おおたとしまさのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供が小学生になりそれなりに習い事をさせていますが
特にあまり指針を持たずにやらせていたので
立ち止まって考える意味で役に立ちました。
習い事を始める時に辞め時をイメージするというのが
ありましたが確かにそれは大事だと思いました。
東大生が何の習い事をしていたか等は特にどうでも良いのですが
(別に何かの習い事をしていたから東大生になれたわけではないと思うので)
様々な習い事を本気でやった場合どのくらいの手間や費用が
かかるのかといったことや実際にその道のプロになった人が
子供時代にどのように習い事と関わっていたのか等が
描かれていたのが興味深かったです。
「汎用性の高い非認知能力はどんな習い事でも養える」
(その習い事を一生懸命やりさえすれば)
というのがこの本の結論かと思いますが
確かに子供に何をさせるかというよりは
習い事にどのように取り組むかをよく見て行きたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ここ日本ではサピックス⇨鉄緑会という型にはめられた秀才集団を大量生産しているという現実に驚愕を覚えた。本当に医者になりたいのではなく、偏差値が高いから、No.1だからと理IIIに進む秀才達。彼らの生き方もあまりにも型にはめられすぎている。
世界ランキングで東大は上位に入れず、ノーベル賞受賞も少ない。今後は我が子を王道に進ませたいのなら東大ではなく、海外の大学を視野に入れるべきではないだろうか?実際御三家在学中のエリート達は東大ではなく、海外の大学を目指す学生が増えているようである。
日本の大学入試改革を待っていたら遅い。
伸びしろのある秀才を育てていく道を探っていきたい。 -
Posted by ブクログ
◆きっかけ
「男性の家庭進出なく女性の社会進出はない」ということで、答えを探し求めて。
◆感想
昨年2016年に出たばかりの本です。著者は前回読んだ『忙しいビジネスマンのための3分間育児』と同じ"おおたとしまさ"さん。彼の文章は読みやすいです。
本のタイトルに対する答えだと思う箇所を要約しました。
1.「イクメンでも業績が上がる(下がらない)」を前提にするとみんな辛い(43ページ)。残業0、あるいは育休をとれば業績は下がるのが普通。受け入れよう (45ページ)
2.男性でも育休や退職ができる環境にして、「女性はリスク」を「男女ともにリスク」という意識に変えていく(163ページ)
3.国の制度ありきでは変われない。どんな社会通念も現場から変わっている(190ページ)
*1つめの要約についての私見。
「定時上がりでも好成績」「主婦が部下になっても業績改善」といった取材記事やブログ記事は多いです。好成績だから、業績アップしたから、だから定時上がりでも主婦でもいいんだよ、という主張。これってやっぱり心苦しいですよね。誰でもできることじゃないし、自分が達成しようと思ったら私生活(家事育児)が削られます。そりゃ、できるならバリバリ働いて認められたいですが、時間という物理量が同僚にかなわないのです。
*2つめの要約についての私見。
昔は入社面接で「結婚(or子作り)しますか」「結婚(or妊娠)したら会社を続けますか」という質問を女性にしていましたよね。私も何度かされました。今こんな質問をしたらセクハラ(男女差別)だとはいいますが、「女性はリスクである」という考え自体は全くなくなっていません。だって事実だもの。
現に私の会社は男性が結婚すると給与アップしますが、女性が結婚すると給与ダウンします。男性の場合は「妻子を養うんだから頑張れよ」という景気付けで昇給したりそのチャンスがもらえますが、女性の場合は育児で出社可能時間が減る上に仕事内容の重要度を落されるので、結果として給与ダウンしたあと何年もかけて細々と回復していきます。2回出産すれば5年〜10年同僚に遅れをとりますよ。
仕事量が減る(or辞める)リスクはもはや子育てだけではありませんよね。子育てが終わったら介護ですよ。これらを女性だけに押しつけるのは本当にやめませんか。本書によると、国の調査項目にすら、男性に対するアンケートで結婚/妊娠/出産後の働き方の選択(転職や退職など)がないそうです。つまり国は「男性は結婚しても妊娠しても出産してもキャリアに影響が出ない」と見なしているんですね。
*3つ目の要約についての私見。
国の制度を先に整えることは難しいのでまずは草の根運動から、とのこと。そして仕事と育児の両立ではなくて、仕事と育児の割合を選択可能にするのがいい、と。まさにダイバーシティ。嗚呼、言うは易し。でも声をあげて、情報交換や話し合いはしていこうと思っています。動いたら必ず成功するわけではないけれど、成功するためには必ず動かないと始まりませんものね。
◆関連して読みたい本
・『仕事と家族 - 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』
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Posted by ブクログ
★共感するママは多いだろうな
★これをパパが書いているので反感を買いにくいのだろう
★果たしてパパはここまで単純なのだろうか
★結局はいかに話し合い意見の出し合いをするかだろう
★タイプ別取扱説明書、いいと思う。
★ハウツー本としては高評価
★私が育児を夫に押し付けられていると強く感じたのは、子供に手を上げた夫をたしなめた時に、「じゃあ殴られないような子に育てろよ」と言われたこと。子供を育ててるのは私だけだっけ?それに、たった3歳でそんな大人に都合のいい子供に育つなんて無理だってこともわかっていない。子供は言う通りになるものでも言う通りにさせるべきものでもない、ということもわかっていない。というエピソード。話し合うべきだよなぁ…。 -
Posted by ブクログ
ずいぶん前に日能研に通っていた。
本当に楽しかったし、悔しい思いもしたし、その頃の友人とは今でも仲が良い。
当時からサピックスは知っていたがいつの間にやらエリート教育コースの一部になっていたようだ。
一方、鉄緑会の方は全く知らなかった。
この塾の指定校ではなかったし、知ったところで学力不足で行けなかっただろうが。
中学受験そのものは悪いとは思わない。
そのメリットについては、ここでは語らないが、「与えられたものに対して疑いを抱かない力が求められる」(148頁)のは問題だ。
私は教師からしてみれば良い生徒ではなかった。
理由の明確でないもについては反抗したし、説明を求めたからだ(だって自分は茶髪にパーマなのに生徒はダメなんて全く説得力がないでしょう?)。
おかげで私のことが大嫌いな教師も何人かいた。
しかし社会科教師には総じて評判が良かった。
もちろん成績が良かったのもあるだろうが、社会科は「なぜ」をどの教科よりも考えるからだと思う。
「なぜ」を考えずに大人になれば、その子供は使い捨てにされるだけだ。
王道に必要なのは「回り道」(168頁)と著者が指摘するように、最短距離を行くことだけが人生ではないのだ。
無駄を省けと皆がそれを求めたら、その社会は脆弱で誰に取っても生きにくいものになるだろう。
誰しもが何もできない赤ん坊として生まれ、思うように動けなくなる老人になるのだから。
言われたことだけをきっちりやる、このような教育を求める教育システムにも問題がある。
教育の画一性はすべてのものに等しく教育を与えrという面では大いに評価できる。
格差の小ささがこれまでの日本の教育がもたらしたメリットだ。
一方で遠回りを許さないというデメリットもある。
日本の教育はこれまでのやり方を見直す時期に来ているのかもしれない。
巻末の覆面座談会はメンバーが若いせいもあるだろうが、「代替可能な人間になりたくない」という気持ちが大きすぎると感じた。
しかし、誰もがそんな特別な人間になれるわけでもないし、取り替えが効かない人間ばかりでは社会は回らない。
必要なのは、私がいなくても回るような社会を作るために尽力することだと思う。
特別ではない、非エリートの私はそんな「歯車」であることに誇りを持って言いたい。