田口俊樹のレビュー一覧

  • ジキルとハイド

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    サラッと読めるので楽しめました。
    ただ、有名な作品のため、ネタがわかった上で読んでしまうのでミステリーとしての面白さは体験できなかったです。何も知らずに読んでいたら驚く部分も多かったんだろうなと思います。
    ジギル/ハイドに実在のモデルがいたのは知らなかったです。

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    2024年11月30日
  • 少年〔新訳版〕

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    あまり知らぬけど、有名なチョコレート工場のお話を書いた作家さんの子ども時代のお話。
    けっこうワイルドな子ども時代で、こういう経験があると大物になるのか、と言いたいところだけど、それなりに他の子も同じくらいワイルドだったみたいで、欧米恐るべしである。
    そしてまた子どもに対する大人というか上級生を含む学校の厳しさもなかなか。無茶ぶりの嵐で、その描写に随分なページを割いているので、相当にインパクトが強かったんだろうな、と。
    日本では戦時の体罰が有名感もあるけど、欧米もまぁまぁ負けていない。さて、今はどうなのかな。

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    2024年10月05日
  • ジキルとハイド

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    私が未熟なためかこの作品を最大限に楽しむことはできなかったと思う。

    ジキルが薬を飲んだとき、天使が生まれる可能性もあったが実際にはハイドという悪魔が生まれてしまった。これって人間の本質なんじゃないかな。最後、悪に蝕まれてしまうというのも終わり方として良いと思う

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    2024年07月22日
  • 森から来た少年

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    ネタバレ

    面白いかどうか、と聞かれたらつならなくはない、ただなあ…という煮え切らない返事をしてしまいそう。

    森で発見されたのに読み書きなど問題なくできる過去をもつ元・少年で今は40-42歳の男性、ワイルドと、70歳オーバーの女性弁護士が組んで、いじめられていた女子高生の失踪の謎を解こうとするが…

    うーん、なんか設定が活きてない気が。森で発見されるまでの記憶がほとんどない、と来たらその過去が明らかになるとか、記憶が蘇るとか、その生い立ちが事件解決に絡むと思うよね?いやところがそっちにはほとんど関係がない。
    70歳の弁護士も別に同じ年でも50代でもよかろうに、という風にしか思えなかった。というかその歳に

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    2024年07月14日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    訳者あとがきに『残酷で、皮肉で、薄らつめたく、透明で、シニカルな世界である。』とある。もう、それがこの作品を過不足なく表していると言っていい。ゾッとする結末のものもあれば、そう思わせといて違うパターンもある。読者にいろいろ予感させるやり方が上手い。

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    2024年06月12日
  • 来訪者〔新訳版〕

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    ダールが雑誌「プレイボーイ」に掲載したちょっとセクシーな大人のための短編集。
    「チョコレート工場の秘密」や「おばけ桃の冒険」などなど、児童文学でも圧倒的な面白さで大好きな作家の一人だけど、このエロチックなお話もユカイだった。もっとも「やり残したこと」の最後は、ちょっと笑ってられなかったけれど…。
    ダールって、すごい!

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    2024年06月02日
  • 陽炎の市

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    ネタバレ

    ロードアイランドから逃げてきたライアンたちが、カリフォルニアで人生を立て直す。
    しかし、簡単にはいかない。
    そこでスーパーウーマンであるダニーのママが一発逆転のお膳立てをする。

    原題は “City of dreams” 。ハリウッド進出まで果たしてしまうダニーたちに、いささか出来すぎた感は否めないが、そこは一作目とは対象的なダニーを描くことによってファミリーのリーダーとしての成長を描く。

    3作目はまた抗争劇に戻るのだろうか。
    今作でもダニーは人を殺さない。仲間から非難を浴びようが殺さない。なるべく。
    そして母は強い。ダニーの安全弁にもなっている。
    この2点が崩れることによってダニーに本当の

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    2024年05月11日
  • カーテン

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    「犯人」だけ覚えていたので
    他の部分は新鮮に感じながらの再読。

    年を取ったポアロが療養しているのは
    ゲストハウスとなったスタイルズ荘。
    呼び出されてやってきたヘイスティングズは
    ここに殺人を教唆する稀代の悪人Xがいて
    新たな事件が起きる可能性を知らされる。
    車椅子になって身動きの取れないポアロのため
    住人や近隣の関係者に話を聞こうとするが
    その中には彼の最愛の末娘も含まれていた…。

    人の善いヘイスティングズさえ
    自分の愛する人間が絡むと
    一線を越えそうになってしまう。
    人間の弱い部分を操る今回の犯人は
    平然と近くに暮らしていそうで怖い。
    そう考えると『スタイルズ荘』の
    ある意味わかりやすい

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    2024年05月07日
  • 偽りの銃弾

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    本作を読んだ感想としてみんなどういう事を思うのだろう。
    ミステリとしてもよく出来ているが、戦争ってやっぱりこんなにも人の心を破壊するのだなぁというのが最初の感想だ。

    海外ミステリを読む意義とまで堅苦しくは言わないが、日本の作家では書けない話というのはあると思う。数ある中の一つは本作だ。主人公は女性兵士。イラクでの戦争体験もあるバリバリの経験者だ。本作は彼女だからこそ起きた悲劇でありミステリなので、戦争体験(しかも昭和10年代の民間人非戦闘員ではなく戦士として)のある女性などほぼ皆無な日本では描けない作品だ。

    ミステリとしてもよく出来ているし、最後の落ちも綺麗に纏まっている。
    でも私は、ミス

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    2024年02月28日
  • 王女マメーリア

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    短編集。
    無難に面白い作品揃い。
    「外科医」のドタバタ劇と、「アンブレラ・マン」のシンプルな構成が好き。

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    2024年02月11日
  • もつれ

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    ポーランドの作家「ジグムント・ミウォシェフスキ」の長篇ミステリ作品『もつれ(原題:Uwiklanie、英題:Entanglement)』を読みました。
    チェコの「ヤン・ヴァイス」の作品に続き、東欧の作家の作品です… 東欧ミステリ、ポーランドミステリは初めてですね。

    -----story-------------
    予想の斜め上を行くポーランドの怪作小説!

    ワルシャワ市内の教会で、右眼に焼き串を突かれた男の遺体が見つかった。
    被害者は、娘を自殺で亡くした印刷会社経営者。
    容疑者は、彼と共にグループセラピーに参加していた男女3人と、主催者のセラピスト。
    中年検察官「シャツキ」は早速捜査を進めるが

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    2024年01月04日
  • 来訪者〔新訳版〕

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    ちょっと大人の?(性的な話題を盛り込んだ)ブラックな短編集。「あなたに似た人」と同じように、バカだなぁ、人間が小さいなぁと思いつつ、でも自分も同じ部分を持ってるよなぁ〜笑 と言う内容。

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    2023年12月26日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    「あなたに似た人I」に引き続きブラックな短編集。
    自分の中にもあるよなぁ〜と、自分の小ささを確認させられる 笑

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    2023年12月26日
  • その昔、ハリウッドで

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    かなりの映画好き、タランティーノ好きなら面白いかも。

    映画も見ましたが。
    寄る年波、海外の殺しシーンが無理になったようです。殺し方も野蛮!!!(笑)嫌悪感が、、、。

    現実世界も世知辛いですから、幸せのほほんなものばかり見て過ごしたいものです。

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    2023年11月02日
  • 卵をめぐる祖父の戦争

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    ネタバレ

    「心配するな、友よ。きみを死なせはしない」
    まだ十七だった。愚かだった。だから彼を信じた。

    ナチス包囲下のレニングラード。ドイツ兵の死体からナイフを盗んで捕まったレフは、脱走兵コーリャとともに大佐の娘のために卵の調達を命じられる。
    美形で饒舌なコーリャと、神経質なレフのコンビが面白いものの、あまりにも下ネタが多すぎるのと、17歳主人公の一人称が“わし”なのが気になる。パルチザンと行動を共にしてドイツ兵に捕まる展開はわくわくしたし、卵も無事手に入れたけど、コーリャとの別れがあっさりしていて残念。もう会えないと思っていたヴィカと再会し、冒頭に出てくるパワフルな祖母だとわかるラストはとても良い。

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    2023年10月19日
  • その昔、ハリウッドで

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    映画のシーンを思い浮かべながら読めました。映画にはなかったシーンや心の中の描写など、表現が豊かで面白く読み進められた。映画の知識に関する話題がとても長く、それはちょっとついていけなかった。

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    2023年09月02日
  • 月明かりの闇 フェル博士最後の事件

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    2013/7 初読時のメモより

    解決部分を読んでも、トリックの所が今ひとつピンと来ない。ほかのカー作品にも言える事だが、見取り図があると親切(原作からして、無かったのだろうけど)。

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    2023年09月02日
  • 来訪者〔新訳版〕

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    59点:「もう、オズワルドったら、いい加減にして!」女性たちは眼を輝かせながらそう叫ぶのだった。

     遺産として受け取ったオズワルド叔父さんの日記を厳選して出版したという態で、ひょっとしたら自叙伝の大傑作なのではとハードルをめちゃくちゃ高くした上で披露される小話。
     それぞれのオチはまあおもしろいけど、それ以上にオズワルド自身がおもしろいのでぐいぐい読んでいける。女性観は正直ひどいので、こんなの書いたら怒られるよと思いながら読み進めるけど、まあホラ話ということで許されるのか、な。

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    2023年08月28日
  • ブラウン神父の無垢なる事件簿

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    読めました!
    以前この本を紹介されたものを読んだ時、順番に読むことと書いてあり、守りました。それは正解でした。フランボーというサブキャラのことを考えると…キャラ転換が、激しい…(フランボーのファーストネームはエルキュール…)
    さらに、1話目に出てくるヴァランタンという警視総監が、2話目でえっ⁉と…びっくりですよ…

    12話収録。(順不同…)
    サラディン公爵の罪 がちょっと好きかな。
    まちがった形 というのは、なんだかアガサのある有名な話を思い出しました。
    アポロの眼 もひどい話…罪が2重じかけ… 
    折れた剣の看板 名誉とか名声とか。さらにそれを崇める人たちとか…ことわざと思っていたあるフレーズ

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    2023年08月14日
  • 最後の巡礼者 上

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     ノルウェーというあまりなじみない国の物語。現代である2003年に森で昔々の死体が発見される。そして物語はそれと並行して、1942年の第二次政界大戦のさなかに起きた殺人事件も進んでいく。60年も前の事件が関係しているとすれば、それを解き明かすことができるのか。登場人物が多くて混乱しやすい。そして何よりも、第二次世界大戦のときにノルウェーとドイツナチスとの関係をある程度知っていないと物語の把握は難しいように思う。はらはらとしてどんどんと読み進めることができる、とい本ではなかった。

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    2023年08月08日