おおたとしまさのレビュー一覧

  • 21世紀の「男の子」の親たちへ――男子校の先生たちからのアドバイス

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    これからのAI時代を迎えるにあたって、子どもに皮膚感覚を実感させたり、実体験をさせるべき(たとえそれが失敗すると分かっていても)というような意見に大いに納得。自分の子ども時代と同じようでもいけないだろうし、かと言って気負いすぎてもいけないのだろうと思う。男の子の親ならしっかっり性の問題には向き合っていかなくてはいけないと思う。とても大事なことだと思うから。中学高校の話になるだろうけれど、そこにしっかり向き合ってくれる先生だったら親としてもとても助かる。麻布中学・高校の先生の話として語られる性的マイノリティーの比率は予想より多くて驚いた。東京などの自由な校風な学校ならマシだろうけれど、地方の学校

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    2020年01月02日
  • 新・男子校という選択

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    ネタバレ

    旧版も読んでいますが、本書は本筋ではない宮台真司のインタビューが秀逸。
    今の民主主義を「枠の外をたたく民主主義」と看破し、現在は親が劣化し枠の中でのゲームに走っているということには、ものすごく共感できる。

    親の立場でなすべきことは、いかに親の価値観を押し付けずに我慢することということか。

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    2019年12月29日
  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(新潮新書)

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    中学受験に関する最近(2018年発売)の情報が網羅できる。
    最近のトレンド校や偏差値について、男子校、女子高の価値など一通りのことがわかる。
    ちょうど今日(11/1)、2020年度からの大学受験の英語外部試験の延期が発表されたが、2020年度から始まる新しい試験方式についてもわかりやすく説明されている。
    東大受験、医学部、海外大学受験などについて、また、そのための塾についても詳しく書かれている。

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    2019年11月01日
  • 21世紀の「男の子」の親たちへ――男子校の先生たちからのアドバイス

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    読み終えたとき、泣けてきました。こんな本で泣いてしまうことは初めてでしたが、それだけ、今、自分でやるべきことを深く心に刻むとともに、子供のころ、こんなことをして欲しかったんだなぁ、と、気づいてしまったからでした。

    P52 異性とのコミュニケーション
    異性であるというデリカシーを保ちつつ、
    男女の関係を超えた対等なコミュニケーションが
    とれるかどうか?

    P84 幼児期に大切なこと
    ・身体を作ること
    ・知識よりも感性を磨くこと
    そのために、
    ・自然に親しむこと
    ・人と関わること
    ・遊ぶこと

    P85 大人と子供の違い
    ・子供は興味関心、大人は利害得失
    ・子供は好き嫌い、大人は義理とか義務
    ・子

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    2019年09月28日
  • ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち

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    さすがのおおたとしまささんの本です。
    しかも、読んでいて落ち込み過ぎない、反省を促す、最後に何をすべきなのか明確にされていて、行動につなげることができる、という、本来の書籍のあるべき姿なきがします。

    私も、反省し、改める機会になりました。

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    2019年08月04日
  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(新潮新書)

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    旅行中にさくっと読んだ本。 子供の進路のために読んだ。先すぎると思ったけど、やはり読んでよかった。

    中学受験と高校受験の対比、また中学受験はどのようなスケジュールで準備されていくのか。

    色々あーなるほどとメモを取るところが多すぎて、そしてかなりレビューするまでに時間がたってしまったので、また読まなきゃかなぁ。

    最後のインターの章は、あくまで日本にあるインター校に通わせる話のメリットデメリットだったから、海外在住だとまた視点も違うかなと思い斜め読み。その他は興味深く読めた。

    高校受験に向いてるタイプとして内申点が取れる子供、とありなるほどと思った。

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    2019年05月13日
  • 中学受験「必笑法」

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    我が家も中学受験の経験があり、受験中やそれ以降も筆者の作品は折に触れ読んできましたが、中学受験を目指すすべての親子に捧げたい、ぜひ読んでもらいたい一冊です。中学受験の意義を再確認しよりよい経験とするための必読書といえるでしょう。特に親が陥ってしまう悪しきパターンについても解説されていますので、受験前の早い段階で読んだおくと良いかもしれません。
    個人的には本の終盤で「親は無力」ということについてのセクションがあるのですが、受験当日、試験開始直前のシーンの描写があり、わが子の受験当時のことを思い出してしまいました。
    また作品中に掲載されている中学受験の子を持つ保護者からのQ&Aでは筆者の回

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    2019年03月09日
  • 受験と進学の新常識―いま変わりつつある12の現実―(新潮新書)

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    受験と進学の新常識 いま変わりつつある12の現実。おおたとしまさ先生の著書。社会全体の変化は凄まじいけれど、受験と進学の変化も凄まじい。ひと昔前の常識が非常識に、非常識が常識に変化している。日本の学校教育は閉鎖的で国際的には時代遅れなところも多いし、本当に優秀な子供たちは海外留学をする時代になっているのかも。

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    2018年12月11日
  • ルポ東大女子

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    ■東大生の強み「東大力」
    ・与えられた課題の本質をきちんと理解し,
    ・課題の達成に影響する要因を掌握し,うまく調整した上で,
    ・スケジュールをきっちり立てて,その通りにひたすら邁進し,
    ・誰からも文句を言われないような形で完遂することができる力
    ■東大生の弱点
    ①寄り道せずに損をする
    ②人生の「お題」が立てられない
    ③流行オンチと貧乏性
    ■女性の活躍を阻む4つのバイアス
    ①パフォーマンス・バイアス(成果に対するバイアス)
    ・女性は男性よりも厳しい評価を受けやすい
    ・男性は能力を見込まれて雇用されたり昇進したりするが女性が雇用されたり昇進したりするためには実績が求められる
    ②パフォーマンス・アト

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    2018年09月17日
  • 名門校の「人生を学ぶ」授業

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    どんな時代になっても生きていける力
    生き抜くための足腰を鍛えるためには受験勉強だけでは足りないんです。

    本書では集団学習の大切さが書かれていたように思います。
    集団の中で個人がどう考えるか。
    個人の考えが集団の中で伝播するときに思考が飛躍的に進むスピードを感じれると思います。

    うちの娘は類塾の自考力を高めることの大切さを学びました。
    自考力が高まれば集団学習の中でも意見が出来て分からないことがみんなの思考に補われて解決に進むことを学んだようです。

    今は進学校に進んだので周りのレベルに気圧されてますが上手く自分の居場所を見つけているようです。
    さて息子はどうなるか今一番気になることです。

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    2017年11月10日
  • パパのトリセツ

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    パパを家電やロボットのように扱い、面白おかしく書いているかと思いきや、先輩パパからのママへのお願いや謝罪のような本。パパが読んでみて、ママのことを思ってみるのもいい読み方。夫婦でコミュニケーションしてみようかなと思える本。

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    2017年08月03日
  • 男の子 育てにくい子ほどよく伸びる

    購入済み

    育てにくい息子

    発達遅め、我が強くイヤイヤ期の息子の育児に行き詰まり酷い時は一緒に死のうかとまで思いこのままではヤバイと思いこの本を買いました。
    色んな男の子の育児本読みましたが、この本を読んですごく前向きになれました。余裕がなく、ヒステリックに怒ってばかりの毎日でしたが息子の長所を無くすような育児をしていた事に気がつき反省。
    周りの目ばかり気にいてダメばかり言うのはもうやめようと思いました。

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    2016年11月12日
  • 名門中学の入試問題を解けるのはこんな子ども 問題に込められたメッセージを読み解く

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    問題の解説から読みとく各学校毎の問題文が単に合否をわける無機質な「モノ」ではなく、人としての在り方という血の通った暖かくも激しいものだということを感じとれました。

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    2015年09月09日
  • 忙しいビジネスマンのための 3分間育児

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    仕事を効率化して、家族時間を捻出するとのは、危険な幻想。ますます、仕事が増える。
    サバイバル育児より、サステイナブル育児へ。

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    2014年11月12日
  • 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき

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    ネタバレ

    小説ではなく、実話を元にした創作なので学校や塾の名前が全て実名なのが珍しい。「いもいも」や「うのき」なんかは知らなかった。最後の解説もとてもためになる。

    父親が熱心なアユタはサレジオなど神奈川男子校を受験。第1志望は落ちるが、鎌学と中大横浜に受かって、共学校の中大横浜を選択。

    発達は怪しいが天才形のハヤトは灘開成筑駒の三冠を目指す。母親はハヤトが出来すぎるため他を見下し始めるし、父親が本当にダメ。メンタルボロボロでどこも受からず家庭崩壊。

    コズエは普連土や香蘭など都内女子校を家族と力を合わせて受験。家族の絆も深まる。

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    2025年12月01日
  • ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち

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    教育虐待とは、「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行ういきすぎた、しつけや教育のことである。
    ここ数年でメディアでも取り上げられ、認知されるようになった。教育虐待が昨今増えたわけではなく昔から存在していた。しかし、近年はその構造がより複雑化しているといえる。
    勉強ができることは大前提で、しかし、お勉強ができるだけではダメだとされ、現代の子どもは幼少のころからあらゆる習い事をかけもちして負担が増えている。

    行き過ぎた教育虐待は、子供を追いつめ、極端な例だと殺人や自死につながる。
    しかし、そこまでいかなくても、うつ病になったり生きづらさを抱えたりと、あらゆる弊害があることが確認されてい

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    2025年11月27日
  • ルポ 森のようちえん SDGs時代の子育てスタイル

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    ネタバレ

    まあまあ面白かった。私が自然を外在させてるせいか、理解しきれないところもあったけども。もう一歩自然に溶け込む勇気が欲しいなぁー

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    2025年09月28日
  • 新・女子校という選択

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    馬場典子さん紹介コーナーにて
    「道に空き缶が落ちていたとき。桜蔭生は読書に夢中、気づいかない。雙葉生は拾ってゴミ箱に。女子学院生は缶蹴りを始める!」
    非常に受けた‼️

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    2025年09月22日
  • 子どもの体験 学びと格差 負の連鎖を断ち切るために

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    本来の学びとは何かを考えさせられた一冊でした。
    子供にどのような体験をさせたいのか(させるのか)を改めて考えさせられる一冊になりました。

    昨今の非認知能力主義に対して一石を投じる内容にもなっています

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    2025年09月12日
  • 超中学受験論 偏差値 学歴 競争社会を超えた「成長と充実」へ

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    理想論的な部分も目に付くが、それも著者自身の経験や教育に携わるキャリアからのものと思えば、首肯すべき部分もあるのだろう。教育業界の構造の歪さや、生活を成り立たせる以上の意味を見いだせない教育従事者への批判などは、人手不足の現代において難しい面もあるように思うが、他者の人生に寄与できる最良の期間として中学受験に関わろうとする意思などは、経験に基づく一つメタに立った視点だなと関心したり。

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    2025年08月20日