持ちになれるお話でした。何より、ケーキが食べたくなる、それに尽きます。
オムニバス形式で主人公が代わり、その都度その人に合ったケーキが提供されます。ケーキ