おおたとしまさのレビュー一覧
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これからのAI時代を迎えるにあたって、子どもに皮膚感覚を実感させたり、実体験をさせるべき(たとえそれが失敗すると分かっていても)というような意見に大いに納得。自分の子ども時代と同じようでもいけないだろうし、かと言って気負いすぎてもいけないのだろうと思う。男の子の親ならしっかっり性の問題には向き合っていかなくてはいけないと思う。とても大事なことだと思うから。中学高校の話になるだろうけれど、そこにしっかり向き合ってくれる先生だったら親としてもとても助かる。麻布中学・高校の先生の話として語られる性的マイノリティーの比率は予想より多くて驚いた。東京などの自由な校風な学校ならマシだろうけれど、地方の学校
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読み終えたとき、泣けてきました。こんな本で泣いてしまうことは初めてでしたが、それだけ、今、自分でやるべきことを深く心に刻むとともに、子供のころ、こんなことをして欲しかったんだなぁ、と、気づいてしまったからでした。
P52 異性とのコミュニケーション
異性であるというデリカシーを保ちつつ、
男女の関係を超えた対等なコミュニケーションが
とれるかどうか?
P84 幼児期に大切なこと
・身体を作ること
・知識よりも感性を磨くこと
そのために、
・自然に親しむこと
・人と関わること
・遊ぶこと
P85 大人と子供の違い
・子供は興味関心、大人は利害得失
・子供は好き嫌い、大人は義理とか義務
・子 -
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旅行中にさくっと読んだ本。 子供の進路のために読んだ。先すぎると思ったけど、やはり読んでよかった。
中学受験と高校受験の対比、また中学受験はどのようなスケジュールで準備されていくのか。
色々あーなるほどとメモを取るところが多すぎて、そしてかなりレビューするまでに時間がたってしまったので、また読まなきゃかなぁ。
最後のインターの章は、あくまで日本にあるインター校に通わせる話のメリットデメリットだったから、海外在住だとまた視点も違うかなと思い斜め読み。その他は興味深く読めた。
高校受験に向いてるタイプとして内申点が取れる子供、とありなるほどと思った。 -
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我が家も中学受験の経験があり、受験中やそれ以降も筆者の作品は折に触れ読んできましたが、中学受験を目指すすべての親子に捧げたい、ぜひ読んでもらいたい一冊です。中学受験の意義を再確認しよりよい経験とするための必読書といえるでしょう。特に親が陥ってしまう悪しきパターンについても解説されていますので、受験前の早い段階で読んだおくと良いかもしれません。
個人的には本の終盤で「親は無力」ということについてのセクションがあるのですが、受験当日、試験開始直前のシーンの描写があり、わが子の受験当時のことを思い出してしまいました。
また作品中に掲載されている中学受験の子を持つ保護者からのQ&Aでは筆者の回 -
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■東大生の強み「東大力」
・与えられた課題の本質をきちんと理解し,
・課題の達成に影響する要因を掌握し,うまく調整した上で,
・スケジュールをきっちり立てて,その通りにひたすら邁進し,
・誰からも文句を言われないような形で完遂することができる力
■東大生の弱点
①寄り道せずに損をする
②人生の「お題」が立てられない
③流行オンチと貧乏性
■女性の活躍を阻む4つのバイアス
①パフォーマンス・バイアス(成果に対するバイアス)
・女性は男性よりも厳しい評価を受けやすい
・男性は能力を見込まれて雇用されたり昇進したりするが女性が雇用されたり昇進したりするためには実績が求められる
②パフォーマンス・アト -
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どんな時代になっても生きていける力
生き抜くための足腰を鍛えるためには受験勉強だけでは足りないんです。
本書では集団学習の大切さが書かれていたように思います。
集団の中で個人がどう考えるか。
個人の考えが集団の中で伝播するときに思考が飛躍的に進むスピードを感じれると思います。
うちの娘は類塾の自考力を高めることの大切さを学びました。
自考力が高まれば集団学習の中でも意見が出来て分からないことがみんなの思考に補われて解決に進むことを学んだようです。
今は進学校に進んだので周りのレベルに気圧されてますが上手く自分の居場所を見つけているようです。
さて息子はどうなるか今一番気になることです。
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購入済み
育てにくい息子
発達遅め、我が強くイヤイヤ期の息子の育児に行き詰まり酷い時は一緒に死のうかとまで思いこのままではヤバイと思いこの本を買いました。
色んな男の子の育児本読みましたが、この本を読んですごく前向きになれました。余裕がなく、ヒステリックに怒ってばかりの毎日でしたが息子の長所を無くすような育児をしていた事に気がつき反省。
周りの目ばかり気にいてダメばかり言うのはもうやめようと思いました。 -
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教育虐待とは、「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行ういきすぎた、しつけや教育のことである。
ここ数年でメディアでも取り上げられ、認知されるようになった。教育虐待が昨今増えたわけではなく昔から存在していた。しかし、近年はその構造がより複雑化しているといえる。
勉強ができることは大前提で、しかし、お勉強ができるだけではダメだとされ、現代の子どもは幼少のころからあらゆる習い事をかけもちして負担が増えている。
行き過ぎた教育虐待は、子供を追いつめ、極端な例だと殺人や自死につながる。
しかし、そこまでいかなくても、うつ病になったり生きづらさを抱えたりと、あらゆる弊害があることが確認されてい